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太陽工業株式会社

水で固まる「コンクリートキャンバス(R)」が国土交通省 令和8年度NETIS「推奨技術」に選定

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~災害復旧の迅速化と省人化を実現、公共工事での活用拡大へ~

 大型膜面構造物(テント構造物)や土木・物流資材などを手がける太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村 祐己、以下:太陽工業) は、当社が販売する水をかけるだけでコンクリート構造を形成できるジオシンセティックセメント複合マット(GCCM)「コンクリートキャンバス(R)」が、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)において、2026年4月に令和8年度「推奨技術」に選定されたことをお知らせします。


平成30年西日本豪雨における末政川の復旧事例。資機材・作業員の確保が困難な現場で、仮設堤防をコンクリートキャンバス(R)で被覆し、約4,500平方メートル を8日間で仮復旧。

 人手不足や災害の激甚化が進む中、施工の効率化と迅速な復旧対応が求められており、本技術はそうした社会課題の解決に資する工法として期待されています。

 本技術は2025年に「VE 評価(活用効果評価済み技術)」を取得しており、今回の選定により、実証段階から公共工事での本格活用が期待される普及段階へと位置づけが進みました。

「推奨技術」選定の意義と評価のポイント
 国土交通省が運用するNETISは、公共工事における新技術の活用促進を目的としたデータベースです。NETISにおける「推奨技術」は、外部有識者による審査を経て、画期性・有用性が特に高く、公共工事での積極的な活用が望まれる技術として選定されるものです。

 コンクリートキャンバス(R)は、これまでの現場実績と効果検証を通じて、以下の点が高く評価されました。

1. 施工の革新性(省人化・制約対応)
型枠や重機を必要とせず、狭隘部や急勾配、水際など従来工法では施工が困難な条件下でも施工が可能であり、施工の省人化と工程の大幅な簡略化を実現

2. 性能の信頼性(薄層×耐久性)
薄層でありながら、耐久性・耐侵食性・水密性を有し、インフラの長期保護に寄与

3. 災害対応力(即応性・機動性)
短時間で施工可能であることから、災害復旧や応急対応において迅速な現場対応が可能

これにより、インフラ維持管理の効率化および災害対応の高度化に資する技術として期待されています。

コンクリートキャンバス概要
 コンクリートキャンバス(R)は、英国で開発された「ジオシンセティックセメント複合マット(GCCM:Geosynthetic Cementitious Composite Mats)」(ASTM D8364)と呼ばれる複合材料です。乾燥状態の特殊配合コンクリートを織物内に封入したシート状材料で、施工箇所に敷設し、水を散水(または浸水)するだけで硬化し、短時間でコンクリート被覆層を形成します。河川・法面・水路などの侵食防止・表面保護用途で活用されています。

特長
- 型枠不要で施工工程を大幅に簡略化
- 工期短縮と施工品質の均一化を実現
- 狭隘部・急勾配・水際などでも施工可能
- 水中施工にも対応

詳しくは当社製品ページをご参照ください。
https://www.taiyokogyo.co.jp/products/9590/

主な導入実績
本技術はこれまでに、
- 令和6年能登半島地震における国道249号復旧工事(国土交通省 北陸地方整備局 能登復興事務所)
- 令和6年奥能登豪雨における塚田川復旧工事(同上)
- 平成30年西日本豪雨における末政川の応急復旧(岡山県)
- 舞子架道橋西方法面整備工事(山陽電気鉄道、令和7年7月完工)

などに採用されており、施工性と適応力の高さが評価されています。


国道249号復旧工事(国土交通省 能登復興事務所発注)

塚田川復旧工事(国土交通省 能登復興事務所発注)

NETIS登録概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/48808/table/139_1_192fb63aac5bf7d3aed511bfecba960a.jpg?v=202605261245 ]

今後の展開
 今回の推奨技術選定を契機に、当社はコンクリートキャンバスの全国展開を一層推進するとともに、官公庁・自治体への提案活動や災害対応分野での活用拡大を図ります。
引き続き、社会インフラの維持管理や防災・減災に貢献する技術の開発・普及に取り組んでまいります。

太陽工業株式会社について
 太陽工業は、創業100年を超える大型膜面構造物のリーディングカンパニーです。1970年日本万国博覧会ではアメリカ館において、空気圧のみで屋根を支える低ライズ(高さを抑えた)方式の空気膜構造を世界で初めて実現しました。その後も東京ドームの膜屋根取り付けや世界最大級のドーム施設であるロンドンのミレニアム・ドーム(現:The O2 Arena)など、世界各地の大型プロジェクトに参画。さらに2025年の大阪・関西万博では20以上のパビリオンと施設に携わり、万博会場づくりを支えました。経済性、施工性、透光性、デザイン性に優れた膜構造技術を核に、建築事業をはじめ、土木、物流、環境分野へと事業を展開し、社会の安全・安心を支えています。
 イベントコンサルティングを手がけるTSP太陽株式会社、施設運営を担うアクティオ株式会社などのグループ会社とともに、「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」を掲げ、社会に新しい価値を提供していきます。
https://www.taiyokogyo.co.jp/

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