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株式会社CoeFont

【導入事例】CoeFont、京都の伝統文化・産業をAI通訳サービス「CoeFont通訳」で無償支援

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~AI通訳を「観光・文化発信のインフラ」に。「縁付け金箔」「香道」の深い価値を世界へ届ける~

株式会社CoeFont(本社:東京都港区、代表取締役:早川 尚吾)は、言語に関係なく誰もがコミュニケーションできる社会を目指す社会貢献プロジェクト「Kotoba for All」の一環として、京都を代表する伝統文化の現場において、AI通訳サービス「CoeFont通訳」が海外来訪者対応に活用されていることをお知らせします。また、今後、伝統文化・産業に関わる方々へも無償での提供を開始いたします。

明治初期創業の「五明金箔工芸」におけるユネスコ無形文化遺産「縁付け金箔」の金箔押し体験、および日本三大芸道のひとつ「香道三品大枝流」における香道体験の2つの現場において、「CoeFont通訳」が講師・職人の言葉をリアルタイムに多言語化することで、訪日外国人観光客(インバウンド)が、文化の歴史や背景、精神性まで自国語で深く理解できる環境づくりを支援しています。

サービスURL:https://coefont.cloud/cir
iOSダウンロードURL:https://apps.apple.com/app/6749563379
Android版DL:https://play.google.com/store/apps/details?id=cloud.coefont.cir_android

■ 背景:背景:伝統文化・産業が抱える"言語の壁"と「背景の伝達」という課題

日本の伝統工芸・伝統芸道は、国内需要の縮小や担い手不足といった課題に直面する中、インバウンド需要の拡大に活路を見出しています。しかし、ここで新たな課題となっているのが「言語の壁」です。

「縁付け金箔」のような職人技や、「香道」のような繊細な精神文化は、その歴史や意味(ストーリー)が理解されて初めて本当の価値が伝わります。しかし、専門用語や情緒的な表現が多いため、従来の翻訳ツールや高度な通訳スキルの不足により、これまでは表層的な体験にとどまりがちでした。

「CoeFont通訳」は、専門用語や文脈をAIが学習することで、この「背景まで伝える」という難題を解決し、伝統文化の門戸を世界に広げる役割を果たしています。

■ 事例1:五明金箔工芸──"背景まで通訳する"接客

五明金箔工芸は京都市下京区に拠点を置き、「素材を最大限に生かし、魅せる」を理念に、日本でのみ生産可能な手作り金箔「縁付け金箔」を扱っています。国内流通量の約2%という希少素材であり、京都の黄金文化とともに発展してきた伝統技術です。同社では1999年より修学旅行生向けの金箔押し体験を実施しており、近年はフランスやアメリカなど海外来訪者の参加も増えています。

現在、接客および体験説明の場面で「CoeFont通訳」を活用しています。縁付け金箔の希少性、制作工程の特徴、「京の重押し」技法、商品の背景、体験手順や注意点といった内容をリアルタイムで翻訳表示し、通訳を介さず双方向の会話を成立させています。これにより、会話のテンポを保ちながら、素材の背景まで伝えることが可能になりました。
五明金箔工芸 代表 五明 久 氏 コメント
「はじめて『CoeFont通訳』を拝見した時、私共の体験は専門用語も多く、不安でした。ただ、データの読み込みなどを通して、AIが理解してくれるので、とても重宝しています。『縁付け金箔』はユネスコ無形文化遺産で、工程や歴史まで含めて価値がある素材なので、国内外の観光客の方に金箔押し体験を楽しんでいただきながら、日本の大切な素材としてもきちんと伝えることが重要だと考えています。『CoeFont通訳』を活用することで、翻訳も正確で会話を止めずに説明できるようになってきました。まだまだ将来性と可能性のある通訳で、私たちのものづくりをも支える存在だと感じています」

