IPOに向け2031年度売上高1,000億円を中期経営計画として掲げ、業界を牽引する存在へ

総合型AIカンパニーとして人事領域・営業領域の課題を解決する株式会社PeopleX(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:橘 大地、以下:当社)は、シリーズAラウンドにおいて、エクイティ及びデットファイナンスにより54.5億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。これにより、2024年4月の創業以来の累計調達額は78.2億円となりました。また本日あわせて、人事領域に特化したLLM、及び当社AIプロダクトの基盤となるMotherAI OS「Athena(アテナ)」の開発など、新たな事業展開について発表いたしました。
当社は、「PeopleX AI面接」「PeopleX AIロープレ」「PeopleX AI面談」を中心としたAIプロダクト・サービスの提供により、売上高の順調な拡大を続けております。その中で、IPOの実現へ向け中期経営計画を策定し、2031年度の売上高目標を1,000億円といたしました。今回の資金調達と新製品の投入により成長の勢いを加速させ、AIカンパニーとして業界をリードする存在へとさらに邁進してまいります。
AIプロダクトの順調な拡大
当社は創業2年で「PeopleX AI面接」「PeopleX AIロープレ」「PeopleX AI面談」を中心としたAIプロダクトの提供を進め、多数の大手企業や地方公共団体等での導入により、グループ全体における支援実績は3,000社を超える規模まで成長を遂げております。
◼️ 当社AIプロダクトの導入実績企業(一部抜粋、50音順)
・イオン株式会社
・株式会社イトーヨーカ堂
・茨城県教育委員会
・ウエルシア薬局株式会社
・株式会社大戸屋ホールディングス
・神奈川県鎌倉市
・株式会社サイバーエージェント
・GMOインターネットグループ株式会社
・品川区役所
・株式会社スーパーホテル
・住友ゴム工業株式会社(DUNLOP)
・株式会社セブン‐イレブン・ジャパン
・西日本旅客鉄道株式会社
・株式会社ビックカメラ
・株式会社ベイシア
これらの大手企業や地方公共団体等による導入拡大により、当社のARR(Annual Recurring Revenue)は、AIプロダクトの提供開始後15ヶ月で10億円に達しました。ARR成長速度はAI時代の新基準とされるQ2T3(※1)を上回り、直近1年間のARR成長率は17倍超という成長曲線を描くことができています。また、月次でのグロスレベニューチャーンレートは0.2%にとどまる一方、NRR(※2)は140%を超えており、大手企業による2年目以降の利用拡大も順調に推移しております。今回の調達時点での月次売上高は2億円を超え、AIプロダクト事業を中心に順調な事業展開を続けております。
※1 Q2T3:「Quadruple, Quadruple, Triple, Triple, Triple」の略。ARRが1億円到達後、最初の2年で毎年4倍、その後の3年で毎年3倍に増加させる成長速度を意味する。
※2 NRR:「Net Revenue Retention」の略で、「売上継続率」「正味収益維持率」などと訳される。特定の期間において既存顧客からの収益がどれだけ増減しているかを示すもので、事業の成長性を測る指標として用いられる。

この好調な成長に加え、当社は新たに営業領域に参入し、営業組織全体の生産性を大幅に向上させるAIネイティブ製品「PeopleX AIセールス」の提供を近日開始いたします。さらに、マーケティング領域、SDR領域、BDR領域、カスタマーサクセス領域におけるAIネイティブ製品も、来年春までに順次リリースしていくことを予定しております。
「PeopleX AIセールス」は既に受注実績を挙げており、人事領域の各プロダクトに加え、今後のさらなる事業成長に大きく寄与することを見込んでおります。

