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株式会社KandaQuantum

AIエージェント・オーケストレーションの新時代 - 神威 "神統記/Theogonia" アルファリリース

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膨大なAIエージェントの仕事を「見える化」。AGI時代を切り拓く、AIエージェント・オーケストレーションツール「神統記/Theogonia」。

株式会社KandaQuantum(東京都千代田区麹町、代表:元木大介)は、次世代AGI開発基盤「神威/KAMUI」に AIエージェント・オーケストレーション*1 ツール「神統記/Theogonia」をこの度アルファリリースいたします。本ツールは、AIエージェントのタスクをガントチャートで視覚化し、効率的なタスク割り当てを実現します。さらに将来的には量子スケジューリング技術を活用することで、より高度な最適化を目指します。
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動画インスタグラムはこちら
https://www.instagram.com/reel/DDQa9PBS7jw/?igsh=dno5cTRpenA0NzB6

神統記/Theogonia のメインダッシュボード。複数のAIエージェントの状態、タスク進捗、リソース配分、過去オペレーション一覧をリアルタイムで一元管理・可視化します。

主な機能:
- マルチAIエージェント管理: 複数のAIエージェント*1を一元管理し、ガントチャートによる可視化とYAMLベースの構造的制御を実現
- 一気通貫開発支援: 要件定義から実装、リバースエンジニアリング*6までを統合的にサポート
- 高度な可視化: 3D空間表現やリアルタイムモニタリングによる直感的なプロジェクト管理を実現
目次
1. 本リリースの概要
2. 神統記/Theogoniaがもたらす新機能と特徴
- AIエージェント・オーケストレーション機能(ガントチャート表示、YAML制御)
- マルチスレッドAI開発環境
- 設計(抽象化)・実装(具体化)・実装情報抽出(再抽象化)の一気通貫プロセス
- リバースエンジニアリング「Arcana」への対応
3. 用語解説(AIエージェント・オーケストレーション、Grimoire、Arcanaなど)
4. 神統記/Theogoniaの実行例と画面イメージ
5. 量子技術活用の将来構想(将来実装予定の量子スケジュール最適化技術)
6. 価格・利用方法

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1. 本リリースの概要
「神威/KAMUI」は2024年8月に公表した要件定義システム生成AI「バベル/Babel」を進化させた次世代AGI開発基盤であり、すでに多くのユーザによる実用利用が始まっています。2024年11月には大規模リバースエンジニアリングシステム「Arcana」や空間コンピューティングシステムをリリースし、着実な進化を遂げてきました。


神威/KAMUI 空間コンピューティング画面

弊社参考記事
- 2023年06月25日:[GPT-4 × 量子: わずか4分で4ヶ月分のスケジュール生成するプロマネAIを実現](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000082094.html)
- 2024年08月31日:[要件定義システム生成AI-Babelリリース](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000142.000082094.html)
- 2024年10月04日:[魔法、群知能、デジタル生命 Babel・Zoltraak開発者の頭の中](https://ascii.jp/elem/000/004/225/4225897/)
- 2024年11月09日:[AGI開発基盤「神威/KAMUI」- 空間コンピューティングシステム(β)リリース](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000147.000082094.html)
- 2024年11月28日:[AI駆動型大規模リバースエンジニアリングシステム 神威/KAMUI - Arcana](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000148.000082094.html)

昨今AIエージェントがあらゆる業種で取り入れられようとしている中、世界で爆発的なトレンドになりつつあります。


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そして、その「見える化」は大量のAIを管理する方法として喫緊の課題となっています。
今回アルファリリースする「神統記/Theogonia」は、これらの技術を統合し、神威/KAMUI上で走る複数のAIエージェントを一元管理し、複雑なシステム開発を制御・可視化できる新ツールです。プロジェクト全体をガントチャートで俯瞰し、YAMLによる構造的な制御が可能となり、また研究済みである量子技術を活用したスケジュール最適化技術の導入を予定しています。

「神統記/Theogonia」は量子生成AIによるAIエージェント・オーケストレーション時代の先駆けとして、多層的なシステム設計・実装フローを効率化します。

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2. 神統記/Theogoniaがもたらす新機能と特徴
(1) AIエージェント・オーケストレーション機能*1(ガントチャート、YAML制御)
神統記/Theogonia*4は、複数のAIエージェント*1が同時並行で開発タスクに取り組む様子を、ガントチャート形式で可視化します。また、YAMLファイルによるタスク管理・定義によって、複雑な依存関係やスケジュールを容易に操縦できます。

(2) マルチスレッドAI開発環境
神統記/Theogonia*4は、5~10スレッドのフルスタックAIエージェント*3が並列稼働する神威/KAMUI基盤上での開発を前提としており、複数のタスクを同時進行させることで開発スピードの飛躍的向上を可能にします。

複数のAIエージェントが並列で開発タスクを実行する様子。各エージェントの状態と進捗がリアルタイムに表示されます。

(3) 設計(抽象化)・実装(具体化)・実装情報抽出(再抽象化)の一気通貫プロセス*2
通常のシステム開発は「要件定義(抽象化)→設計→実装(具体化)」と進み、後から再度リバースエンジニアリング*6により「抽象化」し直すことは大変な手間がかかります。神統記/Theogonia*4は、この一連のプロセスをAIエージェント群*1が一貫してサポートし、設計から実装、そして再抽象化(仕様化)までシームレスに実現します。

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3. 神統記/Theogoniaの実行例と画面イメージ
神統記/Theogoniaを用いることで、複数AIエージェントが並行稼働する状況をガントチャート上で俯瞰可能です。また、YAMLによるタスク定義で即座にエージェント間の役割分担やスケジュール調整が行えます。

