【主催:くら寿司株式会社×(有)類農園×(株)類設計室 教育事業部 自然学舎】
株式会社類設計室(大阪本社:大阪市淀川区 代表取締役社長:岩井裕介)教育事業部 自然学舎「食農みらい塾」は8月23日(日)に、回転寿司チェーン「くら寿司」を運営するくら寿司株式会社(本部:大阪府堺市中区深阪1-2-2 代表取締役社長:田中邦彦氏)と共同で特別イベントを開催しました。本イベントは、SDGsの目標12、14、17に関連づけながら、くら寿司の取り組みや、お寿司を取り巻くさまざまな課題について子どもたちと学ぶものです。当日は、小学生から高校生までの学生45人が参加しました。

参加者アンケート結果
イベント参加者アンケートでは満足度92%となり、参加者からはイベントを通じた新たな学びについて、多くの声が寄せられました。
▼参加した子ども・保護者の声
・「魚は全部食べられると思っていたから、低利用魚の存在は初めて知った。他にも自分に解決できる問題はないのかなと思った」(小5)
・「くら寿司がどれだけの工夫をして地球の環境について考えているのかを学んだ」(中3)
・「低利用魚や食品ロスなど、ニュースで聞くだけでは身近に感じられないが、イベントを通じて、子どもが自分事として捉えられた変化を感じた」(保護者)
当日のイベントの様子
◆「低利用魚」から知る、漁業の深刻な課題
プログラム序盤には、本物そっくりの魚の模型を使ったクイズを通して、子どもたちは、食べられる魚でありながら市場に出回りにくい「低利用魚」※という存在を学びました。特に驚いたのは、その多さです。約15,000種類の海水魚がいる一方で、よく食べられている魚は約500種類。海の魚が減る一方、獲れた魚も、低利用魚としてあまり取引されないことは、漁師さんの収入につながりにくく、漁業の担い手不足にもつながります。「このままでは、将来お寿司が食べられなくなるかもしれない」という講師の言葉に、参加者たちは真剣な表情を見せていました。
また、網にかかった魚は種類関係なくすべて漁師から買い取る「一船買い」や、AIを活用して自動で生け簀にエサをやり、生産者のエサやりの負担を軽減するスマート養殖など、魚を無駄なく活かし、漁業を持続させるためのくら寿司の取り組みについても学びました。
※知名度の低さや魚体のサイズ、漁獲量が少ないなどの理由から、低い価格でしか評価されず、時には廃棄されてしまう魚のこと。
出典:平塚市「低利用魚の活用」

リアルな模型を使ったクイズ
◆お寿司屋さん体験を通して、食品ロスが生まれる仕組みを学ぼう
会場に設置された回転寿司レーンを使い、お寿司を「作る側」と「食べる側」の両方から体験するゲームを行いました。子どもたちは、お寿司の人気ランキングを参考に「どのネタを、どれだけ回転寿司レーンに流すか」を考えながら、需要と供給のバランスについて学びました。
好きなネタばかりを流してみると、思ったように取ってもらえず、レーンにはお寿司がどんどん残っていきます。15皿中9皿が廃棄になってしまったチームからは、「え、こんなに余るの!?」と、焦った様子の声が上がりました。「作れば売れる」わけではなく、食べる人の需要を考えて作ることが食品ロスを減らすことにつながると、ゲームを通して実感しました。

実際の回転レーンを使用
班対抗!お寿司屋さん対決
◆「自分たちならどうする?」食の未来を考える
最後に子どもたちは「低利用魚」と「食品ロス」のどちらかを選び、自分たちならどのように解決できるかを考えました。これらの問題の解決につながるSDGsは、企業だけが取り組むものではありません。自分たちの選択や行動からも状況を変えていけることを学んだ子どもたちからは「食べられる分だけ注文する、買う」など、具体的なアイデアが発表されました。


食農みらい塾とは
食農みらい塾は、有機野菜の生産から販売までを手がける類農園と、教育事業を行う自然学舎が協働で2026年4月に開講した小中高生向けの食農プログラムです。
食を支える現場そのものを学びの場とし、畑で野菜を育てる、農家に会う、お店に行く、商品を考える、自分たちで売るなど、生産から流通・加工・販売まで、食が食卓に届くまでの仕事の全体像を実際の現場で学びます。現場で働く人々が講師となり、それぞれの仕事がどのようにつながって食卓を支えているのかを、実体験を通して学ぶことで、食の未来を自ら考え、行動する力を育んでいます。
10月開講の後期プログラムでは今回のイベントのように「流通・加工・サービス」の現場へ潜入するなど、外部企業様への見学や協働授業も多く予定しています。

販売会に向けて野菜を育てる
野菜のPOPを制作
<1年目後期が10月に開講。生徒募集開始!>

会社概要
活力ある社会をめざして、株式会社類設計室(読み:るいせっけいしつ)は、21世紀を牽引するお客様の戦略パートナーとして活力あふれる空間を設計しています。さらに「社会の活力を生み出す」という視点から、新しい教育・農業にも取り組んでいます。
<会社概要>
ミッション :活力ある社会を設計する
会社名 :株式会社 類設計室
設立 :1972年
代表取締役社長:岩井裕介
所在地 :大阪府大阪市淀川区西中島4-3-2 類ビル(大阪本社)
:東京都大田区蒲田 5-38-3 蒲田朝日ビル(東京本社)
事業内容 :設計事業部 類設計室、教育事業部「類塾プラス」「類学舎」「自然学舎」
「しごと学舎」、農園事業部 類農園、地域共創事業部 類宅配、
営繕事業部の5業態を展開しています。