シリーズA、54.5億円の資金調達実施
その中で当社は今回シリーズAラウンドとして、エクイティ及びデットファイナンスにより54.5億円の資金調達を実施いたしました。これにより、創業2年での累計資金調達額は78.2億円となりました。
■ 第三者割当増資引受先(敬称略、50音順)
・エン
・Angel Bridge
・オープンアップグループ
・WiL
・One Capital
今回の調達資金は、既存AIプロダクトのTV CM・タクシーCMを含む今秋以降の全国的なプロモーションに充てるほか、新規AIプロダクトの開発、また、全国規模への営業網拡大に向けた人件費に集中的に投資いたします。これらの一連の取組はすべて、当社のパーパスである、「人」と向き合う、の実現に向けたものであり、その歩みを一層加速させてまいります。
今後の成長に向けた4つの発表:新製品・新機能、海外展開及びM&A
1. 人事特化LLM、及びMotherAI OS「Athena(アテナ)」の開発
今日、企業のAI活用は当たり前のものとなり、汎用的なAIの利用はあらゆるビジネスシーンに広く普及しています。人事領域においても、採用、育成、評価といった個別業務に対応するAIサービスも多数登場し、それらを自社の業務に取り入れる動きは急速に広がっています。一方、汎用的な大規模言語モデルでは幅広い業務を行うことができるものの、各社の人事業務の固有性には対応しきれず、業務ごとのデータの連携の難しさなども相まって、ハルシネーションや各種リスクをはじめとする様々な課題が生じる可能性が指摘されています。
この状況を解決するために不可欠なのが、自社及び社員、さらに市場や業界の情報を統合・学習した自社固有のAI OS基盤を持つことです。これにより、汎用AIや、データ統合がない状態では得られない、自社にとって最適な解をAIが自律的に見つけ出し、また、新たな情報も学習し続けることにより自己進化を続け、企業の持続的な成長と競争優位性をもたらします。さらに、人事分野における過去の膨大な研究成果や実務の知見を学習した、人事業界特化型のLLMが、これを強力に下支えします。このLLMは日本国内での自社環境で運用するもので、自国のデータ保護、セキュリティ観点でもご安心いただけるソブリンAIとなります。

当社は、この人事業界に特化した独自LLMを自社環境で開発することに加え、各社及び社員の特性を理解したAI OS基盤となる、MotherAI OS「Athena(アテナ)」を新たに発表いたします。さらに、この「Athena」を基盤として、社員や人事部署、また、顧客としての困りごとに対しAIが自律的に解決策を提示する、「Personal Brain」「Strategic Brain」「Customer Brain」を新製品として発表いたします。

これらの製品は、自社及び社員、市場や業界独自情報などを理解した上で、自社の人事戦略や、各社員の個性に応じた育成プランを立案できる、また、社員が困ったときにその社員の性格、個性に応じたキャリア相談に乗ることができるなど、社内における様々な高度な人事業務に、学術的な裏付けをもって対応することが可能です。
▼「Brain」画面イメージ

当社は、「PeopleX AI面接」をはじめとする対話型AIサービスに加え、これらを統合するプラットフォームを提供しております。これは、AIツールの導入が特定の業務ごとに部分的に進むことでデータの分断や管理コストの増大といった課題が生じることを防ぎ、組織全体のデータの統合と全体最適、それによるAIエージェント機能の最大化、ひいては組織の持続的成長につなげるものです。独自LLM、「Athena」及び「Brain」各製品は、このプラットフォームに内包し、統合的な価値を提供してまいります。
2. 採用から育成、評価までのAIネイティブ人事プラットフォームの進化
当社は採用・活躍を支援するAIプロダクトの展開に加え、公平な人材評価の実現に向けたAIプロダクトの新規投入など、支援の範囲を拡大してまいりました。

そして今回、採用支援の一環として、書類選考、さらに、人同士で行う面接、AI面接の設計と、AIによる支援を多角化するサービス・機能を新たに発表したほか、「タレントインテリジェンス」サービスに関しても発表いたしました。
■AIによる書類選考支援
応募者から受け取った書類をAIが分析。企業の採用要件に沿って経験やスキルを把握しやすい形で抽出・可視化し、選考時間の短縮と人材発掘に貢献します。
■AIによる2次選考以降の面接支援
候補者と面接官、人同士で行う面接をAIが見守り、発言の記録から分析までを自動化。録画のほか文字起こしや要約もAIが行います。面接終了後は、候補者の評価に加え面接官の評価も出力し、採用選考はもちろん、面接官育成にも貢献します。
サービスサイト:https://peoplex.jp/interview-copilot
▼面接支援AI(イメージ)

