ゼンリンミュージアム(福岡県北九州市、館長:佐藤渉)は、2023年5月20日(土)から9月3日(日)まで、道路地図やカーナビゲーションの歴史に焦点を当てた企画展「クルマの地図 大集合!! ~68年の軌跡~」(以下、本企画展)を開催します。本企画展では、日本初の道路地図の誕生から、世界初のカーナビゲーションの実機、現代のカーナビゲーションまで、知られざる「クルマの地図」の歴史を貴重な資料とともに紹介します。

■展示概要
戦後、高度経済成長期を迎え、道路インフラの整備が進み、乗用車が徐々に庶民に広まりつつあった昭和30年に日本初の道路地図は誕生しました。その後、数多くの地図会社がさまざまな道路地図を手がけ、車1台に必ず道路地図が1冊常備される時代となります。
平成に入るとデジタルの時代を迎え、道路地図も次第にデジタルデータを搭載したカーナビゲーションへと移行していきます。交通革命やデジタル革命といわれる社会の変化に対して、「クルマの地図」がどのように変化し、どのような役割を果たしてきたのか、当時の資料とともに振り返ります。
■本企画展の見どころ
日本初・世界初のクルマの地図を、関係各社のご協力のもと一挙に展示します。舗装路と未舗装路の識別が重要だった昭和30年代の道路地図や、アナログ地図時代のカーナビゲーション、現代まで続くベストセラー道路地図帳の原点など、その当時の技術や英知を結集したさまざまな「クルマの地図」を紹介します。

■企画展のタイトルに込めた想い
本企画展では、乗用車で使用されてきた「地図」を中心に扱うことから、個人所有の乗用車に用いられる「クルマ」という表記を用いています。また、モータリゼーションの進展の中で、「クルマ」での移動に欠かせない必需品となった紙の道路地図やカーナビゲーションが一堂に会し、68年の歴史を紐解く展示であることから、タイトルを「クルマの地図 大集合!! ~68年の軌跡~」としました。
■期間限定デザインのチケットホルダー


企画展の開催期間中、有料入館者全員に、期間限定デザインのチケットホルダーを配布します。
昭和45年に日地出版が発行した道路地図の表紙をモチーフとしてあしらいました。モータリゼーションが急速に進展した高度経済成長の時代を想起させる、どこか懐かしいデザインです。
■クルマの地図 大集合!! ~68年の軌跡~ 開催概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/67172/table/135_1_aece651a69b8f99e0ad0fa16bb2c5081.jpg ]
■学芸員による企画展ガイドツアー(※)
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/67172/table/135_2_8af69cd207e555b61a936d2e26cfd6e6.jpg ]
※…ガイドツアーの事前予約は不要です。参加人数により、少人数のグループに分けて複数回実施します。
■「ゼンリンミュージアム」について (https://www.zenrin.co.jp/museum/)
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/67172/table/135_3_f680bb8716f3f2f90485f5b1184f843b.jpg ]