9月3日発売『森のたからもの探検帳』
この度、世界文化社より、森の散歩が10倍楽しくなる新しい歩き方を提案する『森のたからもの探検帳』を9月3日発売いたします。
夏も終わりを告げ、少しずつ秋らしくなってきました。
この時期、森へ訪れたら「リスのエビフライ」を探してみませんか?
「リスのエビフライ」とは?

「リスのエビフライ」、またの名を「森のエビフライ」。
誰が名づけたのか、森で見つけた落し物は、それはそれは不思議で素敵なものでした。
森を歩いていると、時々切り株の上や倒木の上に、ちょこんと載っているエビフライを目にすることがあります。
それは、マツの木の下でも見つけることができます。このエビフライのようなもの、いったい何だと思いますか?
エビフライの正体


その正体は、なんとアカマツのまつぼっくりでした。
エビフライに似ている不思議なものは、リスがまつぼっくりの中にある種を食べたあとの食痕だったのです。リスはまつぼっくりの鱗片と鱗片の間にある小さな種を食べるために、鱗片のすべてを食いちぎっていたのです。森の中でリスは、人知れずまつぼっくりをこのようなエビフライへと変えていたのでした。
リスのエビフライを探そう!

リスがエビフライを製作するのは、主に夏から秋にかけてです。ベストシーズンは秋の初めですが、冬から春にかけても出来立てのエビフライを拾うことができます。
リスには自分のお気に入りの場所でまつぼっくりを食べる習性があります。それは木の枝だったり、倒木の上だったり、まちまちですが、1個見つけたところでは必ずと言っていいほど数個見つけることができます。

その他、バラの花そっくりのまつぼっくり「シーダローズ」や、色んな種類のどんぐり、鳥の羽など、ほとんどの人が知らずにいた、森の素敵なたからものがいっぱい。
紅葉を楽しみながら、本書を片手に、自然の落し物を探してみませんか?

【書籍概要】
『森のたからもの探検帳』
著者/飯田猛
定価/1,620円(税込)
発行/世界文化社
【9/24開催】散歩家・飯田猛氏によるワークショップ開催のお知らせ
世界文化社創立70周年&『家庭画報』創刊700号記念「家庭画報大賞」の受賞作品の展示とともに、世界文化社にゆかりのある講師陣を招き、さまざまなワークショップを開催いたします。
散歩家・飯田猛氏による「自然の宝物を見つける 森の歩き方」
開催場所/日本橋三越本店 本館7階 はじまりのカフェ
開催日時/2016年9月24日(土)午前11時~午後0時30分
講師/飯田 猛(散歩家・編集者)
受講料/2,160円
定員/16名
森には宝物が沢山落ちています。リスのエビフライ、不思議な木の実シーダローズ。森の住人たちの落し物(=宝物)に気付けば、森歩きはもっと楽しくなります。宝物の見つけ方のコツとアクセサリー作りを楽しみませんか?
お問合せお申込は、「日本橋三越 はじまりのカフェ」
●TEL 申込み:03-3274-8843 (受付時間/10時30分~19時30分)
※インターネット予約が完売・販売終了の場合は、お電話または店頭にてお問合せください。