刊行を記念し、共著者が登壇するオンラインイベントを9月30日に開催~人生100年時代のキャリア・組織・事業を「認知症」から考える~

デザインの力で社会課題の解決に取り組む特定非営利活動法人イシュープラスデザイン(所在地:東京都文京区、代表:筧 裕介、以下「issue+design」)は、全世界で大ヒット・累計30万部を超える「認知症世界の歩き方」シリーズの最新刊『ビジネスパーソンのための認知症世界の歩き方』を、2026年9月26日(土)に刊行します。
本書は、issue+design代表の筧 裕介と、エーザイグループのテオリア・テクノロジーズ株式会社 代表取締役CEOの坂田 耕平氏が、それぞれ大手広告会社博報堂出身のデザイナーとマッキンゼー出身の経営者の視点から、認知症をビジネスパーソンのキャリアや働き方、組織経営、事業開発に関わるテーマとして捉え直した一冊です。
また、本書の刊行を記念し、2026年9月30日(水)19時より、筧と坂田氏が登壇するオンライン特別トークイベントを開催します。当日は、認知症のある人が見ている世界や、仕事と介護の両立、企業・組織に求められる環境づくり、認知症を起点とした新たな事業機会について語ります。
▼出版記念イベントのお申し込み
Peatix:https://arukikataforbusinessperson260930.peatix.com/view
書籍概要
書籍名:『ビジネスパーソンのための認知症世界の歩き方』
発売日:2026年9月26日(土)
著者:筧 裕介(issue+design代表)/坂田 耕平(テオリア・テクノロジーズ株式会社 代表取締役CEO)
出版社:issue+design books
価格:1,540円(税込)
映画『認知症世界の歩き方』の公開を記念し、お得な劇場鑑賞券付き書籍(2,200円/税込)も発売中
書籍紹介サイト:https://issueplusdesign.jp/dementia_world/september/bpbook.html
出版の背景
認知症は、すべてのビジネスパーソンに関わるテーマ
人生100年時代を迎え、私たちが働く期間と、自分自身や家族が認知症・介護に直面する期間は、大きく重なりつつあります。
国内の認知症およびMCI(軽度認知障害)の当事者は、約1,000万人を超えると推計されています(※1)。また、仕事を続けながら家族を介護する「ビジネスケアラー」の増加により、企業活動や日本経済への影響も拡大しています。
認知症は、もはや医療や福祉の専門領域だけの問題ではありません。
自分自身や家族のキャリア、仕事と介護の両立、誰もが働き続けられる組織づくり、顧客に寄り添った商品・サービスの開発など、これからの企業活動と深く関わるテーマです。
しかし、認知症に対しては、今もなお「何もできなくなる」「仕事や社会生活を続けることは難しい」といった固定観念が存在します。こうした思い込みは、本人や家族の可能性を狭めるだけでなく、企業や社会が本来取り組むべき環境・制度・サービスの改善を妨げる要因にもなります。
経営者とデザイナーが共創した、ビジネスパーソンのための実践書
本書は、認知症のある人の視点から社会や生活環境を捉えてきたデザイナー・筧 裕介と、認知症領域における新たな事業創造に取り組む経営者・坂田 耕平氏が、それぞれの知見を持ち寄って執筆しました。
認知症の基礎知識だけでなく、本人が日常生活の中で感じている困りごと、仕事と介護を両立するうえでの課題、企業や組織が整えるべき環境、認知症領域に存在する未解決のニーズなどを、ビジネスパーソンの視点から読み解きます。
認知症を「誰かの問題」や「将来のリスク」として遠ざけるのではなく、今のキャリア、組織、商品・サービス、そして事業のあり方を見つめ直すための実践的な視点を提示する一冊です。
※1:内閣府「令和6年版 高齢社会白書(全体版)」
※2:経済産業省「介護政策」および厚生労働省 社会保障審議会介護保険部会「認知症施策の推進について」等をもとに算出
出版記念オンラインイベントについて
本書の刊行を記念し、共著者である筧 裕介と坂田 耕平氏によるオンライン特別トークイベントを開催します。
イベントでは、本書の内容をもとに、認知症のある人が見ている世界や、仕事と介護をめぐるビジネスパーソンのリアルな課題、企業・組織に求められる環境とコミュニケーションの設計、さらに認知症を起点とした事業開発の可能性についてお話しします。
認知症を医療・福祉のテーマとしてだけではなく、キャリア、組織経営、サービスデザイン、事業創造に関わるテーマとして考える90分です。
このイベントで得られること
01|「認知症になると何もできなくなる」という思い込みが変わる
認知症のある人が見ている世界を知ることで、日常生活で生じる困りごとを、本人の「能力不足」ではなく、環境やコミュニケーションとの間に生まれる“ズレ”として捉え直します。
02|仕事と介護を「個人の問題」だけで考えなくなる
本人や家族の犠牲や我慢だけに頼るのではなく、仕事と介護を両立できる職場環境や制度、コミュニケーションを、組織と社会の「設計」の問題として考えるヒントをお伝えします。
03|認知症が、キャリアと経営に直結するテーマだとわかる
介護離職や仕事との両立、自身の認知機能の変化など、これから多くのビジネスパーソンが直面する可能性のある課題を、自分自身のキャリアや組織経営の問題として捉え直します。
04|社会課題から、新しい事業機会が見えてくる
生活、金融、小売、移動、住まい、働き方など、医療・介護の枠だけでは捉えきれないさまざまな領域に、いまだ解決されていないニーズが存在します。当事者とともに課題を発見し、新しい価値や事業へとつなげていくための視点を紹介します。
タイムテーブル(予定)
19:00~19:05 開会・ご挨拶
