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株式会社ROXX

【ROXX】ノンデスク領域における求職者の生活調査

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平均手取「16万円/月」、20歳以上「3人に1人」が生活費目的で借入、40歳から「2倍以上」の年収差も

未経験から正社員を目指すノンデスク領域に特化した転職プラットフォーム『Zキャリア』を運営する株式会社ROXX(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中嶋汰朗、東証グロース:241A、以下 ROXX)は、『Zキャリア』を利用している661名にアンケートを実施し、「ノンデスク領域における求職者に関する生活の実態」を調査・分析しました。

はじめに

少子高齢化・人口減少が続く日本において、労働市場の人材不足は深刻な社会課題となっています。特に当社が支援する「ノンデスク領域」は、製造、建設、物流、小売、飲食、医療・福祉、教育、警備などの業界をはじめとした私たちの生活インフラを支える必要不可欠な存在です。
一方で、現場で働く人々が実際にどのような生活を送り、どのような不安を抱えているのかという「実態」は、これまで十分に可視化されてきませんでした。
そこで今回、公的統計と『Zキャリア』利用者へのアンケート結果を掛け合わせ、ノンデスク領域における求職者の生活事情を紐解きました。回答内容からは、単なる収入への課題感だけでなく、生活費を目的とした借入実態や、雇用形態による所得格差、年齢によるライフスタイルの違いが明らかになりました。

生活調査サマリー

- 30歳以上の65%超が借入を利用。利用目的の6割以上が「生活費」の補填
30歳以上の借入利用率は65%を超え、借入利用者のうち約半数が消費者金融・カードローン・キャッシングを利用しています。また、利用目的の6割以上が「生活費」となっており、家計の逼迫を借入で補う実態が浮き彫りとなりました。
- 約半数が副収入を得るも、上位3項目はフリマアプリ約17%、ポイ活約14%、スキマバイト約13%に留まる
『Zキャリア』の求職者の約48%が本業以外の収入を得ており、その手段は、フリマアプリやポイ活、スキマバイトといった「即金性の高いもの」が上位を占めました。一方で、上位3項目それぞれの利用率は20%未満に留まり、可処分時間の活用や不要な金品の現金化はあるものの、利用者はそれほど多くないという実態が見受けられます。
- 雇用形態による年収差は40歳から2倍以上。学歴格差を上回る「雇用形態格差」
40代における最終学歴(大卒・高卒)による年収差は約1.3倍なのに対し、同年代の雇用形態(正社員・非正社員)による年収差は2倍に達することが判明しました。学歴以上に「正社員による昇給」が、経済的安定を左右する決定打となっています。
- 年齢とともに支出の関心事は「自己表現」から「日常の充足」へ変化
支出の関心事は、10代~20代の「洋服・美容・推し活・旅行」といった外見やイベントへの投資、30歳以上は生活の基盤である「食費・外食費」でした。若年層の「自己表現や非日常の幸福」を求める意識から、年齢とともに、「日常の充足」へと変化している様子が見受けられます。

調査概要・前提要件

調査対象:『Zキャリア』の利用者
調査期間:2025年9月~2025年10月
調査方法:Googleフォームでアンケートを回収
有効回答数:661名
回答者の平均月収(手取り):16.1万円
回答者の平均年齢:25.0歳(未回答を除く)

1. ノンデスク領域における求職者の経済事情

少子高齢化に伴う深刻な人材不足が叫ばれる一方で、ノンデスク領域の求職者は年齢に比例して借入率が上がり、その多くが「生活費の補填」を目的としている実態が判明しました。
a. 借入の利用状況
直近1年間の借入状況に関する調査では、全体の約55%が何らかの借入があると回答しました。年齢との相関関係も顕著であり、30歳以上では65%を超える借入率となっています。

借入の内訳を見ると、資産形成に繋がる「住宅ローン」や「自動車ローン」の割合は低く、奨学金やカードローン・キャッシング、消費者金融が上位を占めています。特に消費者金融やキャッシングは20歳以上の3人に1人が利用していました。

また、消費者金融・カードローンの利用目的として、6割以上が「生活費」を挙げており、借入によって日々の生活を維持せざるを得ない実態が判明しました。

b. クレジットカードの保有状況
クレジットカードの保有状況に関する調査では、全体の約65%が「所有している」と回答した一方で、30歳以上の約27%が「過去に申し込んだことがあるが、現在は持っていない」と回答しました。

また、「クレジットカードの保有状況」と「消費者金融・カードローン・キャッシングの利用」には密接な関連性が見られました。クレジットカードを「過去に申し込んだことがあるが、現在は持っていない」と回答した方の48.2%が消費者金融やカードローンを利用していました。反対に、クレジットカードを保有しておらず「申し込んだことはない」と回答した方が、消費者金融等の借り入れを行っているケースは18.5%に留まっています。

c. 将来への意識
将来の収入や生活に関する意識調査では、20歳以上の87.0%が「不安を感じている」と回答し、年齢に比例して不安が深刻化する傾向が顕著となりました。

将来への不安の要因として最も多く挙げられたのは「現在の収入の低さ」や「収入の不安定さ」でした。

2. ノンデスク領域における求職者の副収入事情

生活費の補填は借入だけでなく、本業以外の収入でも賄っていることが分かりました。
本業以外の収入に関してアンケートした結果、全体の約48%が副収入を得る方法を有しており、その割合は年代が上がるにつれて高まる傾向にあることが判明しました。

本業以外での収入源は「フリマアプリでの現金化」の利用率が最多で17.5%、次いで「ポイ活」や「スキマバイト」が上位を占めていますが、即金性の高い上位3項目でもそれぞれの利用率は20%未満に留まっています。

