北部モースルでの攻撃を非難
※本信は ユニセフ本部の情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳、独自に編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_73730.html でご覧いただけます
【2014年6月8日 バグダッド、エルビル(イラク)発】
ユニセフは、6月7日土曜日、イラク北部ニナワ県の都市モースルで、過激派と政府軍の
衝突時に学校が直接迫撃砲による攻撃を受け、複数名の子どもの犠牲者が出たとの
報道に際し、深い憤りを表明します。子どもや学校を狙った攻撃はいかなるものであれ、
子どもの権利への重大な侵害であることが、安全保障理事会決議1612、1882で述べられて
います。
学校は、安全で、子どもたちが安心して遊び、学ぶことができる平和な場所です。子ども
たちや学校への攻撃という権利の侵害は、あらゆる文化、宗教、政府が賛同している
基本的な人道的原則の根幹を揺るがす行為であり、イラクにおける暴力の連鎖をさらに
激化させるものです。ユニセフは、今回の攻撃を非難し、子どもを危険にさらすあらゆる
行為を終わらせることを求めます。
■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016 FAX : 03-5789-2036 Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Marzio Babille, UNICEF Iraq Country Representative, Tel: +964-78-0919-4142,
mbabille@unicef.org
■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのため
に活動しています。(www.unicef.org)
※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています
■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会
のひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ
活動の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)