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日本企業の資本効率を阻む「非上場政策保有株」をどう動かすか? 企業価値向上のための実務書『良い政策保有株式 悪い政策保有株式』本日刊行!

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「眠れる資産」を動かし、企業価値を高めるための実務と戦略

ビジネス書や実用書を中心に出版する株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2026年10月2日に書籍『良い政策保有株式 悪い政策保有株式』を刊行しました。

本書は、上場株式の持ち合い解消が進む一方で、なお手つかずのまま残る「非上場政策保有株式」に焦点を当てた実務書です。取引先との関係維持を理由に保有され続ける株式のなかには、資本効率を下げる"悪い保有"がある一方、事業シナジーや将来の選択肢を生む"良い保有"も存在します。

本書では、世界と日本の豊富な事例をもとに、その見極め方を提示。さらに、非上場株式がなぜ売れないのか、どう評価し、誰に売り、売却資金をどう活かすのかまでを、会社法・株価算定・交渉実務を交えて体系的に解説します。
資本コスト経営が求められる時代に、上場企業のCFO、経営者、財務担当者、社外取締役に新たな視点を提供する1冊です。

◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295412243/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295412244/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18660770/

●上場株の次に向き合うべきは、4万銘柄超の「出口なき非上場株式」
コーポレートガバナンス・コードや東証の要請を背景に、上場株式の持ち合い解消は着実に進んできました。しかし、その包囲網の外側に残されているのが、非上場政策保有株式です。日本の上場企業が保有する政策保有株式は、銘柄数で見ると非上場のほうが多く、4万銘柄を超える"出口なき株式"が企業のバランスシートに滞留しています。

非上場株式は、「市場がない」「価格の物差しがない」「取引先との関係という壁がある」――この三重苦のため、整理が進みにくいのが実情です。

本書は、この見えにくい課題を「日本経済に残された最後のフロンティア」と位置づけ、なぜ非上場株だけが取り残されたのかを丁寧に解き明かします。資本コスト経営が当たり前になった今、上場株の縮減だけでは企業価値向上は完結しません。その"次の宿題"に、真正面から答える内容です。

●「全部売れ」ではない。"良い政策保有株式"と"悪い政策保有株式"を分ける
本書の特徴は、政策保有株式を一律に否定しない点にあります。世界や日本の事例を見ると、少数株式投資が企業価値向上に大きく寄与した例は少なくありません。ソフトバンク×アリババ、キリン×アムジェン、京セラ×KDDI、ソニー×エムスリー、三菱UFJ×モルガン・スタンレー ――これらは、単なる惰性の持ち合いではなく、明確な戦略目的を持った"良い保有"です。

一方で、取得当時の意味を失い、保有し続ける理由を説明できない株式は、資本効率を下げる"悪い保有"になり得ます。本書では、「現在形の戦略目的があるか」「資本コストに見合っているか」「手放した場合に本当に失うものは何か」という3つの問いを提示し、持つべき株と整理すべき株を見分ける視点を提供します。

「政策保有株式=悪」という二元論ではなく、戦略的少数株式投資の可能性も含めて捉え直すことで、単なる縮減論を超えた資本政策の考え方が学べます。

●評価、交渉、会社法、売却後の資本配分まで。現場で使える"実務"を体系化
本書は理念や問題提起にとどまらず、実際に非上場政策保有株式をどう動かすかという実務に深く踏み込みます。

非上場株式の評価手法として、DCF法、類似会社比較法、時価純資産法を整理し、少数株主ディスカウントや非流動性ディスカウントの考え方も解説。

さらに、発行会社への売却、オーナーへの売却、戦略的買い手、投資ファンド、少数株買い取り専門会社、M&Aへの相乗り、IPO待ちなど、複数の出口を比較しながら、最適解を探る方法を示します。

加えて、譲渡承認請求や売買価格決定申立てなど会社法上の権利、株主提案権や帳簿閲覧請求など少数株主の実務も網羅。

売却後についても、自己株式取得、成長投資、戦略的保有の再構築といった資本配分まで視野に入れています。単なる「売り方の本」ではなく、政策保有株式を起点に、企業価値向上をどう実現するかを描いた、経営と財務の実践書。それが本書です。

▼本書の対象読者
・上場企業のCFO、財務・経営企画・IR・法務担当者
・政策保有株式の縮減や資本効率改善を求められている経営者
・社外取締役、監査役、投資家との対話に向き合う役員
・事業承継、株主構成の整理、非上場株式の出口に悩むオーナー経営者
・非上場株式の評価、売却、交渉、会社法実務を体系的に学びたい人

▼本書の構成
第1章 日本経済に残された最後のフロンティア ─非上場政策保有株式という空白地帯─
第2章 非上場企業株式はなぜ売れないのか
第3章 世界の戦略的投資に学ぶ ─「良い政策保有株式」とは何か─
第4章 非上場企業株式の売却戦略 ─なぜ売るのか、誰に売るのか─
第5章 株価算定と価格交渉 ─非上場株式の「値段」はどう決まるか─
第6章 会社法と少数株主の実務 ─権利を知る者だけが対等に交渉できる─
第7章 売却資金の使い道 ─戦略的資本配分─
第8章 ケーススタディ ─買い取り流動化の現場から─
終章 非上場企業株式が日本経済を変える
補論 理論を知るための読書案内