3. ノンデスク領域における求職者の収入事情

収入の低さや不安定さといった不安の根本的な要因を紐解くと、そこには「雇用形態による収入格差」という構造的な壁があることが明らかになりました。
a. 雇用形態別の収入
厚生労働省の「令和6年賃金構造基本統計調査」をもとに年齢階級別の正社員と非正社員の収入(給与及び賞与)推移を分析した結果、正社員の収入が非正社員の収入を大きく上回りました【図表1】。雇用形態による収入差分は、10代では小さいものの、非正社員の収入は伸びない一方で正社員の収入は大きく伸び、40歳を超えると2倍以上の収入差分が発生しています。

b. 最終学歴別の収入(給与及び賞与)
年齢帯別の高校卒業と大学卒業の収入(給与及び賞与)推移を分析した結果、収入差分が2倍以上となる40歳~44歳において、最終学歴による収入差分は正社員が約1.3倍、非正社員が約1.2倍でした。また、同じ大学卒業であっても雇用形態による収入差分は約2.0倍となり、最終学歴よりも雇用形態の違いによる収入への影響の方が大きいことが分かりました。なお、当該集計にあたり、最終学歴が中学卒、専門・短大卒、及び大学院卒は除外しています。

4. ノンデスク領域における求職者の支出意識

求職者の支出意識について調査したところ、年齢とともに「日常の充足」を求める意識が見受けられました。
a. 節約への意識
支出に関しては、全年代で「食費」や「通信費」の節約志向が強いことが分かりました。特に「通信費」は「住居・家賃」よりも実際の支出は低い傾向にあるものの、節約に対する意識は高いことが伺えました。また、年齢が上がるにつれて、趣味や嗜好品といった付加価値の高いものから「住居・家賃」や「水道・光熱費」といった生活インフラへの節約意識が高まっていくことも伺えます。

b. 消費支出への意識
「一番お金をかけたいもの」の調査結果からは、全年代で「交際費」に高い関心を寄せているものの、その他の内容では大きく異なっていました。10代では「洋服・美容」、20代では「推し活」や「旅行」、30代では「食費・外食費」と、年代とともに興味の対象が「外見・趣味」から「日常の充足」へとシフトしていく様子が見て取れます。

本調査を通じて、ノンデスク領域における求職者の多くが借入や副収入によって生活を維持している実態に加え、その背景には学歴以上に影響の大きい「雇用形態による収入格差」が存在していることが明らかとなりました。こうした経済的状況において、求職者の支出の関心事は、年齢とともに、日常の充足へと変化している様子が見受けられました。

【代表コメント】

株式会社ROXX 代表取締役社長 中嶋 汰朗
今回のアンケート調査は、私たちが日々向き合っているノンデスク領域の方々の生活実態や、抱えている課題を捉え、サービス品質を向上する目的で実施しました。
本調査結果から改めて認識しましたのは、30代以降に生活費を目的とした借入が増加している実態と学歴以上に雇用形態が生涯年収や社会的信用に大きな影響を与えている構造的な課題です。

これまでROXXは、正社員への転職を通じた「所得向上」を主軸に支援を行ってまいりましたが、本調査で、転職活動に伴う一時的な出費や日々の生活インフラの負担そのものが、求職者様のキャリア形成において大きな障壁となっている現実を再認識いたしました。転職支援という「点」のサポートに留まらず、生活コストの削減やインフラ整備、さらには金融アクセスの改善といった、生活領域全般を包括的に支える事業の必要性を感じています。

今後ROXXは、今年度に提供開始を予定している求職者向けクレジットカード「Z CAREER CARD」を含め、本調査ならびに事業活動から得られたお客様の声を積極的にサービス開発や品質向上に取り入れ、転職支援の枠を超えた新たな支援の形を順次展開してまいります。

■Zキャリアについて https://zcareer.com/
『Zキャリア』は、未経験から正社員を目指すノンデスク領域に特化した転職プラットフォームです。少子高齢化を背景に人材不足が進み、人材獲得競争のさらなる加速が見込まれるなか、日本の給与所得者の半数以上は年収400万円未満(※1)、非大卒は67%(※2)、非正規率も37%(※2)に上ります。一方で、国内人材紹介市場において、その多くが学歴や職歴を持った即戦力の求職者を対象としたサービスとなっています。ROXXではこうした業界構造に着目し、未経験の求職者と採用企業のマッチングサービスに加えて、パートナーである人材紹介会社の支援サービスを展開しています。幅広い業界および職種における求職者と採用企業とのマッチングを創出しています。
※1:国税庁「令和6年分 民間給与実態統計調査」
※2:総務省「令和6年 労働力調査年報」

【株式会社ROXX】
株式会社ROXXは、「時代の転換点を創る」をミッションに掲げ、日本全体の所得向上の実現を目指し、労働市場の需給ミスマッチをテクノロジーで解決するHRテックカンパニーです。少子高齢化による労働人口の減少を起因とした社会課題が深刻化する中、未経験者を中心とした求職者の正社員就職を支援し、企業の採用におけるミスマッチを解消することで、雇用の流動化と効率化に貢献し、個人や企業の抱える課題を解決するべく、HR領域を主軸に事業を展開しています。

・所在地:〒160-0022 東京都新宿区新宿6-27-30 新宿イーストサイドスクエア 8階
・代表者:代表取締役社長 中嶋汰朗
・設立日:2013年11月1日
・事業内容:未経験から正社員を目指すノンデスク領域に特化した転職プラットフォーム『Zキャリア』の開発・運営 / 面接工数の削減や選考リードタイムを実現する採用支援サービス『Zキャリア AI面接官』の開発・運営
・URL: https://roxx.co.jp

【本リリースに関するお問合せ先】
・株式会社ROXX (広報)
・Mail:pr@roxx.co.jp
・Tel:03-6777-7070

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