「あるべき教育で、人の力を解放する」をミッションに、幼児教育から社会人のリスキリングまでをつなぐ「教育エコシステム」を構築へ
株式会社キカガク(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 大崎将寛 以下当社)は、このたびコーポレートロゴを刷新、新たなパーパスを掲げるなど一連のリブランディングを行いました。
新たなブランドイメージを軸に活動し、当社の教育によって可能性・選択肢を持つ人材で社会を満たし、企業や社会の課題解決に貢献してまいります。

キカガクの事業:AI・DX人材の育成によって社会課題を解決
当社は「人、企業、世の中が、いま本当に必要としている教育とは何か?」を常に問い、挑戦を続けてきた教育企業です。2017年の創業当時は、まだ珍しかった機械学習の現場導入を支援する講座、教育・企業研修などを行っていました。現在、主に取り組んでいるのは「AI・DX人材」不足への教育面からのアプローチです。
AIやデータサイエンスなどの先端技術によって、ビジネスの現場に変革を起こせる「AI・DX人材」の不足はますます深刻化していきます(図1)。その背景にはニーズの増大と、いまだ未成熟なAI・DX人材の育成環境があります。当社はこのギャップを埋めるべく、法人向け事業(研修・AI開発)と個人向けスクール事業の二方向からAI・DX人材の不足という課題に取り組んでいます。

リブランディング:教育企業としての理念を伝える
当社は先端技術に関する講座・スクール事業を行ってきたことから「IT企業が教育にも携わっている」と捉えられがちですが、創業以来、主軸は変わらず「教育」です。この実像を正しく伝え、教育企業としての新たな決意を示す必要がありました。
また、ここ数年はインターナショナルスクールを開校するなど事業領域を広げ、企業規模も拡大していることから、2021年4月に策定したミッション・バリューが、現状とフィットしなくなっていたこともあり、この度リブランディングを実施。キカガクがなぜ教育に携わるのかを明確にすべく、パーパスを新たに制定し、創業時から使用していたコーポレートロゴも一新しました。それに伴いホームページも順次更新してまいります。

2026年4月、東京豊洲で開校予定の先端国際プリスクール
※園内:イメージのため、実際とは異なる場合がございます
1)パーパス「社会が輝く、連鎖を描く」
パーパスはキカガクの存在理由、最上位の概念となります。より良い社会とは、可能性・選択肢を持つ人々で満たされ、輝いている状態だと考えます。当社が提供する教育によって、個が持てる力を存分に発揮し、また他者に好影響を与えていく。この「連鎖」こそが教育の最もすばらしい力であるという当社の思いを込めています。
2)コーポレートロゴ
中心から力強く広がるシンボルは、教育を受けることで、内から解放される人の力を表現しました。シンボルを構成する6つのパーツは “人” をかたどっており、それらが連なって、大きな形を作りだす様子を示しています。また、キカガクという社名を印象付けるため幾何学模様を採用しました。無限に広がる幾何学模様に、教育を軸にした可能性の広がりを重ねています。
3)ミッション「あるべき教育で、人の力を解放する」
パーパスを実現するために、当社が果たすべきことを言語化したのがミッションです。教育は人の力を解放するためにあり、「あるべき教育」は時代や技術の変化によって、柔軟にアップデートされるべきものだと考えています。
このミッションは、創業以来当社が大切にしてきた言葉であり、今回も変更はありません。 一方で、リブランディングに際し、その言葉に込めた想いを伝える「ステートメント」を刷新しました。新しいステートメントでは、「あるべき教育とは何か」を問い続け、私たち自身も学び続ける姿勢を新たに宣言しています。
4)バリュー
「私たちが考える、キカガクが目指す先と現在との、ギャップに対して行動しよう。そのためにも一人ひとりが、絶えずあるべき状態を思考しよう。」というメッセージをバリューの基本思想として「あるべき思考」と呼称。その元に、行動規範として「すべては自分起点」「挑戦を止めるな」「共創で越えて行こう」の3つを掲げました。策定にあたっては、社員有志で構成する「社内バリュー検討委員会」を発足。自分たちが目指す姿からどのようなマインドスタンス・行動が必要かの議論を重ねました。
今回のリブランディングによって、キカガクが伸ばしていく方向性を示し、目指す未来を正しく描くことができるようになりました。キカガクは教育企業としてより広い領域に携わり、世の中に大きなインパクトを与える存在となることを目指します。
「スキル習得」を超え、人生や社会を変革する教育インフラへ。
当社は、従来からの研修事業・スクール事業に留まらず、事業領域を広げていくフェーズにあります。ここでは教育をコンテンツビジネスととらえるのではなく「あるべき教育で、人の力を解放する」ことにフォーカス。さまざまな課題を、教育・育成面から解決に導きます。また学んだことを社会で生かすことを見据えた「教育のエコシステム」を構築してまいります。
1)対企業・社会:育成と実利のギャップを埋める
教育の目的は知識の習得ではなく、組織の企業価値を高めること。当社は、実際のDX/AX(AI Transformation)案件やコンサルティング案件を一気通貫で支援することで、教育に対する投資対効果を最大化します。
2)対個人:「学習→証明→活躍」という循環
身につけたスキルが正当に評価され、キャリアアップに直結する仕組みがあります。デジタルバッジによるスキルの可視化が行われるほか、学習継続や交流を目的としたコミュニティや、実践の場を提供することで、個人の市場価値を持続的に高めます。
3)対次世代:正解のない時代を生き抜くための「非認知能力」の育成
AIが進化する時代だからこそ、人間ならではの創造性や探究心が欠かせません。キカガクは幼稚園から高等学校までの一貫教育(国際バカロレア× AI)を見据え、偏差値では計れない「社会で活躍する力」を持った次世代リーダーを輩出します。
4)対教育産業:「人が教える価値」×「AIの効率性」
教育の質を落とすことなく、生産性を飛躍的に高める新たなモデルを提示します。基礎知識はAIが、モチベーション管理や対話は人が担うハイブリッドモデルによって、教育産業全体の労働生産性の向上に寄与します。
●会社概要
代表者:大崎将寛
設立:2017年1月17日
本社所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-6-4 渋谷イーストプレイス4F
URL : https://www.kikagaku.co.jp/