テクバン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:高松 睦夫※、以下テクバン)は、ソフトウェア開発におけるテスト工程の品質向上と生産性向上を支援する新サービス「STEMS AI」を、2026年9月1日より提供開始します。

STEMS AIは、テスト計画から品質分析までのプロセスを7つのフェーズに分け、AIが担う領域と人が判断・承認する領域を明確に切り分けながら、テスト業務全体を支援するサービスです。
近年、システム開発の大規模化・高度化に伴い、テスト工程における工数の増加や品質の確保、人材不足への対応が大きな課題となっています。なかでもテスト分析・テスト設計・テスト実装は工数が集中しやすく、成果物の品質が担当者のスキルや経験に左右されやすい工程です。STEMS AIは、こうした課題の解決を目的として開発しました。
■ サービス概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/31612/table/502_1_0e63c56843702a2889cc7cb036a1a13b.jpg?v=202609011045 ]
■ STEMS AIについて
STEMS AIは、属人化しやすいテスト活動を標準プロセスとして体系化した、テクバン独自のメソッド「STEMS」をAIに実装したサービスです。
要件定義書や仕様書、設計書を起点として、テスト観点の抽出からテスト設計、手動テストケースおよび自動テストスクリプトの生成、テスト実行の制御、品質分析までを支援します。特定の工程のみを対象とするのではなく、テスト計画から品質分析までの全工程を一貫して支援する点が特長です。
また、本サービスではテスト工程を7つのフェーズに分類し、AIが担う領域と人が判断・承認する領域をフェーズごとに明確化しています。テストの要否判断や重要度の設定、リリース可否の判断など、責任を伴う意思決定は人が行い、AIは分析と成果物の作成を担当します。
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/31612/table/502_2_0deb206b21af1a0ef39acc42a77213e4.jpg?v=202609011045 ]
*1 対応レベルの定義:
対応可能=AIが成果物を作成し、人がレビューします。
一部対応可能=AIがたたき台を作成し、人が決定します。
人の確認必須=AIが処理を行い、リリース判断に関わる結論は必ず人が確認したうえで承認します。
*2 作業量の目安は、AIと人の作業ボリュームの比率をイメージとして示したものです。実際の配分は対象システムの特性やインプット資料の整備状況により変動します。
■ STEMS AIの特長
- テスト計画から品質分析までの全7フェーズに対応テスト工程を7つのフェーズに分解し、それぞれにおけるAIの担当領域と、人による判断・承認領域を定義しています。特定フェーズの支援にとどまらず、計画段階から品質分析、リリース判断の支援までを一貫して提供します。
- AIと専用ロジックの併用で組み合わせテストの網羅性を担保組み合わせテストの網羅性は、AIによる提案に加え、専用ロジックによる生成を組み合わせることで担保します。生成AIの出力のみに依存しない設計を採用しており、網羅性の根拠を示しながらテストケースを作成できます。
- 必要なフェーズだけを切り出した部分導入が可能「テスト分析のみ」「テスト実装のみ」といったフェーズ単位での利用に対応しています。既存の開発プロセスを大きく変更することなく導入できるため、工数がひっ迫している工程から段階的に活用を始められます。
- 独自メソッド「STEMS」のAI実装テクバンが体系化した独自メソッド「STEMS」と、それに付随する30のテスト観点をAIに実装しています。仕様書を起点にテスト観点を抽出するとともに、仕様書内の曖昧な記述や矛盾の検出も可能です。
- 中間成果物によるプロセスの可視化各フェーズの成果物を日本語で出力し、「どのテスト観点から、なぜそのテストが必要と判断されたのか」を併記します。フェーズごとにレビュー対象と成果物の粒度が明確なため、既存の承認フローを変更することなく組み込めます。
- 実施者のスキルに応じた抽象度調整生成するテストケースの記述粒度を、テスト実施者のスキルレベルに応じて調整できます。経験豊富な担当者向けの簡潔な記載から、経験の浅い担当者向けの詳細な手順まで、運用に応じた出力が可能です。
■ 期待できる効果
STEMS AIの導入によって生まれた余力は、テスト範囲の拡大や追加検証に活用できます。開発コストを増やすことなく、テストの網羅性と品質の向上を実現できる点が特長です。
各工程における想定される工数削減率は、以下のとおりです。
[表3: https://prtimes.jp/data/corp/31612/table/502_3_95802c7415bcef668b0b1a511c44aed4.jpg?v=202609011045 ]
*3 上記は当社の想定値であり、実績値ではありません。
削減率は、インプット資料の整備状況や対象システムの特性、自動化の適用範囲により変動します。実際の効果については、導入前のアセスメントにて個別に試算いたします。
■ 今後の展望
テクバンは、独自のテストメソッド「STEMS」とAI技術の融合により、お客様の開発現場における品質向上と生産性向上の両立を支援してまいります。
■ 企業情報
テクバン株式会社
本社所在地:〒108-0022
東京都港区海岸3-20-20 ヨコソーレインボータワー4階
設立:1996年2月29日
代表者:代表取締役 社長執行役員 高松 睦夫※
資本金:100百万円
事業内容:システムインテグレーション
AI・セキュリティサービス
システム運用サービス
システム品質サービス
URL:https://www.techvan.co.jp/
■ お問い合わせ先
https://www.techvan.co.jp/contact/
※高松の高は梯子高