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台北駐日経済文化代表処台湾文化センター

台湾のラグジュアリー・ロジコ(豪華朗機工)が『家のささやき(Home Whispering)』を出品、奥能登国際芸術祭が開幕

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 奥能登国際芸術祭が9月23日、石川県珠洲市で開幕した。台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは同芸術祭と協力し、台湾からラグジュアリー・ロジコ(豪華朗機工)が作品『家のささやき(Home Whispering)』を出品した。

 

  奥能登国際芸術祭は3年に一度開催のトリエンナーレで、「最涯の芸術祭、美術の最先端」を理念とし、芸術祭を通して地方創生を図っている。北川フラム氏が総合ディレクターを務め、14カ国・地域から59組のアーティストが出展し、土地に根ざした作品を展示している。

 23日に行われた開幕式には、世界各地からの出展アーティストとともにラグジュアリー・ロジコ(豪華朗機工)の制作メンバーである張耿華、林昆穎、陳乂らも出席した。 23日に行われた開幕式には、世界各地からの出展アーティストとともにラグジュアリー・ロジコ(豪華朗機工)の制作メンバーである張耿華、林昆穎、陳乂らも出席し、北川フラム・総合ディレクター、王淑芳・台湾文化センター長らとともに出展作品に期待を寄せた。

 ラグジュアリー・ロジコは今回の出展作品について、地元の520枚の瓦から作られており、自然の強風が作品を揺らすとき、瓦が命の息吹の象徴となることを説明した。ラグジュアリー・ロジコはこれまで長きにわたり環境や社会問題を創作テーマに取り入れており、今回の作品は地元と共に創った作品であることを強調した。同作品は「集まることは力になる」をコンセプトに、共通の記憶を集める象徴として地元の屋根瓦を用いて「家」を作り、芸術を通して地域の新たな希望、新たなシンボルとなることを期待している。

 台湾文化センターでは近年、奥能登国際芸術祭、大地の芸術祭、瀬戸内国際芸術祭、北アルプス国際芸術祭、国際芸術祭「あいち」、六本木アートナイトなどの日本の代表的な国際芸術祭との協力関係を構築しており、台湾のアーティストらがこれらの芸術祭に参加することを促進し、台湾のアートチームが国際市場体系や産業ネットワークに参入できる契機を創出している。

珠洲市全域を舞台に、珠洲の文化や風土、暮らしを表現した作品が並ぶ「奥能登国際芸術祭2023」は11月12日まで開かれる。

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