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ヤンマーホールディングス株式会社

高能率で高精度な収穫作業を可能にするにんじん収穫機(1条掘り)を発売

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ヤンマーホールディングス株式会社のグループ会社であるヤンマーアグリ株式会社(本社:岡山県岡山市、社長:増田長盛、以下YAG)は、にんじん収穫機 (1条掘り)のモデルチェンジを行い、4月1日に発売します。

国内で消費されるにんじんの国産割合は8割以上と高く、今後も安定的な生産が求められています。しかしながら、重量野菜であるにんじんの収穫・調製・出荷作業は生産者への労働負荷が大きく、作付面積は減少傾向にあります。
そこで、にんじん収穫機の能率向上と高精度な調製を実現する機能を追加することで、収穫作業の省人化と軽労化を可能にしました。

今後もYAGは、お客様のニーズに応えるとともに持続可能な農業の発展に貢献してまいります。

商品概要

商品名:にんじん収穫機HN114 (1条掘り)
発売日:2021年4月1日
商品価格:3,300,000~3,350,000円(税抜、メーカー希望小売価格)

主な特長

(1)最大0.94m/秒の掘取り速度で高能率な収穫作業
14.5馬力の高出力エンジンを搭載することで、従来機に比べ約10%速い0.94m/秒の収穫作業を可能にしました。これにより、収穫能率も10%向上し、1時間あたり最大約24,200本の収穫が可能です。
「掘取り」、「根切り」、「茎葉カット」、「残葉処理」、「選別 (補助者作業) 」、「収容」の6つの工程を1台で同時に行え、高能率な作業を実現します。
にんじんへの泥の付着が多い場合、付属品の「泥落とし装置」を装着することで掘取り直後に泥を落としますので、後工程作業における手間を軽減します。

(2)高速作業でもスムーズな操作が可能な「マルチパワステレバー」
1本のレバーで機体の左右旋回と掘取部の上下操作が可能な「マルチパワステレバー」を採用しています。軽い力でレバー操作が行え、レバー操作する手首をパッドに固定できるため長時間作業での疲れを軽減します。

(3)高精度な「根切り」、「茎葉カット」、「残葉処理」の仕上げ機能
掘り取ったにんじんのサイズが揃っていなくても、3枚刃の「根切り装置」が高精度に根を切断します。また、茎葉カット工程までの搬送に「タッピングチェン」を採用することで、高速作業でもにんじんの搬送姿勢を一定に保ちます。茎葉をカットする「切断刃」の高さは、葉の長さを0~17mmの範囲で調整できます。また、最大9mmの範囲で肩を切ることも可能で、加工業務用にんじんにも対応しています。
さらに、茎葉カットで切り残した葉があっても「倒根ディスク」でにんじんの向きを揃え、「選別コンベア」と「残葉処理ローラ」で高精度に処理するため、補助者の負担も軽減されます。

(4)収穫体系に合わせて選べる2種類の収容方式
ミニコンテナを最大11個積載可能な「ミニコン仕様」と、200kgフレコンバックが使える「フレコン仕様」の2種類から、お客様の収穫体系に合わせた仕様を選択できます。

<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、産業用エンジンを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開し、お客様の課題を解決するソリューションを提供しています。ヤンマーは“A SUSTAINABLE FUTURE-テクノロジーで、新しい豊かさへ。-”をブランドステートメントに掲げ、次の100年へ向けて持続可能な社会の実現に貢献していきます。

詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。

<注記>
記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

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