19:05~19:10 書籍『ビジネスパーソンのための認知症世界の歩き方』のご紹介
19:10~19:25 講演1「人の意識ではなく、環境とコミュニケーションの設計を変えることが、認知症を変える」/筧 裕介
19:25~19:40 講演2「ビジネスパーソンのリアルなリスクと、1,000万人市場における未解決のニーズ」/坂田 耕平氏
19:40~20:10 クロストーク/筧 裕介・坂田 耕平氏
20:10~20:20 質疑応答
20:20~20:30 主催者からのご案内
20:30 終了
※内容および時間は変更となる場合があります。
登壇者プロフィール
筧 裕介(かけい・ゆうすけ)
issue+design代表/デザイナー・社会起業家
1975年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院工学系研究科修了。博士(工学)。慶應義塾大学大学院特任教授。広告会社・博報堂を経て、2008年にソーシャルデザインプロジェクト「issue+design」を設立。以降、地域、教育、医療、福祉、災害、認知症など、社会課題の解決に向けたデザイン領域の研究と実践に取り組む。
2017年より「認知症未来共創ハブ」の設立メンバーとして、認知症のある人とともに、誰もが暮らしやすい社会をつくる活動を推進。著書・監修書に『認知症世界の歩き方』『持続可能な地域のつくり方』『人口減少×デザイン』『システミックデザイン』などがある。
坂田 耕平(さかた・こうへい)氏
テオリア・テクノロジーズ株式会社 代表取締役CEO
一橋大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、バイエルクロップサイエンス株式会社を経て、2024年にテオリア・テクノロジーズ株式会社へ入社。2025年7月より現職。
前職では農業領域、現職では認知症領域に従事。企業による革新的な事業創造と、新たな社会的基盤となる価値の創出を通じた社会課題の解決に取り組んでいる。
開催概要
名称:『ビジネスパーソンのための認知症世界の歩き方』出版記念オンライン特別トークイベント
日時:2026年9月30日(水)19:00~20:30
形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
登壇者:筧 裕介/坂田 耕平氏
主催:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン/テオリア・テクノロジーズ株式会社
参加費:無料
参加方法:Peatixからお申し込みください。お申し込みいただいた方へ、イベント視聴ページおよびメールにてZoomの視聴URLをご案内します。
Peatix:https://arukikataforbusinessperson260930.peatix.com/view
9月は認知症月間
1994年、国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)は、毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と定め、認知症への理解を広げる活動を始めました。
日本でも、2024年1月に施行された「共生社会の実現を推進するための認知症基本法」により、毎年9月21日を「認知症の日」、9月1日から30日までを「認知症月間」と定めています。
issue+designでは、2026年の認知症月間に合わせ、認知症について知り、体験し、行動するための情報を集めた特設ポータルサイトを開設しました。
ポータルサイトでは、『認知症世界の歩き方』に関連する全国のワークショップやイベント、書籍、展示、映画化プロジェクトなどの情報を紹介しています。
認知症のある方が見ている世界を想像し、本人の視点から日々の関わり方や地域のあり方を考える。9月の認知症月間を、そのきっかけにしていただけたらと考えています。
9月認知症月間特別ポータルサイト
https://issueplusdesign.jp/dementia_world/september
「認知症世界の歩き方」について
「認知症世界の歩き方」は、認知症のある方100名へのインタビューをもとに、その人が見ている世界や日常生活の中で直面する困りごとを、旅の物語やデザインを通して疑似体験するプロジェクトです。
書籍、ウェブサイト、ワークショップ、研修、展示など、さまざまな形で認知症への理解を広げ、認知症のある人とともに、誰もが暮らしやすい社会やサービスをつくる活動を展開しています。関連書籍はシリーズ累計30万部を超え、自治体、企業、学校、医療・介護現場など、全国各地で活用されています。
公式サイト:https://issueplusdesign.jp/dementia_world
issue+designについて
issue+designは、「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に、デザインの力で社会課題の解決に取り組むソーシャルデザイン組織です。
行政、企業、大学、地域住民、当事者など、多様な人々との共創を通じて、認知症、地域づくり、教育、医療・福祉、防災、脱炭素などの領域で、調査研究、事業開発、人材育成、コミュニケーションデザインに取り組んでいます。
団体名:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン
代表:筧 裕介
所在地:東京都文京区
公式サイト:https://issueplusdesign.jp/
本件に関するお問い合わせ
特定非営利活動法人issue+design
Email:info@issueplusdesign.jp(担当:森)

