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『Assigning Refugees to Landlords in Sweden』トミー・アンダーソン (Tommy Andersson)著 論文読書会開催のお知らせ

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「価格のつかない市場」を設計する論文を読む――難民の住宅割り当てをマッチング理論で解いた実装研究から、人材配置と制度設計への応用を考える

AIマネー大学株式会社(本社:東京都練馬区、以下「当社」)は、2026年ノーベル経済学賞の選考を担うスウェーデン王立科学アカデミー選考委員会で委員を務めるルンド大学のトミー・アンダーソン(Tommy Andersson)教授の論文「Assigning Refugees to Landlords in Sweden: Efficient, Stable, and Maximum Matchings(スウェーデンにおける難民と家主のマッチング――効率的・安定的・最大のマッチング)」(『Scandinavian Journal of Economics』2020年)をテーマとした論文読書会を開催いたします。

本読書会は、山中裕が少数株ドットコム株式会社より発表したプレスリリース『2026年ノーベル経済学賞を大胆予測――「実証革命の社会装填」と法・制度への実装が拓く新たな潮流』(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000471.000158730.html)を受け、ノーベル経済学賞の選考を担うスウェーデン王立科学アカデミー選考委員会のメンバーの代表論文を一本ずつ原典で読み込む「2026年ノーベル経済学賞【選考委員編】論文読書会」シリーズの第2回として実施するものです。第2回は、設計したアルゴリズムを実際の行政に持ち込んできた「実装する研究者」アンダーソン教授の、名を国際的に知らしめた論文を取り上げます。

本論文は、アンダーソン教授がラース・エーラース(Lars Ehlers)教授とともに、スウェーデンの難民の住宅割り当て問題をマッチング問題として定式化し、実際に運用可能なアルゴリズムを設計したものです。難民として認定された人々は、居住先の自治体が決まっても住む家を自力で見つけなければならず、言語の壁と信用情報の欠如から、受け入れ余力のある自治体に空き住宅があるのに難民世帯は大都市周辺の過密な住環境に留まる、というミスマッチが生じていました。

本論文の特徴は、難民世帯の属性と家主が提供する住宅の属性の間に選好を定義し、参加者が組み直したくならない「安定性」と取りこぼしのない「効率性」を同時に満たす割り当てを計算したうえで、可能な限り多くの世帯に住まいを確保する「最大マッチング」という基準を加えた点にあります。住宅の広さの法定基準、世帯を分割できないこと、家主の拒否権といった現実の制約を組み込んでなお計算可能なアルゴリズムを作り、自治体で実際に運用に持ち込みました。「机上の最適解」ではなく「実装できる次善解」を出すことがマーケットデザインの本領であることを示した仕事です。

本読書会では、価格を使えない市場とは何か、安定性・耐戦略性・効率性はなぜ同時に満たせないのか、受入保留方式(2012年ノーベル経済学賞)から本論文への発展、そして社内の人材配置、採用のマッチング、公的資源の配分やプラットフォーム設計への応用を主な論点として議論を行います。ゲーム理論、マーケットデザイン、人事・組織設計、公共政策、中長期投資に関心のある方にとって、有益な学びと対話の場となることを目指しています。

なお、本論文は『Scandinavian Journal of Economics』誌のウェブサイト(英語原文、https://doi.org/10.1111/sjoe.12362)のほか、著者の公式ページなどから入手できます。事前にお読みいただいたうえでのご参加を推奨いたしますが、当日は山中裕が論文の要旨を日本語で解説いたしますので、未読の方もご参加いただけます。

