過去最高となる航空旅客数と旺盛な訪日外国人需要による免税店売上の増加などにより2019年3月期決算は増収増益

中部国際空港株式会社(所在地:愛知県常滑市、代表取締役社長:友添雅直)は、2019年3月期(2018年4月1日~2019年3月31日)連結決算を発表しました。
中部国際空港ではアジア方面を中心に国際線の新規就航や増便・機材大型化などが相次ぎ、旅客数が2005年の開港以来過去最高を更新しました。また、これに伴い免税店売上高も過去最高を更新するなど売上高全体を牽引した他、新複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」の開業もあり増収となりました。
これらにより、2019年度3月期の連結決算は、売上高・最終利益のほか、各利益についても過去最高を更新しました。
なお、2019年度は航空ネットワークのさらなる拡大により国際線を中心に旅客数が加速度的に増大することが見込まれますが、空港の量的・質的拡大に向けた施設整備などの投資の増加も計画されており、2020年3月期の連結業績予想は、増収減益を見込んでいます。

2019年3月期連結決算の概要
空港事業は、開港直後の2005年度以来過去最高の旅客数となり施設使用料など増収となりました。
商業事業については、免税店売上高が過去最高を更新するなど売上高全体をけん引したほか他、新複合商業施設「FLIGHT OF DREAMS」の開業もあり増収となりました。
これらにより、2019年度3月期の連結決算は、売上高・最終利益のほか、各利益についても過去最高を更新しました。

2019年3月期利用実績
航空旅客数は、旺盛な訪日需要から国際線がアジア方面を中心に新規就航・増便や機材大型化が相次ぎ、前期に比べ9.6%増加しました。また、国内線旅客も前年比4.7%の増加となり、国際線と国内線を合わせた航空旅客数全体で1,235万人となり。
航空機発着回数は、台湾やタイ、インドネシアなどアジア方面での新規就航や増便が相次ぎ、前期に比べて増加しました。
国際貨物取扱量は、エアホンコンやポーラエアカーゴなど定貨物便の定着とカリッタエアやチャイナエアラインの定期便新規就航により、前期に比べて8.2%の増加となりました。

財政状態の概要

キャッシュ・フローの概要
借入金等の返済原資となるフリーキャッシュ・フローは、89.0億円を確保しました。

2020年3月期の連結業績予想
2019年度は航空ネットワークのさらなる拡大により、国際線を中心に旅客数がさらに増大することが見込まれており、売上高については増収を見込んでいます。空港の量的・質的拡大に向けた施設整備など投資の増加も計画されており、2020年3月期の連結業績予想は、増収減益を見込んでいます。