■ 事例2:香道三品大枝流──"香りを聞く"体験を多言語で

香道は、単に香りを嗅ぐのではなく「香を聞く(聞香)」と表現されるように、その作法や歴史に日本独自の繊細な言葉選びと精神文化が凝縮されています。京都を拠点に香道の真髄を伝え続ける「香道三品大枝流」では、海外来訪者を迎える香道体験において「CoeFont通訳」を活用しています。講師が日本語で語る一言一語のニュアンスを多言語で参加者に届け、参加者が「香りを聞く」という体験そのものに集中できる環境づくりを支援しています。AIがドキュメントや動画等から専門用語や文脈を学習することで、香道特有の専門表現にも対応します。
体験に同席した香道三品大枝流 関係者コメント
「日頃香道を学んでおりますが、今回複数の国の海外の方が翻訳アプリでの体験をされると伺い、サポートが必要かと同席させていただきました。香道の概要については問題なく理解されていると感じました。複雑な組香(香道における香りを聞くゲーム)のルールについては、日本人でも理解が難しいですが、ゆっくり進めることで理解され、大きなサポートの必要もなく体験を進めていくことができました。体験者の方からは『今すること』の先の理解を深めるような質問も出て、しっかり理解されているのだと感じています。回数を重ねて翻訳精度が上がることで、体験のみならず、学びとして海外の方が文化に触れてくれるのだと実感しています」
海外の方と同時に体験した日本人参加者の声
「香道が実際のゲーム形式で行われる点が非常に印象的で、その面白さに引き込まれているうちに、時間を忘れてしまうほどでした。翻訳アプリは、会話のキャッチボール以上に『解説や説明』を正確に伝える場面で非常に有効だと感じました。後半になるにつれて先生がAI翻訳のテンポに慣れ、翻訳が終わるのを待ってから話す『少しの間』を絶妙に空けてくださったおかげで、説明の直後に翻訳がなされ、自然な体験になりました。」
※香道体験では、AI翻訳特有の"間"が生じる場面もありましたが、進行を工夫することで十分に意思疎通が図れることが確認されています。

■ 2つの現場に共通する価値──「背景まで伝える」

金箔と香道、領域は異なりますが、両者に共通するのは「背景まで伝わって初めて価値が伝わる」という伝統文化の本質です。「CoeFont通訳」は、単なる言葉の置き換えではなく、専門用語や文脈を学習した上で、その文化が持つ歴史・工程・精神性を多言語で届けることを支援します。

「背景まで伝える」ことができる環境づくりは、訪日客の体験価値を高めると同時に、伝統文化そのものの価値の再評価にもつながります。京都の異なる2つの現場で同時にこうした活用が進んでいることは、伝統とテクノロジーを結ぶ実践が、点から面へと広がりつつあることを示しています。

■ 今後の展開

CoeFontは、本取り組みを通じて、京都をはじめとする日本各地の伝統文化が持つ「言葉を超えた価値」を、テクノロジーの力で世界へ届ける支援を継続します。言語に関係なく誰もが情報やコミュニケーションにアクセスできる社会を目指す「Kotoba for All」の理念のもと、「CoeFont通訳」を、単なる翻訳ツールではなく、文化を次世代へ、そして世界へとつなぐための「架け橋」として、社会的価値の向上に努めてまいります。

■ AI通訳サービス「CoeFont通訳」概要

サービスURL:https://coefont.cloud/cir
iOSダウンロードURL:https://apps.apple.com/app/6749563379
Android版DL:https://play.google.com/store/apps/details?id=cloud.coefont.cir_android
提供プラン:無料 ※有料プランに登録することで利用時間を追加できます。
対応言語一覧:14言語
日本語、英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、ヒンディー語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語、ポルトガル語(2026年6月現在)

■ 株式会社CoeFontについて

株式会社CoeFontは、2020年設立の東京科学大学認定ベンチャーとして、AIを活用したサービスの開発と提供を行っています。当社は現在、AIを基盤とした音声合成技術に注力しており、倫理的で包括的なAI音声プラットフォームの開発に取り組んでいます。CoeFont(https://CoeFont.cloud )は、すべての国と地域で利用可能です。

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