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公益社団法人 日本アロマ環境協会

ハッカ精油のクールダウン作用

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~実験により、ハッカ精油が体感温度を下げる結果に~

公益社団法人 日本アロマ環境協会(略称:AEAJ、東京都中央区)は、北海道大学 大学院工学研究院の若林斉先生との共同研究で、ハッカ精油の希釈液を肌につける実験を行ったところ、体感温度が下がり、夏場の快適感がアップする結果が得られました。

爽やかで清涼感のある香りのハッカ精油は、夏によく用いられる精油の一つです。今回の実験では、ハッカ精油の希釈液を肌に付けたときに、生理指標や体感温度にどのような影響を与えるか測定を行いました。その結果、高温時の全身温冷感(体感温度)が下がり、快適感が上がることが確認されました。

<実験概要>
対象 : 健康な青年男性6名(22歳~24歳)
精油 : ハッカ精油
実験方法 : 室温34℃の部屋で、ハッカ精油を2%濃度に希釈したアロマスプレーを肌に塗布した場合と、基材(水、エタノール)のみを塗布した場合の血流量や皮膚温度、体感などを測定し、比較した。

<実験結果>
●ハッカ精油の希釈液を塗布したときの全身温冷感は、基材のみを塗布した場合と比較して低くなりました。
このことから、ハッカ精油の希釈液を塗布すると涼やかに感じることが推測されます。

●ハッカ精油の希釈液を塗布したときの快適感は、基材のみを塗布した場合と比較して高くなりました。
このことから、ハッカ精油の希釈液を塗布すると高温の不快感が和らぐことが推測されます。

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