▼面接支援AI:AIが面接官のスキルを評価

■「PeopleX AI面接」大型新機能:AI採用コンシェルジュ
AI面接の質問や評価項目の設計をAIが支援する機能を「PeopleX AI面接」に搭載。「Brain」の第一弾として提供を開始いたします。
まずは、チャット形式で本サービス上の機能に関する質問にAIが答え、今後、最適な面接設計をAIが自律的に提案する機能へと進化します。人が自力でゼロから設計していた労力を大きく削減し、提案内容をもとに意思決定を行う形へとシフトできるようになります。
▼AI採用コンシェルジュ画面イメージ

■「PeopleX AIタレントインテリジェンス」
タレントインテリジェンスとは、従業員のスキルやキャリア志向、さらに学術的知見や業界の公開データなど、多様なデータをAIを活用して統合・可視化し、人事・経営上の戦略的な意思決定に活用するアプローチです。従来型のタレントマネジメントが人事部主導による情報管理・運用に主眼を置いていたのに対し、データを単に蓄積するだけでなく、知見(インテリジェンス)へと昇華させ、人材の活躍やビジネス上の成果に直結させます。人的資本経営への要請がこれまで以上に高まる中、社内外に点在するデータを一元化し、さらにAIならではの可視化・分析を行うタレントインテリジェンスへの注目が高まっています。
「PeopleX AIタレントインテリジェンス」は、対話型AIを用いた面談・1on1、従業員サーベイ、スキル評価により、個人の状況の測定、能力の多角的・客観的な評価を実現し、さらに当社独自のLLM及びMotherAI OS「Athena」が機能することにより高度な分析結果・提案内容を提供します。
3. 海外展開
当社のAIプロダクトは多言語対応を進めており、これまでも既に10ヶ国以上でご利用いただいています。今後、グループ拠点を設立済みのベトナムに経営チームの一部が常駐するのに加え、台湾、インドネシア、インド、シンガポール、オーストラリア等、アジア・オセアニア地域を中心に海外展開をさらに強化してまいります。
4. M&Aのさらなる強化
当社は創業から2年で、アクティブ・コネクター株式会社、ルーセントドアーズ株式会社等の人材紹介企業、組織コンサルティング企業3社の全株式取得、また、会議効率化ソリューション、AI採用ソリューションの2つの事業譲受を実施してまいりました。
自社単体の開発資源に依拠するだけでなく、戦略的なM&Aを積極的に実施することで、パーパスの早期実現に向けたスピードを一層加速させております。
今回の資金調達を契機として、今後2031年までに20社を目安として組織コンサルティング、人材紹介、HR Tech、営業コンサルティング、営業代行、Sales Tech等の企業のM&Aを実施し、さらなる多角的な支援を提供できる企業へと成長していくことを目指します。
今後の展望
今回の大型資金調達及び新製品の発表は、当社のIPOに向けた歩みをさらに加速させるものです。2031年の売上高目標として1,000億円を掲げた中期経営計画に沿って、調達資金と既存製品・新製品の相乗効果により売上げの最大化を図り、経営基盤をさらに強化いたします。
当社のパーパス、「人」と向き合う、のもと、今後ともあらゆる「人」を大切にする企業運営を徹底するとともに、業界のリーディングカンパニーとしての地位を確立すべく邁進してまいります。
■PeopleX 会社概要
法人名:株式会社PeopleX
代表:橘 大地
資本金:5,100百万円(資本準備金含む / 2026年9月時点)
所在地:東京都新宿区西新宿2丁目6-1 新宿住友ビル24階
事業概要:人事領域・営業領域のAIプロダクトの開発・提供
・独自LLM・MotherAI OS「Athena」搭載の「PeopleXプラットフォーム」
・対話型AI面接サービス「PeopleX AI面接」
・対話型AIロープレサービス「PeopleX AIロープレ」
・対話型AI面談サービス「PeopleX AI面談」
・AIによる商談支援サービス「PeopleX AIセールス」
コーポレートサイト:https://corp.peoplex.jp/
サービスサイト:https://peoplex.jp/
■本件に関するお問い合わせ
株式会社PeopleX 広報担当 TEL:03-6683-4199 Mail:info@peoplex.jp