縦糸と横糸のように交差する、人と人との「縁」
中島みゆきの名曲「糸」から着想を得た壮大なラブストーリー！
中島みゆきが知人の結婚を祝して作り、1998年にリリースされた「糸」。糸を人に見立てて、男女の出逢いの奇跡と絆の大切さを歌ったこの曲は、日本中で愛され歌い継がれてきました。Mr.Childrenの桜井和寿率いるbankband、JUJU、森山直太朗など、数多くのアーティストも魅了され、次々とカバーを発表しています。
歌う人によって、聴く人によって、さまざまな出来事を想起させる「糸」。この名曲の世界観にインスピレーションを得た物語が映画になりました。平成元年に生まれた男女2人が、平成から令和を迎える31年間の中で、出逢い、別れ、そして再びめぐり逢うまでを、平成という時代の変遷とともに描きます。
今回、この出逢いの糸が織りなす奇跡を描いた物語がノベライズに！
【STORY】
平成元年に生まれた高橋 漣と園田 葵。北海道育ちのふたりは、ある花火大会の会場で偶然出逢う。すぐにひかれ合って恋に落ちるが、ある日突然、葵は漣の前から姿を消した。葵がいなくなった理由を知った漣は、葵を探し出して駆け落ちする。しかしすぐに警察に保護され、ふたりは引き離されてしまう。
それから8年――。ふたりは中学の時の親友同士の結婚式で再会する。その後も何度かある偶然の再会を経て、平成の最後にふたりの運命の糸がふたたび絡み合うことになる・・・。
縦糸と横糸のように交差する、人と人との「縁」。ひたむきに生きる登場人物たちの姿に感涙必至の一冊。
『糸』 8月21日より全国東宝系にて公開 （C）2020映画『糸』製作委員会
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