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「助産師が、ロボット学会に!?」With Midwife代表・岸畑聖月が日本ロボット学会で登壇

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5年後は海外かもしれない。子どもが生まれたら働き方はどう変わる?ロボット研究者たちと考えた「キャリアと家族」のリアル

株式会社With Midwife(本社:大阪府大阪市、代表取締役:岸畑聖月)は、2026年9月1日(火)に金沢大学で開催された「第44回日本ロボット学会学術講演会」のオープンフォーラム「だれもが自分らしい道を進めるように ~自分も周囲も,みんなで考えるワークライフ・インテグレーション~」に、代表取締役・助産師の岸畑聖月が登壇したことをお知らせします。
「助産師」と「ロボット」。
一見、あまり接点がなさそうに見える2つの領域ですが、今回語られたのは、ロボットそのものではなく、ロボットを研究する「人」の話でした。
子どもが生まれたら、これまでと同じように働けるのか。夫婦それぞれがキャリアを持つなかで、何を優先するのか。5年後、どこで働いているのかさえ分からない研究職で、家族の将来をどう考えるのか。
研究者によるリアルな子育てとキャリアの経験談、そして助産師の視点を交えながら、「働くこと」と「家族で生きること」を会場全体で考える時間となりました。

■「助産師が、ロボット学会に!?」テーマは“ロボット”ではなく“人”


登壇者らとの集合写真

ロボットを研究する人も、一人の「生活者」です。
研究者も、技術者も、妊娠・出産を経験することがあります。パートナーが妊娠・出産することもあれば、育児や介護、自身や家族の健康など、さまざまなライフイベントを迎えます。
今回のオープンフォーラムは、日本ロボット学会 ダイバーシティ推進委員会が主催。「だれもが自分らしい道を進めるように」をテーマに、研究・仕事と妊娠、出産、育児などのライフイベントをどのように両立していくのかについて、それぞれの経験や立場から考えました。

■「子どもが生まれた頃は、暗黒期だった」研究者が語った、子育てとキャリアのリアル

フォーラム前半では、大学と企業、それぞれで研究に携わる2名から、自身のキャリアと子育てについて実体験が紹介されました。

経験談を話す中央大学・奥井 学氏

登壇者は、2人の子どもを育てながら大学や企業などで研究・教育に携わっています。
奥井氏は第一子が生まれた時期、そして妻がフルタイムで仕事に復帰した時期は、自身の働き方を模索する非常に大変な時期だったと振り返りました。現在は夫婦で連携しながら、子どもの送り迎えや出張などを調整。
「子どものこと」「自身の講義」「妻の出張」「夫婦それぞれのプライベート」など、家族にとって大切なものに優先順位をつけ、夫婦で話し合いながら日々の選択をしているといいます。
そして、子育てを経験した今だからこそ、「30歳頃まで、自分のことだけに時間を使えていたことのほうが、ある意味では特殊だった」という気づきも語られました。

■4カ月の育休を「自分自身を見つめ直す時間」に


経験談を話すGrooveX 株式会社・松浦 芳樹氏

もう一人、企業で研究に携わる松浦氏からは、40代を迎え、一度仕事から距離を置いた経験が紹介されました。取得した4カ月の育児休業。それは子育てに向き合う時間であると同時に、「これから自分はどう働きたいのか」を改めて見つめ直す時間でもあったといいます。大手企業やベンチャー企業など、転職も経験しながら、自分自身が大切にしたい働き方やキャリアを考えてきた経験が共有されました。

二人の経験は異なります。しかし共通していたのは、「仕事か、家庭か」という二者択一ではなく、家族とコミュニケーションを取りながら、その時々で自分たちなりの選択をしていることでした。

■正解を決めるのではなく、「家族で同じ船に乗る」

こうした2名の経験を受け、岸畑からは、自著である「働く親のためのサバイバルガイド」の内容を用いながら、家族で同じ方向を向くためのコミュニケーションや、子育てを取り巻く近年の社会動向などについてお話ししました。

家族だからといって、最初から同じ価値観を持っているわけではありません。
仕事で大切にしたいこと。
子育てで大切にしたいこと。
住む場所。
お金。
自分自身の時間。
そして、これからどんな人生を送りたいのか。
それぞれが大切にしているものを言葉にし、共有しながら、「家族としてどこへ向かっていくのか」を一緒に考えていく。

岸畑からは、家族を一つの船に例えながら、変化の多い時代だからこそ、未来を完璧に決めるのではなく、対話を続けていくことの大切さをお伝えしました。

■「5年後には海外にいるかもしれない」研究職ならではの問いも

会場からも、さまざまな質問が寄せられました。
「夫婦間のコミュニケーションをうまく取るために、どのような工夫をしているのか」
「将来について夫婦で話し合っても、研究職の場合、5年後には海外で働いている可能性もある。見通しが立たないなかで、どう将来を考えればいいのか」
「研究職の仕事は首都圏に集まりやすい。地方で暮らしながら研究職を続けることは難しいのか」
そこにあったのは、「仕事と家庭を両立するための正解」を求める問いというよりも、キャリアも家族も大切にしたいからこそ生まれる、リアルな葛藤でした。
ライフプランを立てても、その通りになるとは限りません。
仕事が変わることもあれば、住む場所が変わることもある。子どもが生まれることもあれば、家族の状況が変化することもあります。
だからこそ、一度決めた「正解」を守り続けるのではなく、変化するたびに家族で話し、選び直していく。
そんな柔軟なコミュニケーションの重要性について、登壇者と参加者が一緒になって考える機会となりました。