論文URL:https://doi.org/10.1111/sjoe.12362
■論文情報
著者:トミー・アンダーソン(Tommy Andersson) ほか
題名:Assigning Refugees to Landlords in Sweden: Efficient, Stable, and Maximum Matchings
掲載誌:Scandinavian Journal of Economics, Vol. 122, No. 3(2020年7月号), pp. 937-965
論文URL:https://doi.org/10.1111/sjoe.12362
■著者プロフィール
トミー・アンダーソン(Tommy Andersson)氏
ルンド大学経済学教授。専門はゲーム理論、とりわけマーケットデザインとマッチング理論です。理論家であると同時に、設計したアルゴリズムを実際の行政に持ち込んできた「実装する研究者」として知られ、難民の住宅割り当てのほか、参加者が正直に希望を申告する誘因を保ったまま可能な限り低い価格で市場を清算する「最小価格均衡」など、価格が部分的に使える不可分財の割り当て問題の研究でも知られます。
■開催概要
テーマ:『Assigning Refugees to Landlords in Sweden』(著:トミー・アンダーソン(Tommy Andersson))論文読書会
シリーズ:2026年ノーベル経済学賞【選考委員編】論文読書会 第2回
講師:山中裕(AIマネー大学株式会社 コンサルタント兼学長)
開催日:2026年9月下旬
開催形式:Zoomオンラインウェビナー開催
参加費:無料(事前登録制)
対象者:投資家、経営者、人事・組織設計・経営企画のご担当者、行政・公共政策に関わる方、プラットフォーム事業に携わる方、経済学を学ぶ学生・大学院生
申込方法:aimoneyuniversity@aimu.info 宛てに、件名へ「『Assigning Refugees to Landlords in Sweden』論文読書会参加希望」と明記してお申し込みください。
主催:AIマネー大学株式会社
■講師プロフィール
山中 裕(やまなか・ゆたか)

1976年東京都文京区生まれ、練馬区育ちの日本を代表する投資家。ADHDや難読症に苦しみながらも、独自の学習法を開発し、東京大学経済学部を総代で卒業後、コロンビア大学大学院(金融工学)修士号取得、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。

保谷硝子(現HOYA株式会社)創業者のひとり、山中茂の孫。世界的にも「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究により、2010年代初頭にNVIDIAに着目したほか、ブロードコムや、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどの銘柄を早期に発掘して、投資を実行し、極めて高いリターンをあげることに成功した。

日本国内では、株主提案実務を牽引し、2010年、HOYAに創業家株主として15議案の株主提案を提出。役員報酬の個別開示(45パーセント強の賛成)、社外取締役のみの経営会議設置、株主提案説明文字数の拡大(4,000字)など、ガバナンス改革を求める内容で、ISS・Glass Lewis・日本プロクシー・ガバナンス研究所の3社すべてから、複数の議案で、賛成推奨を受け、2011年にはハーバード大学法科大学院で講演し、その後も、みずほFG・MUFG・りそなHDなどでも40%台の支持を集める株主提案を実施した。

株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件で、2025年勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。コーカサス地方のジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開し、代理出産などを含む医療サービスも手がけている。

投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1,000社超、非上場企業200社超の株主。座右の銘は故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の日本ハムファイターズファンでもある。
■本読書会の関連資料
【山中裕が語る2026年ノーベル経済学賞 選考委員2.】トミー・アンダーソン(ルンド大学)――「価格のつかない市場」を設計する、マッチング理論の実務家(少数株ドットコム株式会社広報noteにて近日公開)

株主提案権制限に反対の論陣をはる 代表 山中 裕が2026年ノーベル経済学賞を大胆予測――「実証革命の社会装填」と法・制度への実装が拓く新たな潮流

・論文(Scandinavian Journal of Economics):https://doi.org/10.1111/sjoe.12362
・トミー・アンダーソン(Tommy Andersson)ルンド大学 公式ページ:https://portal.research.lu.se/en/persons/tommy-andersson/
・ノーベル経済学賞 公式サイト(The Nobel Prize):https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/
【関連リンク】
男女産み分けドットコム:https://danjo-umiwake.com
CapitalJusticeLab:https://capital-justice-lab.com/
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【本件に関するお問い合わせ先】
AIマネー大学株式会社
担当部署:方法担当窓口 aimoneyuniversity@aimu.info

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