(米国報道発表資料抄訳)
Domo(本社:米国ユタ州シリコンスロープス)は、断片化されたデータ定義を標準化するためのユニバーサル仕様を提供するオープンソースイニシアチブであるOpen Semantic Interchange(OSI)への参加を発表しました。OSIは、企業がベンダーに依存しない共通の意味やルール(セマンティクス)に基づいて連携することを可能にし、ダッシュボード、ノートブック、機械学習モデルなど、あらゆるプラットフォームで一貫した指標と定義を実現します。
この取り組みは、AIデータクラウド企業であるSnowflakeと、DomoをはじめとするAI、BI、データガバナンス、データエンジニアリング、金融サービス、製造業など幅広い分野のエコシステムパートナーによって支えられています。OSIは、プラットフォーム間のデータ相互運用性の向上、データ運用の効率化、複雑さの軽減を目指しており、最終的には一貫性と信頼性のあるデータによって組織がAIイノベーションを促進できるよう支援します。
■Domoチーフアナリティクスオフィサー兼 プロダクト担当シニアバイスプレジデントのベン シャインのコメント
OSIは矛盾する指標による混乱を解消することを目的として、断片化されたデータ定義から幅広い理解に基づいたインサイトへと移行できるよう支援します。これは、お客様のデータがすぐにAIを使えるように、真のビジネス成果をもたらすエージェントやアプリを強化できるようにするための重要なステップです。
Domo は OSI のメンバーとして、セマンティックモデル(注1)共有のための透明性が高くコミュニティ主導の標準の構築を支援し、ビジネス メトリックと定義の一貫性と相互運用性を確保します。
■Snowflakeアナリティクスプロダクトマネジメント・ディレクターのJosh Klahr氏のコメント
データとAIの潜在能力を最大限に引き出すには共通の基盤が必要であり、OSIはその基盤を構築するための重要なステップです。Domoのようなパートナーとの連携により、セマンティックデータのための統一されたベンダー中立的な標準が確立され、エコシステム全体の透明性と一貫性が向上します。この取り組みは、データ運用の簡素化、イノベーションの促進、そして組織が次世代のAIアプリケーションを構築するための準備を整えるために不可欠です。
OSIは、データとAIツールの連携方法を再定義し、コミュニティによるコミュニティのために構築されたユニバーサルスタンダードを構築しています。この共同作業により、データ運用が簡素化され、イノベーションの新たな可能性が開かれ、組織は将来を見据えたデータインフラストラクチャを構築するために必要な柔軟性と効率性を獲得できます。
注1:セマンティックモデルとは、データの意味や関係性を分かりやすく整理・表現する仕組み。たとえば、売上データの「商品」「顧客」「日付」などの項目同士のつながりや意味を定義し、AIや分析ツールが理解しやすくします。
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ドーモ株式会社について
ドーモ株式会社は、AIを搭載した全社データ活用プラットフォーム「Domo」を企業向けに提供しています。Domoは、データの統合・可視化・自動化・共有化、そして埋め込みアプリケーション作成など、データ活用に必要な機能をワンストップで提供するプラットフォームです。
企業における既存もしくは新規データ環境に柔軟に対応し、散在するデータを一元管理することで、企業のデータ価値を最大限に引き出し、ビジネス成果を最大化します。Domoに搭載しているAIサービスDomo.AIは、専門知識がなくても誰もがスピーディかつ的確に複雑なデータを読み解けるようにサポートし、すべての従業員のデータ活用を効率化して、迅速な意思決定を支援します。
Domoは、データに基づくアクションを必要としている、あらゆる事業規模・業界で活用されています。
ドーモ株式会社では、DX成功に導くために、データ活用を全社に展開し企業文化として根付かせる重要なポジションとして、新たな役職「データアンバサダー」を提唱しています。ドーモはこれからも企業のDX推進に寄り添い、ナレッジベース、トレーニング、コミュニティ活動を通じて、有益な情報を発信し続けると共に、企業のDX化を推進する「データアンバサダー」の活動を全面的に支援していきます。
※ドーモ株式会社が提唱するDXを成功に導くための必須人材「データアンバサダー」について
ドーモ株式会社が提唱するデータアンバサダーは、DXの推進、データドリブンなビジネス環境の実現、データ活用に向けた企業文化の醸成に責任を持ち、データ人材と言われるデータエンジニア、データサイエンティスト、データアナリストではカバーできなかった新たな職務を担います。
データアンバサダーは、「経営者」「事業部門」「IT部門」のそれぞれが抱えるデータ活用の課題を理解し、三者の橋渡し役として企業全体のデータ活用の能力を高めていくミッションがあります。
日本企業においても、早い段階で「データアンバサダー」を任命し、変化の激しい市場環境に勝ち残れる体制を構築することで、より早くDXを軌道に乗せることができます。
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