■ロボットをつくる人も、一人の「生活者」

今回の登壇を通じて改めて見えてきたのは、どれほど専門性の高い仕事に携わっていても、私たちは皆、一人の生活者であるということです。
研究者も、エンジニアも、経営者も、会社員も。
仕事とは別に人生があるのではなく、仕事も人生の一部です。
そして私たちは、妊娠・出産、育児、介護、健康、パートナーシップなど、さまざまな出来事とともに働いています。
「研究を続けたい」
「仕事を続けたい」
「家族も大切にしたい」
「自分自身の人生も大切にしたい」
そのどれか一つを諦めるのではなく、その時々で自分たちなりの選択肢を考えられること。
そのためには、制度だけではなく、一人ひとりの状況に寄り添い、ともに考えられる存在も必要だとWith Midwifeは考えています。

アーカイブはこちらから

[動画: https://www.youtube.com/watch?v=live ]
■開催概要
名称:第44回日本ロボット学会学術講演会 オープンフォーラム
テーマ:「だれもが自分らしい道を進めるように ~自分も周囲も,みんなで考えるワークライフ・インテグレーション~」
開催日:2026年9月1日(火)
会場:金沢大学
主催:一般社団法人日本ロボット学会 ダイバーシティ推進委員会
登壇者・プログラム:
10:00-10:05 開式挨拶,趣旨説明
10:05-10:30 事例紹介・奥井 学 先生(中央大学)
10:30-10:55 事例紹介・松浦 芳樹 先生(GrooveX 株式会社)
10:55-11:25 講話・岸畑 聖月 先生(株式会社 With Midwife)
11:25-12:00 ディスカッション

■岸畑聖月 コメント

「助産師がロボット学会に登壇する」と聞くと、少し意外に感じる方もいらっしゃるかもしれません。確かに私も最初はびっくりしました。でも今回お話ししたのは、ロボットについてではなく、ロボットを研究する「人」と、その人を取り巻く「家族」についてです。
今回、研究者の方々のリアルなお話を伺って印象的だったのは、理系研究者だったそれぞれのご家庭に、それぞれの選択があるということでした。ライフプランを立てても、人生は必ずしもその通りには進みません。
だからこそ、最初から完璧な答えを出すこと以上に、自分が何を大切にしたいのか、パートナーは何を大切にしたいのかを知り、変化するたびに話し合える関係をつくっておくことが大切なのだと思います。
助産師の専門性は、出産の場だけで生かされるものではありません。これからもWith Midwifeは、業界や職種を越えて、一人ひとりが自分らしく働き、生きるための選択肢を一緒に考えられる存在でありたいと思っています。

■働く人のそばに専門家を。法人向け伴走型ウェルネス支援「THE CARE」

With Midwifeでは、法人向け伴走型ウェルネス支援「THE CARE」を通じて、働く人の健康やライフイベントをサポートしています。
THE CARE公式サイト https://the-care.withmidwife.jp/

働いていると、仕事だけでは解決できないさまざまな出来事に直面します。
妊娠・出産、育児、介護、健康、メンタルヘルス、パートナーシップ。
そして時には、「これからどんな働き方をしたいのか」「家族とどう生きていきたいのか」という、まだ“悩み”と呼ぶほどでもない迷いもあります。
THE CAREは、そんな日常の小さな変化や迷いから、専門家へ相談できる環境を企業の中につくるサービスです。
不調になってから支えるのではなく、働く人が自分自身の人生について考え、選択していくプロセスそのものに伴走する。
With MidwifeはTHE CAREを通じて、働く人と企業の双方を支援し、一人ひとりが「自分らしく働き続けられる」社会の実現を目指します。

■With Midwifeについて

 株式会社With Midwifeは、「生れることのできなかった、たったひとつの命でさえも取り残されない未来」の実現を目指し、助産師・看護師・保健師などの医療専門職の知見を活かして、産前産後・子育て支援、企業向け両立支援サービス等を展開しています。
 企業向けには、従業員とその家族に寄り添う健康と子育ての伴走支援プログラム「THE CARE」を提供。妊娠・出産・育児・介護・女性の健康・メンタルヘルスなど、働く人のライフイベントにまつわる課題に、医療専門職がオンライン・対面で伴走しています。
また、東京・中野では特に産後早期の家族を支える産後ケアマンション「Jicca Nakano」の運営を行っています。
会社名:株式会社With Midwife
代表者:代表取締役 岸畑聖月
所在地:大阪府大阪市都島区東野田町4-15-82 QUINTBRIDGE303
事業内容:産前産後・子育て支援/企業向け両立支援サービス 等
公式HP:https://withmidwife.jp/

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