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国連WFP、モザンビークにおけるサイクロンと洪水の緊急対応を強化

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ベイラーWFP国連世界食糧計画(国連WFP)は3月20日、モザンビーク・ベイラとその周辺の地域における食料支援を強化しました。

洪水によって孤立している人々に栄養強化ビスケットを空輸し空から投下する回数を増やすとともに、ベイラの45km北東に位置する町ドンドでは、学校など公の建物に避難している人々にすぐに食べられる栄養強化食品を届けます。

浸水地域の屋根の上からヘリコプターなどによって救助された乳幼児や高齢者はベイラに安全に移送され、栄養強化ビスケットを受け取っています。このビスケットは栄養が豊富で、輸送しやすく、調理が不要のために緊急時に使用されるものです。これらは、ドバイにある国連WFPが運営する国連人道支援物資備蓄庫から17日にベイラに空輸された物資20トンの一部です。また、栄養不良の予防と治療のためにピーナッツをベースにした栄養強化食品も配布されています。

20日には、国連WFPが運航している国連人道支援航空(UNHAS)が契約したヘリコプター(Mi-8)がベイラに到着しました。今週到着予定の3機のうち、1機目の到着で、今後救助や支援活動に従事していきます。

モザンビークの危機に対応していくため、南アフリカやザンビアといった他の南部アフリカの国々で大規模な食料物資(穀物や食用油、栄養強化食品等)の調達や発送が続けられています。

これらの大規模で広範囲にわたる国連WFPの支援活動は、19日にモザンビークで初となる緊急非常事態宣言を政府が発令したことによって円滑に進められています。

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