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博報堂生活総合研究所、生活者にきいた“2025年 生活気分” を発表

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●来年の景気予想「良くなる」は10.8%で、過去6年間の最低値 
 ・来年の景気予想は、「悪くなる」が37.7%で高め、「良くなる」(10.8%)の3倍以上に
 ・来年の景気が「悪くなる」と思う理由は、「物価上昇の継続・加速」「景気低迷の継続」に加えて
 「新政権・新政策」も

●来年お金をかけたいのは 1.旅行 2.貯金。攻めと守りの両構えに 
 ・来年お金をかけたいのは、1.旅行 2.貯金 3.ふだんの食事 4.外食 5.趣味
 ・「来年お金をかけたい」が「今年お金をかけた」の数値を最も大きく上回った項目は「貯金」で
 +6.5pt増

博報堂生活総合研究所は、2015年から毎年秋に、翌年の景況感などについて全国の20~69歳男女3,900人に予想してもらう調査を実施しています。このたび最新の調査を加え、“2025年 生活気分”としてまとめました。※10月1~4日に調査
今回の結果では、今年の景気実感としては改善をみせていましたが、来年の景気予想は「良くなる」が10.8%で、過去6年間の最低値となりました。また、来年お金をかけたいものとして「旅行」「貯金」が上位になりました。「旅行」への意欲が高まっている一方、物価上昇の影響から家計を守ろうとする意識も強く、消費と貯金のメリハリをつけようとする生活者の姿がみえてきました。
■“2025年 生活気分”調査結果のポイント
【2025年の景況感】来年の景気予想は「悪くなる」が37.7%と、前回調査から微増。物価上昇などが影響
- 来年の景気予想は、「良くなる」が10.8%で、前回(14.7%)から減少(-3.9pt)し、過去6年間の最低値となりました。また、「悪くなる」(37.7%)は前回(36.2%)より+1.5ptと微増し、「変わらない」(51.5%)は前回(49.1%)より+2.4ptで増加しています。
- 来年の景気予想の理由(自由回答)を集計すると、「悪くなる」と思う理由では「物価上昇の継続・加速」(40.6%)、「景気低迷の継続」(18.2%)、「新政権・新政策」(13.1%)が上位となりました。一方、「良くなる」と思う理由の上位は「希望的観測」(26.5%)、「新政権・新政策」(15.4%)、「消費・経済活性化」(9.5%)でした。

【2025年にお金をかけたいこと】来年お金をかけたいことは、1位「旅行」、2位「貯金」、3位「ふだんの食事」
- 「来年お金をかけたいもの(全25項目)」の上位は、「旅行」(25.5%)、「貯金」(19.3%)、「ふだんの食事」(19.2%)で、昨年と同じ項目がランクインしています。上位2項目は「今年お金をかけた」を上回り、その差分は「貯金」で+6.5pt、「旅行」で+1.7ptです。
- 一方、3位「ふだんの食事」(今年30.4%、来年19.2%、差ー11.2pt)、 4位「外食」(今年26.6%、来年18.2%、差ー8.4pt)は上位にランクインしたものの、今年の実態より来年の意向が低くなっています。
- 食など身近な支出を抑えて貯金へ回したいと考える一方で、旅行への意向は高まっており、攻めと守りの両方を意識したお金の使い方が鮮明になってきています。

【2025年に始めたい/やめたいこと】来年始めたいのは「運動・体操・筋トレ」「投資・資産運用」、やめたいのは「無理しての人付き合い」
- 「来年始めたいことがある」人は26.9%と前回(28.1%)から微減し、「来年やめたいことがある」人は18.7%で前回からほぼ横ばいです。
- 「始めたいこと」では、「運動・体操・筋トレ」(29.7%)がトップで、「投資・資産運用」(24.1%)、「貯蓄」(23.1%)と続きます。
- 一方、「やめたいこと」は「無理しての人付き合い」(30.8%)、「無駄遣い・衝動買い」(28.8%)、「食べ過ぎ・飲み過ぎ」(26.3%)が上位に。来年は、体力づくりや投資、資産運用を始めつつ、無理や無駄を減らしていきたい意識がみられます。
- 「やめたいこと」では性別でスコアに差があるものも多く、男性では「喫煙」(16.4%、女性との差分+10.1pt)、女性では「無理しての人付き合い」(37.9%、男性との差分+14.1pt)がそれぞれ高めとなっています。

“生活気分” 調査概要
生活者が予想する来年の景況感や生活気分、行動意欲などを時系列で比較する調査。
毎年秋に実施し、翌年の“生活気分”としてまとめています。
(2025年予想)
調査地域 全国11都市
首都40km圏、名古屋40km圏、阪神30km圏、札幌20km圏、仙台20km圏、新潟30km圏、 金沢20km圏、静岡20km圏、広島20km圏、高松30km圏 、福岡30km圏
調査手法 インターネット調査
調査対象 20~69歳の男女 3,900人 男性1,943人 女性1,957人
調査時期 2024年10月1日(火)~4日(金)
企画分析 博報堂生活総合研究所
実査集計 QO株式会社(旧 株式会社H.M.マーケティングリサーチ)

(2024年予想)
調査対象 20~69歳の男女 3,900人 男性1,943人 女性1,957人
調査時期 2023年10月2日(月)~5日(木)

(2023年予想)
調査対象 20~69歳の男女 3,900人 男性1,940人 女性1,960人
調査時期 2022年10月3日(月)~6日(木)

(2022年予想)
調査対象 20~69歳の男女 3,900人 男性1,949人 女性1,951人
調査時期 2021年10月1日(金)~4日(月)

(2021年予想)
調査対象 20~69歳の男女 3,900人  男性1,944人 女性1,956人
調査時期 2020年10月1日(木)~7日(火)

(2020年予想)
調査対象 20~69歳の男女 3,900人 男性1,944人 女性1,956人
調査時期 2019年10月3日(木)~8日(火)

※調査対象、調査時期以外の調査設計は2025年予想と同じ

▼調査レポートは下記ページよりご覧ください
https://www.hakuhodo.co.jp/news/newsrelease/113238/
調査レポート

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