株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『貸し物屋お庸謎解き帖 五本の蛇目』(平谷 美樹:著)を2023年6月10日に発売いたします。

口は悪いが気性は真っ直ぐの江戸娘が大活躍!痛快ホロリ、読み心地満点の大人気時代小説!
厄介事も無理難題も持ち前の好奇心と人情で一件落着!
お客が求める貸し物の陰に隠れた事情を見抜いて収めるお庸の謎捌きが痛快な、
大人気書き下ろし時代小説、待望の第三弾!
あらすじ
「無い物はない」江戸のレンタルショップ湊屋両国出店の娘店主は、物だけでなく知恵も貸してくれるという評判を聞きつけて、今日も悩みと秘密を抱えた胡乱なお客がやってくる──。
湊屋本店と江戸市中に十二ある出店のすべてを訪れた謎の翁の正体は?慌てて借り出された五本の蛇目傘はいったい何に使われるのか?毎夜馬小屋を訪れる怪しい影は河童?それとも亡魂?
目次
・能管の翁
・魚屋指南
・五本の蛇目(じゃのめ)
・野分(のわき)の後
・湯屋の客
著者略歴
平谷 美樹(ひらや・よしき)
一九六〇年、岩手県生まれ。大阪芸術大学卒。中学校の美術教師を務める傍ら創作活動に入る。
二〇〇〇年『エンデュミオンエンデュミオン』で作家としてデビュー。同年『エリ・エリ』で小松左京賞を受賞。二〇一四年、「風の王国」シリーズで歴史作家クラブ賞・シリーズ賞を受賞。著書に「草紙屋薬楽堂ふしぎ始末」「貸し物屋お庸謎解き帖」(だいわ文庫)シリーズのほか、「修法師百夜まじない帖」(小学館文庫)シリーズ、「貸し物屋お庸」(招き猫文庫)シリーズ、「採薬使佐平次」「江戸城 御掃除之者!」「よこやり清左衛門仕置帳」(角川文庫)シリーズ、『でんでら国 上・下』『鍬ヶ崎心中 幕末宮古湾海戦異聞』(小学館文庫)、『柳は萌ゆる』(実業之日本社文庫)、『国萌ゆる 小説 原敬』(実業之日本社)、『大一揆』(角川文庫)等、多数がある。
書籍概要
書名 :貸し物屋お庸謎解き帖 五本の蛇目
著者 :平谷 美樹
判型 :文庫
頁数 :272頁
定価 : 880円(税込)
発行元:株式会社大和書房 https://www.daiwashobo.co.jp