●著者紹介
山中 裕(やまなか・ゆたか)
1976年、東京都文京区生まれ、練馬区育ち。ADHDと難読症に苦しみながらも独自の学習法を確立し、東京大学経済学部を卒業。コロンビア大学大学院(金融工学)で修士号を取得後、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)に留学。
保谷硝子(現・HOYA株式会社)創業者の1人、山中茂の孫にあたる。「テクノロジーのわかるアクティビスト」と評される一方、地道な銘柄研究を積み重ね、2010年代初頭にエヌビディアをはじめ、ブロードコム、TSMC、モンスター・ビバレッジ、ノボノルディスクなどを早期に発掘・投資し、高いリターンを実現した。
日本における株主提案実務の先駆者として、2010年、HOYAに創業家株主として15議案を提出。役員報酬の個別開示(賛成45%超)、社外取締役のみで構成する経営会議(エグゼクティブ・セッション)の設置、株主提案説明文字数の4000字への拡大など、コーポレートガバナンス改革を求める内容で、ISS、グラス・ルイス、日本プロクシーガバナンス研究所の3社すべてから複数議案で賛成推奨を受けた。2011年にはハーバード大学法科大学院で講演。その後もみずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、りそなホールディングスなどで40%台の支持を集める株主提案を行っている。
株主補助参加人として参画したハイアス・アンド・カンパニー(現・くふう住まいコンサルティング)損害賠償請求事件では、2025年に勝訴判決を得るなど、少数株主の権利行使でも実績を重ねる。
現在、徳島県美馬市の株式会社河野メリクロンの筆頭株主としてスマート農業に注力。ジョージア(トビリシ)では農業・病院・学校経営を展開する。投資ブラザーズ合同会社共同代表社員、少数株ドットコム株式会社共同創業者兼会長。世界の上場企業1000社超、非上場企業200社超の株主。
次世代の政治家、ジャーナリスト、経営者、起業家の育成を行う無税国家アカデミーを運営している。
秋田犬愛好家。座右の銘は、故・柴田保光投手の「チャンピオンに立ち向かって勝つことがプロの目標のひとつ」。30年来の北海道日本ハムファイターズのファンで、好きな映画はブラッド・ピット主演の『マネーボール』。

山口 瞭(やまぐち・りょう)
1997年、米国オハイオ州生まれ。千葉県で幼少期を過ごし、埼玉県で育つ。日本大学歯学部在学中に山中裕と出会い、企業統治と少数株主保護の課題に関心を深める。以後、その解決に向けた活動に取り組む。無税国家アカデミー第1期生。

中村 明日(なかむら・ともろう)
1997年、東京都生まれ。東京経済大学経営学部卒業。企業のガバナンス構造や資本政策の分析を専門とする投資関連会社に勤務し、AIを活用した独自の手法で企業分析にあたる。中央アジア5カ国(カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン)および南コーカサス3カ国(アルメニア、アゼルバイジャン、ジョージア)の投資・経済ニュースを日本語で伝えるメディア「Caspian Intelligence」を運営。海外事業展開にも強い関心を持つ。無税国家アカデミー第1期生。

監修:少数株ドットコム株式会社
少数株主が保有する非上場株式の売却の相談に応じており、ご希望者には株価算定のうえ買取価格の提案から買取までを自社で行っている。専門スタッフの他に弁護士や税理士といったアドバイザリーも対応している。現在は、創業者山中裕の最先端の経済学や経済史研究に対する洞察を用いて、上場企業の政策保有株式の買取事業のほか、AIによる生産性の向上、不動産の有効活用や系統用蓄電池などへの投資をはじめとする、国内外での新規事業への投資、最適資本配分や事業ポートフォリオ、経営戦略、後継者計画作成やその実行についても、多数の上場企業や非上場企業経営者や投資家に対して、助言業務を行っている。

●書籍情報
『良い政策保有株式 悪い政策保有株式』

著者:山中 裕(著)、山口 瞭(著)、中村 明日(著)、少数株ドットコム株式会社(監修)
定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
体裁:四六判/312ページ
ISBN:9784295412243
発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
発売日:2026年10月2日

◆関連URL(当社サイトなど)
https://cm-publishing.co.jp/books/9784295412243/
Amazon https://www.amazon.co.jp/dp/4295412244/
楽天ブックス https://books.rakuten.co.jp/rb/18660770/

▼リンク一覧(クロスメディアグループ)
株式会社クロスメディア・パブリッシング https://cm-publishing.co.jp/
株式会社クロスメディア・マーケティング https://cm-marketing.jp/
クロスメディアグループ株式会社 https://cm-group.jp/

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