300社の導入支援で培ったノウハウを備えたAIエージェントが、スキルデータを読み解き、現場の意思決定を支援
製造業の人材課題をスキルデータで解決する株式会社Skillnote(本社 東京都港区、代表取締役 山川隆史、以下 Skillnote)は、2026年7月に発表した「スキルデータインフラ」構想の第一弾(※1)として、「Skillnoteエージェント」を2026年10月より提供開始いたします。「Skillnoteエージェント」は、300社の製造業の導入支援を通じて培ってきたスキルマネジメントのノウハウを土台とする、同領域に特化したバーティカルAIです。「Skillnote」の利用企業を対象に、各社が自組織内で蓄積してきたスキル・資格・教育記録などのスキルデータを横断的に探索・分析し、現場の人材配置や育成の判断を、より的確に、より短い時間で行えるようにします。「Skillnote」の利用企業向けのオプション機能として提供し、2028年までに50社への導入を目指します。

開発背景
製造業では、スキルデータは従業員の技術力やものづくり力に直結し、企業の競争力の源となります。誰がどの業務を担えるかを裏づけ、比較も変化の追跡もできるため、育成や配置の判断の根拠となります。Skillnoteは300社の製造業とともにスキルデータの一元化と可視化を進め、新人育成や技術伝承、人材配置、監査対応、人的資本開示へと活用の範囲を広げてまいりました。
ただし、根拠であり続けるには一度整えれば終わりではありません。教育や経験、異動や工程の変更、資格の有効期限によって、スキルは絶えず変わります。用途と利用者が増えるほど、データの更新や育成計画の立案にかかる工数、管理職による評価のばらつき、組織変更に伴うスキルマップの見直しといった負担も生じます。300社の導入支援で見えてきた実情です。
政府もAI基本計画(※2)において、特定の産業や業務に特化した「バーティカルAI」の推進を掲げ、現場に蓄積された暗黙知のデータ化を課題に挙げています。ただし、「この業務を任せられる人は誰か」に答えるには、スキルデータと、それを製造業の文脈で読み解く知見の両方が欠かせません。「Skillnoteエージェント」には、スキル体系をどの粒度で設計するか、業務経験や教育記録からスキルレベルをどう判断するかという、300社の支援で蓄積してきた知見やノウハウが組み込まれています。この基準を備えている点が、汎用の生成AIとの違いです。
※1 Skillnote、独自に蓄積したスキルデータを核とした「スキルデータのインフラ」へと進化
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000088452.html
※2 内閣府「人工知能基本計画(第II期)」(2026年7月14日閣議決定)
https://www8.cao.go.jp/cstp/ai/ai_plan/ai_plan.html
「Skillnoteエージェント」の概要
「Skillnoteエージェント」は、「Skillnote」上に蓄積されたスキル・資格・教育記録・業務経験などのスキルデータを横断的に理解し、自然言語での質問への回答や業務を直接支援するAIです。
回答の根拠となるのは、自社内に蓄積されたスキルデータと、Skillnoteが培ってきたスキルマネジメントのノウハウです。参照するお客様のデータは自社内のスキルデータのみで、権限の範囲を超えた情報は表示されません。「このメンバーの力量の伸びは」「うちの部署の課題は」--そう問いかけるだけで、必要なデータを探して集計する工程を経ずに、その場で答えが得られるようになります。

「Skillnoteエージェント」サービスサイト:https://skillnote.jp/ai-agent/
「Skillnoteエージェント」によって支援する主な業務
※掲載されている操作画面や機能仕様は検討段階のものです。正式リリース時にデザインや挙動が一部異なる可能性がございますので、あらかじめご了承ください。
スキルデータの活用|スキル体系の見直しから、人や組織課題の抽出をサポート
スキルデータは蓄積されているものの、集計や分析に時間がかかる。スキル体系を見直したいが、何から手をつければよいかわからない。こうした場面を支援します。

・ Skillnoteが300社の導入企業とともに培ってきたスキル管理のノウハウを活用し、スキル体系の作成を自社で進められます
・ 必要なデータを探して集計する手間を減らし、次に確認すべきことや取るべき対応を整理します。
人材検索|必要なスキルや経験を持つ人材をすばやく発見
欠員対応や新規プロジェクトの立ち上げ時に、適任者探しに時間がかかる。人材探しが上長の記憶や経験に偏り、候補者を十分に見つけられない。こうした課題に対応します。

・ 求めるスキルや資格、業務経験を文章で入力すると、条件に合う候補者を提案します
・ 上長の記憶や経験だけに頼らず、データに基づいて人材を探せるようになります
・ 探索にかかっていた時間が減り、緊急対応や新規プロジェクトへの人材配置が早くなります
※本機能は、2025年4月に提供を開始した「人材サーチAI」を、「Skillnoteエージェント」に統合したものです。
「Skillnoteエージェント」の今後の展開
Skillnoteは今後、スキル管理の運用工数がとくに集中する育成計画の立案と評価の場面をはじめ、「Skillnoteエージェント」の対応範囲を広げてまいります。
育成計画の作成|AIがまとめて計画を作成支援
部下が10人、100人といる中で、一人ひとりの育成計画を個別に作る時間が足りない。計画の質が担当者の経験によってばらつく。こうした課題に対し、AIが力量のギャップから育成計画のたたき台を作成し、作成負担と内容のばらつきを抑えます。
スキル評価|根拠をもとに、スキル評価案を準備
評価対象者が多く、評価のたびに業務経験や関連する記録を個別に確認しなければならない。評価者によって判断に差が生じ、根拠も残りにくい。こうした課題に対し、AIが業務経験や関連する記録をもとにスキルレベルの評価案を根拠とともに提示し、評価者は確認・修正によって評価を完了できるようにします。
Skillnote AI室 室長 加藤 裕樹のコメント
製造業の競争力は、設備や図面だけでなく、人の力量に宿っています。鉄鋼メーカーの生産技術者として現場に立ってきた実感です。ところが力量は目に見えず、誰に任せるかを決めた理由も記録には残りません。熟練者の退職とともに、それらが現場から消えていく。その光景を何度も見てきました。
「Skillnoteエージェント」は、蓄積されたスキルデータを製造現場の文脈で読み解き、根拠とともに案を示します。決めるのは、現場の人です。その積み重ねが、これまで頭の中にしかなかった判断の理由を、データとして残していきます。これは、Skillnoteが目指す「スキルデータインフラ」への一歩です。経営から現場、そして一人ひとりに至るまで、意思決定をスキルデータが支える。そうした基盤を、お客様とともにつくってまいります。
「Skillnote スキルマネジメントシステム」について
「Skillnote スキルマネジメントシステム」は、製造業において従来Excel等で管理されてきたスキルマップ(力量管理表)を一元的に管理・運用することのできるクラウドサービスです。現場のスキル/教育データがクラウドに登録され見える化が進むことで、スキルデータを活用した計画的な人材育成・人材配置を実現し、技能伝承、多能工育成、即戦力化といったものづくり企業の人材管理に関する課題解決に貢献します。
株式会社Skillnoteについて
「つくる人が、いきる世界へ」というビジョンのもとに、ものづくりにおける人の成長を科学し、ものづくりに関わる全ての人がいきいきと働く社会の実現を目指しています。
会社名:株式会社Skillnote
所在地:東京都港区芝5-29-19 7階
設立:2016年1月
資本金:9億2,476万円(資本準備金を含む)
代表者:山川 隆史
事業内容:スキルデータの活用で、ものづくりに関わる人と組織の力を引き出す各種クラウドサービスの開発・販売
HP:https://skillnote.jp
*本プレスリリースに記載されている会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。
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