~武蔵野大学後援会 教養講座 11月3日(木・祝)開講~
武蔵野大学後援会(東京都西東京市)は、2022年11月3日(木・祝)に教養講座 「IoT/AIの進化とサイバーセキュリティの課題」を武蔵野キャンパス雪頂講堂で開講します。本講座では、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、「NICT」)理事長/慶應義塾大学名誉教授 徳田 英幸氏が講師として登壇し、先端技術利用に伴う問題をサイバーセキュリティの観点から考えます。

【本件のポイント】
NICT理事長/慶應義塾大学名誉教授 徳田 英幸 氏が講師として登壇
技術革新に伴うサイバー攻撃の動向を整理し、今後の課題について講演
【本件の内容】
近年、第4次産業革命によりあらゆるモノがインターネットに接続され、スマートフォンで外出先からの家電操作、ウェアラブル端末による健康管理、サブスクリプションサービス、スマートスピーカーを用いたスマートホーム化など、IoT(Internet of Thingsの略)がライフスタイルに溶け込んでいます。また接続機器から集めたデータはビッグデータとしてAIにより分析・活用され、産業構造にも変化をもたらしています。一方、技術革新によりサイバー空間はボーダレスに広がり、自動車や医療、金融をはじめ、人々の日々の生活や社会活動にかかわる重要情報が取り扱われており、それらのデータやセンサー機器へのサイバー攻撃が発生するとともに、安心・安全に取り扱えるデータ環境の整備も不可欠な状況です。
本講座では、インターネットにつながったモノ(IoT)やAI(人工知能)などの技術革新を説明すると共に、日欧プロジェクトによるスマートシティの事例を紹介します。またIoTとAIによって提供可能となる新しいスマートサービスや新たなサイバー攻撃のかたちなどを報告し、今後のサイバーセキュリティの課題について講演します。
【概要】
[表: https://prtimes.jp/data/corp/67788/table/143_1_357a2cf27cdb7db7d2c9f901578959de.jpg ]
【講師プロフィール】
■徳田 英幸 氏(国立研究開発法人情報通信研究機構[NICT]理事長/慶應義塾大学名誉教授)
慶應義塾大学工学部を卒業後、工学研究科修士課程修了、1983年にカナダウォータールー大学計算機科学科にて博士取得。その後、カーネギーメロン大学計算機科学科研究准教授を経て、1990年に慶應義塾大学兼任、1996年環境情報学部教授。慶應義塾大学常任理事、環境情報学部長、大学院政策・メディア研究科委員長等を歴任。主に、分散システム、オペレーティングシステム、ユビキタスコンピューティングシステム、IoT/サイバーフィジカルシステム、スマートシティなどに関する研究に従事。2017年に国立研究開発法人情報通信研究機構理事長に就任。現在、慶應義塾大学名誉教授、日本学術会議連携会員、情報処理学会会長、B5G推進コンソーシアム副会長、スマートIoT推進フォーラム会長、重要生活機器連携セキュリティ協議会会長、情報処理学会フェロー、日本ソフトウェア科学会フェロー、IEEE東京支部理事等を務める。
【関連リンク】
■武蔵野大学後援会HP:https://www.musashino-u.ac.jp/kouenkai/
【武蔵野大学について】

武蔵野大学有明キャンパス1924年に仏教精神を根幹にした人格教育を理想に掲げ、武蔵野女子学院を設立。武蔵野女子大学を前身とし、2003年に武蔵野大学に名称変更。2004年の男女共学化以降、大学改革を推進し12学部20学科、13大学院研究科、通信教育部など学生数13,000人超の総合大学に発展。2019年に国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設。2021年に国内初のアントレプレナーシップ学部を開設し、「AI活用」「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせる。2023年には国内初のサステナビリティ学科を開設する。2024年の創立100周年とその先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、大学改革を進めている。
武蔵野大学HP:https://www.musashino-u.ac.jp