1)アイデア: 要望から要件定義YAML(Grimoire)作成、3次元情報構造体構築


Grimoireによる要件定義の管理画面。構造化された指示書をビジュアルに管理。実装完了。

2)抽象構造体理解: 3次元情報構造体構築を対話で修正、確認
抽象構造体はディレクトリ表現、依存関係表現、ディレクトリ表現+依存関係表現の3パターンで確認


抽象構造体: ディレクトリ表現、構造を確認


抽象構造体: 依存関係表現、プロジェクト内の依存関係を階層的に可視化し、ボトルネックを特定。

2)要件定義YAML(Grimoire)からシステム生成

AIエージェントによるコード生成の様子。複数のファイルを並行して生成し、リアルタイムで進捗を確認できます。

3)生成したシステムから要件定義YAML(Grimoire)への抽象化・リバースエンジニアリング

既存システムのリバースエンジニアリング結果を可視化します。

既存システムのリバースエンジニアリング結果を可視化。

4)再度Grimoire構造体修正

可視化情報は対話で修正し、再度生成。

5)修正Grimoire構造体からシステム一括生成
AIエージェントによる開発タスクの実行状況をリアルタイムでモニタリング。過去オペレーションも表示

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4. 量子技術活用の将来構想(将来実装予定)
昨今のAIエージェントは各種タスクに対する専門性が重要となっており、組み合わせ爆発を如何に解消するかが喫緊の課題です。

* 以下 AIエージェントx タスク数の組み合わせ総数(比例して計算時間も増加する)。エージェント数が2桁規模でもスケジュール問題解決に天文学的な時間を要する。

当社は、LLMと量子技術を組み合わせた大規模最適化問題の実証実験実績を有しています。2023年6月には、GPT-4と量子技術を組み合わせ、わずか4分で4ヶ月分のスケジュール生成を実現する画期的な成果を上げました。
- 2023年06月25日:[GPT-4 × 量子: わずか4分で4ヶ月分のスケジュール生成するプロマネAIを実現](https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000118.000082094.html)

量子コンピューティングとGPT-4を組み合わせ、大規模スケジューリング問題を革新的に解決

この実績を活かし、将来的には神統記/Theogoniaに量子スケジュール最適化モジュールを統合し、より巨大で複雑なスケジュール・リソース割当問題を高速・高精度で解決することを目指します。量子計算技術の実用化により、マルチエージェント間の協調構築や大規模プロジェクトの進行管理が、これまで不可能だったスケールで可能になる見込みです。

5. 価格・利用方法・エンタープライズ対応
- 月額9,800円(税込/1名あたり)から利用可能(神威/KAMUI利用者向けオプションとして提供)
こちらから → kamui.ai
- エンタープライズプラン:現在対応しておりません。
- 将来的な一般リリース前のアルファ版につき、機能制限あり。継続的なフィードバックを通じて改善を重ね、安定版の提供を予定しています。
詳細・登録はこちら
kamui.ai

用語解説
1. AIエージェント・オーケストレーション:
複数の知能的タスク実行ユニット(AIエージェント)を統括し、指示書(プロンプト)要件定義YAMLに沿って全体を合理的に動かす手法。
2. システム生成AI:
システム全体の設計から実装までを自動生成するAI技術。要件定義から始まり、アーキテクチャ設計、データベース設計、APIインターフェース定義、フロントエンド/バックエンドの実装まで、一貫したシステム開発プロセスを自動化。主な特徴:
- 要件からシステム全体構造の自動設計
- マイクロサービスアーキテクチャの自動分割設計
- データベーススキーマの自動生成
- API仕様の自動定義とOpenAPI生成
- テストケースの自動生成と品質保証
3. フルスタックAIエージェント:
フロントエンドからバックエンド、インフラまで、システム開発の全レイヤーを担当できる高度なAIエージェント。特徴として:
- フロントエンド開発(React, Vue.js等)の実装能力
- バックエンド開発(Node.js, Python等)の実装能力
- データベース設計と最適化
- インフラストラクチャ(Docker, Kubernetes等)の構築
- CI/CDパイプラインの構築と自動化
- セキュリティ対策の実装
複数のフルスタックAIエージェントが協調することで、大規模システムの開発を効率的に進行。
4. 神統記/Theogonia:
複数のAIエージェントを統括的に管理・制御するシステム。ガントチャートによる可視化やYAMLベースの構造的制御により、大規模な開発プロジェクトにおけるAIエージェントの協調作業を実現。主な特徴として:
- マルチAIエージェント管理機能
- 一気通貫開発支援
- 3D空間表現による直感的な可視化
- YAMLベースのタスク制御
- リアルタイムモニタリング機能
5. Grimoire:
構造化された要件定義書の総称。4000件近くのGrimoireが公開されており、AGI開発における明確な指示書として活用。
6. Arcana(アルカナ):
リバースエンジニアリング機能の名称。既存システムやコードベースを解析し、その依存関係・ロジックを抽出することで、設計段階の情報に還元する技術。
7. Zoltraak(ゾルトラーク):
AIエージェントを用いた大規模生成技術。数分で最大100ファイル以上の生成を可能とする。

本リリースは、神威/KAMUIを基盤とし、新たなステージへと踏み出す「神統記/Theogonia」のアルファリリースに関するお知らせです。AIエージェント・オーケストレーション、設計・実装・再抽象化プロセス統合、そして将来の量子技術活用により当社は革新的なシステム開発の未来を切り拓いてまいります。

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