中国在住のブランドコンサルタントが伝授!
株式会社クロスメディア・パブリッシング(東京・渋谷区、代表取締役・小早川幸一郎)は、2022年8月5日に書籍『ブランドカルチャライズ』を刊行いたします。
本書は、日本が誇る商品やサービスを海外に届ける際に必要となるマーケティングプロセスを「ブランドカルチャライズ(R)︎」と定義し、全4ステップで解説しています。
中国に長く在住し、海外の消費者を数多く見てきたブランドコンサルタント2人による、海外マーケティングの実践書です。

Amazon:www.amazon.co.jp/dp/4295406953
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/17202472/
日本のブランドが海外で受け入れられない理由
人口構造の変化。市場の縮小。インフレ。成長性。
このようなさまざまな要因が絡み合うことで、海外にビジネスチャンスを求める事業者はたくさんいます。
しかし、日本で成功した商品やサービスも、海外に挑戦しても受け入れられないことは少なくありません。
なぜ日本が誇るブランドが海外で受け入れられないのか。
その理由は共通して、「現地の消費者の文化、感性に合っていない」という問題にたどりつきます。このギャップを埋めることを目的として本書は生まれました。
カギは海外消費者の「知覚理解」
本書では海外マーケティングのプロセスを中心に解説していきますが、その「ブランドカルチャライズ」を次のように定義しています。
ブランドカルチャライズとは、進出先の国・地域の消費者の『知覚』に合わせてブランドの表現を調整すること
その中でもカギになるのは、現地の消費者の「知覚」を理解することです。
私たち日本人は、同じ言葉を話し、読み書きをし、同じ文化の中で生活しています。その結果、日本人同士では知覚に差がつかず、海外と比べると文化的多様性の低い国に位置づけられます。
ブランドカルチャライズを実践することで、現地の知覚に合わせ、消費者の接点になる部分はすべて調整の余地がある、といった視点が手に入ります。

4つのステップで、ブランドは生まれ変わる
ブランドカルチャライズには、全4ステップを行き来しながら実行していきます。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/80658/table/180_1_3d1a4c0f09189e64fd18aa9b90b33940.jpg ]
この4ステップの中には、3C分析やペルソナの設定など、マーケティングやブランディングの基礎的な枠組みも登場します。
それらの枠組みの中で、ブランドを現地の消費者により愛され、選ばれるように開発・育成していく切り口こそが、ブランドカルチャライズの役割なのです。

現代はさまざまな価値観、ライフスタイルが存在し、どんどん枝分かれが進んできています。「市場全体」のトレンドをつかみ、消費者を一括りで語るのは、ますます難しくなっていくでしょう。
このような環境のなか、ブランドを常にアップデートし、消費者に愛されるものに維持し続けるためにも、ブランドカルチャライズの考え方、プロセスが力を発揮していくのです。
本書では、ブランドカルチャライズという新たなマーケティングプロセスがわかりやすく伝わるよう、架空のブランドを用いた豊富な事例を紹介していることも特徴の1つです。
商品やサービスを海外で展開していきたいマーケター、ブランド担当者の方、必読の1冊です。
本書の構成

第1章:ブランドカルチャライズとは
第2章:現地のバックグラウンドを理解する
第3章:市場とターゲットを理解する
第4章:ブランドの表現を調整する
第5章:コミュニケーション戦略のカルチャライズ
著者:久保山浩気/川崎訓
本体価格: 1,728円 (本体1,580円+税)
詳細URL:Amazon:www.amazon.co.jp/dp/4295406953
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/17202472/