AIエージェント時代の新たなリスクに対応する、次世代セキュリティ あらゆるAI環境のエージェント、アプリ、データの可視化・制御・保護を統合的に提供
クラウドとAI時代に対応した最新のセキュリティとネットワーク技術で業界をリードするNetskope Japan(本社:東京都千代田区 以下、Netskope)は、Netskope One AI Securityを発表しました。これはNetskope Oneプラットフォームに統合されたAIセキュリティ機能群であり、AIエコシステム全体を可視化・保護し、その展開を加速します。
日本におけるAI導入は急速に進んでいます。Netskopeの調査によると、日本に拠点を置く組織の80%で従業員が生成AIを利用しており、1年前の69%から増加しています。そして、AIの使用者数と使用頻度が増加するにつれ、プロンプトへの機密データの入力や文書アップロードによるリスクが顕在化しています。日本の組織では現在、生成AI関連のデータポリシー違反が月平均500件以上発生しており、グローバル平均(月223件)の2倍を上回る水準に達しています。違反の内、規制対象データが48%を占め、知的財産(38%)、ソースコード(9%)、パスワードとAPIキー(5%)と続きます。これらのデータは、Netskope One AI Securityとともに公開した、AIの導入状況や新たなリスクを世界規模で追跡する業界初の指標『AI Index』に基づいています。
こうした背景には、AIアプリケーションやエージェント、データの利用状況を十分に可視化できていないという課題があります。従来のセキュリティ対策では、AIを介したデータの流れや利用実態を把握しきれず、結果としてデータ流出や不適切利用のリスクが高まっています。
Netskope One AI Securityは、完全に統合された単一プラットフォーム上で、利用中のAIアプリケーション、モデル、エージェント、ツールに対する包括的な可視化、把握、リアルタイム制御を提供します。また、それぞれに固有のリスクを分析し、エコシステム全体における安全なAI導入を促進します。
さらにAIサービスへの接続遅延を効率的に最適化する一連の機能であるNetskope NewEdge AI Fast Pathの機能も提供します。NewEdge AI Fast Pathの高性能アクセスと、Netskope One AI Securityのインテリジェントでコンテキストを考慮したゼロトラスト制御を組み合わせることで、エンタープライズAI向けに最適化されたパフォーマンス、レジリエンス、セキュリティを統合的に提供します。
Netskope One AI Securityは主に以下の機能を提供します。
- Netskope One Agentic Broker:承認済み・未承認を問わず、すべてのMCPトランザクションに対する可視性と制御を提供し、組織がエージェント型AIとのやり取りを安全に管理できるようにします。
- Netskope One AI Guardrails:プロンプトインジェクションやジェイルブレイクなどのAI固有の脅威を防止し、大規模言語モデル(LLM)のコンテンツモデレーションを提供することで、責任あるAI利用を可能にします。
- Netskope One AI Gateway:組織が自社でホストまたは構築するプライベートAIアプリやLLMに対してセキュリティポリシーの検査と適用を行います。
- Netskope One AI Red Teaming:攻撃者を想定したシミュレーション(レッドチーミング)を実行し、脆弱性を特定するとともに、LLMおよびAIアプリケーションの安全性リスクを評価します。
企業によるAIへの投資は、急速なペースで拡大し続けています。IDCによると、世界の企業によるAI関連支出は2025年には2,418億ドルに達し、2029年までに8,673億ドルを超えると予測されています*1。一方で、こうしたAIの急速な普及は重大なセキュリティギャップも生み出しています。従来型のセキュリティ製品を利用している組織では、AIベースのアプリケーション、プライベートおよびパブリックのAIモデル、AIエージェントやツールにおいて、自社データがどのように利用されているかを十分に可視化できていません。その結果、AIシステムがセキュリティ対策を迂回し、データの流出、プロンプトの悪用、不適切な利用といったリスクを引き起こす可能性があります。
Netskope One AI Securityは、完全に統合された単一プラットフォーム上で、利用中のAIアプリケーション、モデル、エージェント、ツールに対する包括的な可視化、把握、リアルタイム制御を提供します。また、それぞれに固有のリスクを分析し、エコシステム全体における安全なAI導入を促進します。さらにNetskopeのお客様は、AIサービスへの接続遅延を効率的に最適化する一連の機能であるNetskope NewEdge AI Fast Pathのメリットもご利用いただけます。NewEdge AI Fast Pathの高性能アクセスと、Netskope One AI Securityのインテリジェントでコンテキストを考慮したゼロトラスト制御を組み合わせることで、エンタープライズAI向けに最適化されたパフォーマンス、レジリエンス、セキュリティを統合的に提供します。
Netskope Japan株式会社のバイスプレジデント兼カントリーマネージャー権田裕一は、次のように述べています。「AIの時代が到来し、高性能なセキュリティとネットワーキングに新たな基準が求められています。日本国内においても、AIの導入は急速に拡大しており、近い将来多くの企業がAIエージェントの活用を進めるでしょう。そして、今後10年間はAIを活用する企業が主導する時代になると確信しています。Netskope OneプラットフォームとNewEdgeネットワークを組み合わせた当社のアーキテクチャは、こうした新しい技術を安心して活用するために設計された基盤そのものです。このアーキテクチャは、現代のAIエコシステムが生み出す複雑なデータフローに対応すべく、AIネイティブな基盤として設計されています。また、新たなAIセキュリティ製品群とAI Fast Pathインフラの提供開始により、推論処理のスピードに対応した高度なリアルタイム保護を実現します。」
