世界をリードするアイデア&イノヴェイションマガジン『WIRED(ワイアード)』は、6月10日にVOL.12を発売。特集タイトルは「コーヒーとチョコレート」。ブルーボトルコーヒーが「コーヒー界のアップル」と呼ばれるまでになったその背景や魅力に迫ったほか、コーヒーとチョコを“ハック”した6つのスタートアップなどを紹介する特集となっている。
日本進出も発表したブルーボトルコーヒーは4,500万ドルもの資金を調達。サンフランシスコ発の小さなカフェに、テック界の大物たちが次々と投資をしている。日常生活に溶け込んでいるコーヒーとチョコレートが、ニュービジネスとして次世代テック企業を中心に非常に注目を集めているのは、いったいなぜなのか。
次世代テック企業がコーヒービジネスを起こすに至る発見と、駆り立てられた衝動の正体。「農家との直接契約」がもたらした「量から質」というコーヒーの世界に起きている革命。小さなカフェがどのような失敗を乗り越えて、人気店へと成り得たのか、コーヒーのスタートアップに学ぶ、スモールビジネスの経営戦略。
さらに、コーヒーが築いてきたイノヴェイションのプラットフォームの歴史。そしてコーヒーが作用するワークスペースにおけるコミュニケーションの理想のかたち。
WIREDはさまざまな視点から、いま、コーヒーとチョコレートのニュービジネスが注目される理由を解き明かします。
【そのほかの特集】
■REDESIGNING BICYCLE
自転車をリデザインする
世界中の街角で、自転車に乗る人が増えている。ヘルシーで、環境にもよくて、自動車よりも経済的。何より風を切るのが気持ちいい。テクノロジーによって自転車は進化し、都市もバイクフレンドリーになった。自分にぴったりの自転車があれば、毎日がもっと楽しい。世界はもっと美しい。
■MAN WITH A DRONE
ドローンな男、海へ行く
いまどきのオトコの休日には、ドローンが常にそばにある。ドローンな男 シーサイド篇。
■BOTTEGA VENETA’S GREEN ATELIER
未来を編むヴィラ ボッテガ・ヴェネタ 最新鋭アトリエと来るべき「ラグジュアリー」
ヴィチェンツァ近郊に新設されたボッテガ・ヴェネタのアトリエは、18世紀の建物を改築した、過去と未来が出合う場所。環境評価基準「LEED」で最高ランクを獲得した新アトリエの取材から、サステナビリティとラグジュアリーの未来を探る。
■2045 WHEN GOD IS A MACHINE.
その日コンピューターはぼくらを超えて神さまになった
宇宙物理学者・松田卓也博士と「2045年問題」を考える
6月28日より全国公開される映画『トランセンデンス』は、シンギュラリティ、2045年問題と呼ばれるトピックに正面から向き合った問題作。人工知能の指数関数的進化によってコンピューターの「知性」が人間を超えるその日、人類には、地球には、何が起こるのか? 異色の学者・松田卓也と気鋭の漫画家・宮崎夏次系とともに考える。また、映画の公開に合わせ、本編中に登場するUS版『WIRED』を模した限定版・特別表紙Ver.の『WIRED』VOL.12も販売予定。
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■WIRED(ワイアード)
1993年に米国で創刊し、現在6カ国で展開する、世界で最も影響力のあるテクノロジーメディア『WIRED』の日本版として、2011年6月にウェブサイトと雑誌を同時スタート。テクノロジーの進化を通して、カルチャーから、サイエンス、ビジネス、医療、エンターテインメントまで、社会のあらゆる事象を、読み応えのあるテキスト、美しいデザインとビジュアルでレポート。テクノロジーが時代をどう変え、時代がテクノロジーに何を望むかを考えることで、来るべき世界の未来像を探る総合メディア。
年4回発行 (3、6、9、11月)/ 定価: 500円 / 発行: コンデナスト・ジャパン