株式会社廣済堂(東京都港区、代表取締役社長:根岸 千尋)のオリジナル技術 ブラックライト印刷『ルミナスパレット』を採用した小学館 紙育シリーズ 「ぺぱぷんたす004」が、株式会社小学館(東京都千代田区、代表取締役社長:相賀昌宏)より2020年7月30日に発売されました。
『ルミナスパレット』は、ブラックライトのみに反応するインキでRGBのフルカラー印刷を可能にした廣済堂オリジナル技術で、今回ムックで採用された「プレミアム ブラックライトであそぼう」というコーナーでは、モノクロの絵に色彩が現れたり、カラーの絵に色彩が重なったり、その彩られた光で作品に新たな姿を浮かび上がらせる、驚きの体験を『ルミナスパレット』が提供しています。今後は、更に驚きを提供できるよう、この技術を進化させてまいります。
■『ルミナスパレット』の印刷例
※「ルミナスパレット」は、株式会社廣済堂の登録商標です。
「ぺぱぷんたす」編集関係者の声
今回、廣済堂オリジナル技術『ルミナスパレット』の技術を作品に変えた編集関係者様からもその表現の生み出す面白さを高く評価頂きました。
●祖父江 慎(そぶえ しん)さん
1959年愛知県生まれ。常識を覆すデザインを生み出し続け、数々の デザイン賞を獲得しているブックデザイナー。「ぺぱぷんたす」ではアートディレクションを担当。
●脇田あすか(わきだ あすか)さん
1993年愛知県生まれ。グラフィックデザイナー。東京藝術大学デザイン科大学院を卒業後、コズフィッシュに所属。書籍や展覧会などのデザインをしながら、豊かな生活をおくることにつとめる。「ぺぱぷんたす」では、デザイナーを担当。
●「ぺぱぷんたす」編集長 笠井直子さん(小学館)
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■廣済堂オリジナル ブラックライト印刷技術『ルミナスパレット』
ルミナスパレットとは、廣済堂が2015年に独自に開発した、世界初の「フルカラーでブラックライトに反応して発光するインキおよびその印刷技術です。
従来、単色でのブラックライト反応インキは存在していましたが、ルミナスパレット以前には、フルカラーを前提としてブラックライトに反応して光るインキは存在していませんでした。
通常のインキではCMYK(藍紅黄+墨)の4色を用いて色を表現しますが、ルミナスパレットではRGB(赤緑青)というテレビやパソコンのモニターと同じ「光の三原色」で色を表現します。
それにより、すべての色を混ぜ合わせると白くなる、という特性を利用して、ブラックライトのみに反応するフルカラーのインキを独自開発、商品化いたしました。
進化する「ルミナスパレット」
ルミナスパレットは、あっと驚く印象を見た人々にもたらしてくれます。ですが、新しい技術であり、使用方法がまだ確立していません。今後は革新的な印刷技術の一つとして、ポスター・仕掛け絵本・イルミネーションイベントなどをはじめ、まだ見ぬ価値をお客様に提供できるよう、進化させていきます。
■ 「ぺぱぷんたす004」
【ルミナスパレットに関する問い合わせ先 (ご質問やご相談など)】
株式会社廣済堂 情報ソリューション事業部
〒105-8318 東京都港区芝浦1-2-3 シーバンスS館13F 電話03-3453-0556