Netskope One AI Security主要機能
Netskope One Agentic Broker
- AIエージェントとデータソース間のMCPトラフィックを解析し保護することで、エージェント型AIエコシステムに対する一元的な可視性とリアルタイムの保護を提供します。
- AIエージェントが企業のデータソースとどのようにやり取りするかについて、リアルタイムの監視と統制を提供します。
- 機密性の高い企業データを保護すると同時にエージェント型自動化のスピードと拡張性を実現する、一貫したセキュリティ体制を確保します。
Netskope One AI Guardrails
- すべてのユーザーおよび自動化エージェントとのやり取りにおいて、リアルタイムのコンテンツモデレーターとして機能することで、ジェイルブレイクやプロンプトインジェクションなどの新たな攻撃から組織を保護します。
- Netskope One DLPおよびThreat Protectionとシームレスに統合し、単一のビューで表示することで、セキュリティチームが断片化されたアラートを管理する必要をなくし、検知結果のコンテキストを把握しやすくします。
- 企業に法的リスクや評判低下のリスクをもたらすような、差別的コンテンツ、著作権侵害、不適切なコンテンツを自動的に検知し、ブロックします。
- 検知結果をMITRE ATLASおよびLLM向けOWASP Top 10にマッピングすることで、攻撃者の戦術に先手を打つことを可能にします。
Netskope One AI Gateway
- Netskope AI Securityの制御機能を拡張し、クラウド経由で検査されないプライベート環境(オンプレミス、仮想プライベートクラウド)におけるエージェント型AI関連の通信を保護します。これにより、認証、トラフィック管理、コンテンツ検査を一元化します。
- 組織がアプリとLLM間のやり取りを保護し、エージェントのデータフローが適切に管理され、安全を確保できるよう支援します。
Netskope One AI Red Teaming
- Netskopeの保護機能を開発サイクルにまで拡大し、プライベートAI環境における脆弱性を未然に防止・排除します。
- AIモデルを数千件規模のシミュレーション攻撃にさらすレッドチーミングによって、複雑なマルチターンの攻撃がAIモデルの既存のセキュリティ対策をどのように回避しうるかを特定することで、パフォーマンスの劣化を防ぎます。
Netskope One Agentic Broker、Netskope One AI Gateway、Netskope One AI Guardrails、およびNetskope One AI Red Teamingは、すべて一般提供が開始されています。日本国内でのサポートについては順次提供予定です。
また、NetskopeのAIセキュリティ、パフォーマンス、分析に関する最新情報は、Netskope.com/AIをご覧ください。
*1 IDC「Worldwide Artificial Intelligence IT Spending Forecast 2025-2029」(2025年8月, IDC #US53688725)
Netskopeについて
Netskope(NASDAQ: NTSK)は、クラウドおよびAI時代の最新のセキュリティとネットワーク技術で業界をリードしています。人、デバイス、データに加え、エージェント、アプリケーション、ツール、LLMを含むAIエコシステム全体に対して、最適化されたアクセスとリアルタイムのコンテキストベースのセキュリティを提供し、セキュリティチームとネットワークチームの両方のニーズに応えることができます。Fortune 100企業の30社以上を含む数千社のお客様が、Netskope Oneプラットフォーム、ゼロトラストエンジン、そして強力なNewEdgeネットワークを信頼し活用しています。これらのソリューションにより、あらゆるクラウド、AI、SaaS、ウェブ、プライベートアプリケーションの利用状況を可視化し、セキュリティリスクの低減とネットワーク性能の向上を実現しています。
詳しくは、netskope.com/jpをご覧ください。
将来の見通しに関する記述
本プレスリリースには、当社の信念、想定、および現時点で入手可能な情報に基づく将来の見通しに関する記述が含まれています。これらの将来の見通しに関する記述には、AIの成長や、AIが企業に与える影響が含まれます。本プレスリリース内の将来の見通しに関する記述は、1995年米国私的証券訴訟改革法(the U.S. Private Securities Litigation Reform Act of 1995)に基づくセーフハーバー規定の適用対象です。実際の結果は、AIの導入状況や顧客の購買判断に関連する要因を含む様々な要因により、本プレスリリースに記載された内容と大きく異なる可能性があります。本プレスリリースに含まれる将来の見通しに関する記述は、公開日時点でNetskopeが入手可能な限られた情報に基づいたものであり、これらの情報は今後変更される可能性があります。また、将来新たな状況が入手可能となった場合でも、Netskopeは必ずしも当該情報を更新するものではありません。
本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先
Netskope 広報事務局 (合同会社NEXT PR内)
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