(事前申込制・無料)
京都精華大学(所在地:京都市左京区、学長:澤田昌人)では、第14回目の開催となる「岡本清一記念講座─日本と世界を考える」に小説家の平野啓一郎さんをお招きして、オンラインでの講演会を行います。
本講演は、一般の方にも無料でご参加いただけます。ぜひご案内ください。
【京都精華大学 第14回「岡本清一記念講座─日本と世界を考える」】
「自己と他者~自由の共有を巡って」
世界的に分断と対立が煽られ、未来の予測不可能性が高まっている今日、自己と他者という最小単位の関係から、自由のあり方について議論をします。キーワードは、「分人」という概念です。「個人」としてのあり方の限界をいかに克服し、他者との共生を目指すべきか、理想的に語ることがまさに最も現実的である地平を、言葉を通じて皆さんと共有したいと思います。
講 師:平野啓一郎(小説家)
開催日時:2026年2月11日(水・祝)11:00~12:30
会 場:オンライン(YouTube)
申 込:事前申込制(2026年1月中旬から受付開始)
https://www.kyoto-seika.ac.jp/lecture/okamoto-memorial-seminars.html
主 催:京都精華大学(無料)
■登壇者プロフィール:平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)氏(小説家)

1975年、愛知県蒲郡市生まれ、福岡県北九州市出身。京都大学法学部卒。在学中の1999年に文芸誌『新潮』に投稿した小説『日蝕』で第120回芥川賞を受賞した。以後、一作毎に変化する多彩なスタイルで、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。主な著書に、小説『葬送』、『マチネの終わりに』、『ある男』、『本心』、『富士山』等、エッセイに『私とは何か 「個人」から「分人」へ』、『考える葦』、『「カッコいい」とは何か』、『死刑について』、『三島由紀夫論』等がある。2025年夏、過去7年間に書いた文学論・芸術論を収録した最新エッセイ集『文学は何の役に立つのか?』、新書『あなたが政治について語る時』を刊行。
■岡本清一記念講座─日本と世界を考える
京都精華大学初代学長・岡本清一の掲げた教育理念「新しい人類史の展開に対して責任を負い、日本と世界に尽くそうとする人間の形成」を継承することを目的に、岡本清一記念講座「日本と世界を考える」と題した講演会を2008年から開催しています。これまでに、日本と世界や、自由に関するテーマで、多彩な講師にご登壇いただいています。
[過去の登壇者]
藤原帰一(国際政治学者)/ 池澤夏樹(小説家)/ 佐藤優(作家、元外交官)/ 高橋源一郎(小説家)/ 古市憲寿(社会学者)/ 石川九楊(書家、文字文明研究者)/ 西谷 修(思想家)/ 山本義隆(科学史研究者)/ 井手英策(経済学者)/ いとうせいこう(作家・クリエイター)/ 坂本龍一(音楽家)/ 小林りん(ユナイテッド・ワールド・カレッジISAKジャパン代表理事)等
京都精華大学
京都精華大学は表現で世界を変える人を育てる大学です。 人文学部、メディア表現学部、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部の5つの特色ある学部と大学院を有し、表現を通じて社会に貢献する人を育成しています。
【名称】京都精華大学
【学長】澤田 昌人
【所在地】京都市左京区岩倉木野町137
【最寄り駅】
(1)京都市営地下鉄「国際会館」駅から スクールバスで約10分
(2)叡山電鉄「京都精華大前」駅から 徒歩すぐ
【URL】 https://www.kyoto-seika.ac.jp/
【X】https://x.com/seika_sekai
【学部】人文学部・メディア表現学部・芸術学部・デザイン学部・マンガ学部
【大学院】芸術研究科・デザイン研究科・マンガ研究科・人文学研究科