~生徒を見守るサービスとともに、いじめ解決の情報提供を強化~
株式会社ガイアックスは、のべ3,330校導入の学校非公式サイト対策「スクールガーディアン」事業において、いじめ防止法制定に長年取り組んできた一般財団法人いじめから子供を守ろうネットワークと提携し、いじめ解決のための情報提供およびアドバイスを行います。
今後もネットいじめを未然防止する情報モラル教育やソーシャルメディアリテラシー講座の提供、いじめを早期発見するソーシャルメディアのモニタリング、いじめを解決する情報提供と、トータルでネットいじめの解決に取り組んでまいります。
株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田祐司、証券コード:3775 、以下ガイアックス)は、のべ3,330校導入の学校非公式サイト対策「スクールガーディアン」事業において、いじめ防止法制定に長年取り組んできた一般財団法人いじめから子供を守ろうネットワーク(代表:井澤一明、東京都品川区)と提携し、いじめ解決のための情報提供およびアドバイスを行います。
ガイアックスでは、今後もネットいじめを未然防止する情報モラル教育やソーシャルメディアリテラシー講座の提供、いじめを早期発見するソーシャルメディアのモニタリング、いじめを解決する情報提供と、トータルでネットいじめの解決に取り組んでまいります。
● いじめ防止推進法の施行。ネットパトロールも予算化へ
いじめ防止対策推進法の施行まで約1ヶ月を切り、政府主導のもと、様々な取り組みが進んでいます。
文部科学省では、いじめが深刻化する前の兆しをいち早く見つけるための対策を進めており、インターネットでのいじめや中傷の書き込みをすぐに見つけるため、いわゆるネットパトロールを行う費用を各地の教育委員会に補助する方針を固めたとの報道もされました。(NHKニュース・8月11日)。
このネットパトロールは弊社が2007年から始めた取り組みで、いじめ・トラブルの発見だけでなく、いじめの解決においてもっとも重要であるいじめの予兆発見に効果があると、今、注目されています。
● 相談できないいじめの予兆がネットに トラブル防止から見守るモニタリングへ
学校非公式サイト対策「スクールガーディアン」は、時流に合わせて、トラブルの防止から生徒を見守るサービスへと変化してきました。2007年から始めたサービスは、ネット上のトラブルを発見するためパトロールを行っており、誹謗中傷や個人情報の書き込みなど、問題を誘発する情報を吸い上げ、学校に報告しています。
しかし、2年ほど前から、ネットいじめが社会で大きく扱われるようになり、インターネット上に悩みを書き込む人がいることが分かりました。学校でのいじめ、家庭での暴力など、自分の居場所がない人が、ネット上に居場所を求めて書き込みをします。
そのため、「スクールガーディアン」が行うネット上のモニタリング基準には、写真や携帯電話番号などの個人情報だけでなく、「学校に行っても話す人がいない」「行きたくない」「死にたい」「いなくなりたい」など、学校生活の悩みも含めています。このような学校生活の悩み、自殺願望、いじめに関する記述があれば、すぐに学校、教育委員会に報告する体制をとり、トラブル発見だけでなく、生徒を見守ることに注力しています。
● ソーシャルメディアから、いじめの予兆や炎上の火種となる迷惑行為を発見
弊社が学校関係者に報告する投稿は、写真など含めた個人情報が7~8割で、それを除くと、いじめ、飲酒喫煙などの違法また迷惑行為、生徒の悩みで構成されています。ソーシャルメディアを幅広くモニタリングしているため、報告対象となる投稿は、ブログやミニブログなどからの抽出が7~8割と、大きな割合を占めています。
なお、報告対象となる投稿は、いじめ・中傷表現、違法行為、個人情報、そして、生徒指導につながる不健全な出会い、悩み、公共における迷惑行為、授業妨害や暴力や加害行為と多岐にわたっています。弊社ではこういった投稿も含めたモニタリングと学校への報告により、子どもがネットを安全に利用できるように取り組んでいます。
● 7年間「いじめ防止法」制定を訴えてきた唯一の団体
いじめを子供から守ろうネットワークは、いじめを受けた子の保護者が中心となり、2007年に発足しました。全国各地でのシンポジウムや、小中高等学校にいじめ防止ポスターの掲示活動(ポスター掲示校は約1万3千校。全小中高校3万9千校の約3分の1(2013年3月現在))などに取り組み、いじめ防止法の制定については7年前より訴えてきた団体です。個別にいじめ相談にも応じ、5,000件以上(2013年8月現在)の相談に対応しています。過去に自民党衆議院議員の義家弘介氏が団体のアドバイザーを務めていました。
● いじめ解決の鍵は予兆を見逃さず、教員や保護者が行動すること
いじめの解決には時間がかかります。解決を長引かせている一番の障壁は、生徒たちはいじめに気付いているものの、学校や教員が誤解を防止するため、確実にいじめと判断できるまで保護者に報告できないことです。
重要なのは、保護者はいじめに立ち向かう決意を持ち、「いじめ被害事実」を時系列でまとめ文章にし、学校長に「要望書」を提出し、いじめ解決を依頼する。それでも学校が対応しない場合には、教育委員会、警察、法務局、議員、マスコミ等を巻き込み学校に迫り、教員や保護者が早期に行動できるかです。
● 過去のいじめ対策のケーススタディにプロの情報提供、アドバイスを付加
いじめ解決のプロフェッショナルであるいじめを子供から守ろうネットワークと提携することで、弊社のネットいじめ防止の情報モラル教育、ネットパトロール、過去の各学校で取り組まれたネットいじめ対策のケーススタディなどに、いじめの専門家の知見も含めた情報提供・アドバイスが加わります。ガイアックスでは、今後も多面的に学校現場を支援し、いじめの解決に取り組んでまいります。
■ 関連URL
スクールガーディアン http://solution.gaiax.co.jp/schoolguardian/
一般財団法人いじめから子供を守ろうネットワーク http://mamoro.org
■ 著作権表記
(C) 2013 GaiaX Co.Ltd. All rights reserved.
■ 株式会社ガイアックス 概要
設立:1999年3月5日
資本金:1億円
代表執行役社長:上田祐司
従業員数:186名
本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 KSS五反田ビル7F・8F
事業内容:ソーシャルコミュニティサービスの企画・開発・運営及びソーシャルコミュニティを中心とする各種ASPの提供・コンサルティング
【お問い合わせ先】
株式会社ガイアックス オンラインマーケティング部 担当者: 河本(かわもと)
TEL:03-5759-0334 FAX:03-5759-0303