エン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長:越智通勝)が提供する入社後の離職リスクを可視化する定着支援ツール『HR OnBoard』(https://on-board.io/)は、このたび利用企業数が10,000社を突破いたしました。
さらに機能拡張を実施し、これまで別ツール(『HR OnBoard NEXT』)で提供していた2年目以降社員への配信も、本ツール上から一括で実施できるようになりました。単なる配信対象の拡大に留まらず、入社1年目と2年目以降で変化する「離職の要因」に着目した独自の設問設計により、若手社員の成長フェーズに寄り添ったシームレスなサポートを実現します。

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1万社が向き合う「早期離職による経営損失」の深刻な実態
近年、日本の労働力不足に伴う採用コストの高騰や、早期離職が企業経営に与える影響が大きな課題となっています。
当社の試算によれば、年収400万円の社員が入社半年で離職した場合、採用経費や教育費、在籍中の人件費等を含め、1名あたり約360万円の損失が生じると推計(※図1)されます。こうした「目に見えない損失」を最小化し、社員が定着・活躍できる環境を整えることは、多くの企業にとって喫緊の課題です。
こうした状況に対し、離職リスクを可視化し定着を支援する『HR OnBoard』は、属人的になりがちな「入社後のフォロー」を標準化するツールとして活用されてきました。実際に導入企業の平均離職率は13.6%から5.3%へと低下するなどの改善が見られており、データに基づいた継続的なフォローアップの重要性が示唆されています。
【図1】

『HR OnBoard』の主な機能と特徴
本サービスは、入社者のコンディションを定期的(パルスサーベイ形式)に可視化し、適切なタイミングでのフォローを実現するクラウドサービスです。
- 直感的なスタンプ回答による「平均回答率93%」の実現回答はチャット形式かつスタンプ選択による直感的な操作が可能です。スマホやPCからログイン不要で即時に回答できる仕組みにより、平均回答率93%という高い水準を維持し、精度の高いデータ収集を可能にしています。
- 独自のアルゴリズムによる「離職リスク」の3段階判定3,000社以上の実例研究に基づき開発された独自の設問と判定ロジックを採用。毎月の回答結果から、離職リスクを「晴れ・くもり・雨」の3段階で分かりやすく表示し、フォローが必要な対象者を一目で判別できます。
- AIによるコメント解析と「推奨アクション」の提示フリーコメント欄の内容をAIが解析し、ネガティブな兆候を自動ピックアップします。さらに「なぜその判定なのか(解説)」や「フォロー担当はどう動くべきか(推奨アクション)」を提示することで、経験値に左右されない、根拠に基づいたフォローアップを支援します。
- 多様な通知手段(SMS、Slack、LINE、Email)に対応配信対象者の属性に合わせ、メールだけでなくSMSや各種チャットツールでのアンケート送付が可能です。現場での回答漏れを防ぎ、リアルタイムなコンディション把握を支えます。
システム統合による「活躍支援」のシームレス化
今回のアップデートでは、『HR OnBoard』の機能を大幅に拡張。これまで入社1年目のフォローに特化していた本システムで、2年目以降の社員(『HR OnBoard NEXT』領域)への調査・運用も一括して行なえるようになりました。これにより、若手社員が直面する段階的な課題に対し、途切れることのない一貫したサポートを実現します。
- 2年目以降も「高度なAI解析」を継続『HR OnBoard』で提供してきた、AIによるフリーコメント分析や適性検査『Talent Analytics』との連携機能を、2年目以降の調査にも拡大。個人の資質に応じたパーソナライズされたコンディション判定を継続します。
- 離職リスクの変化に合わせた「年次別」の専門設問を搭載入社1年目と2年目以降では、離職を抑止するために注視すべき観点が異なります。単に対象を広げるだけでなく、入社直後の「期待値ギャップ」から、2年目以降の「孤独感」や「キャリアのゆらぎ」まで、各フェーズ特有の離職サインを捉える専門的な設問設計により、精度の高い予兆検知を可能にしました。
導入事例
大成建設株式会社様:
企業風土改革や人事制度改革、働き方改革の推進に加え、研修制度の充実や若手社員への細やかなフォロー、多様な働き方の推進など、人的資本への積極的な投資を継続。その取組の一環として『HR OnBoard』を活用している。
こうした総合的な施策により、同社全体の入社1~3年目社員の離職率は、2023年度の8.8%から2025年度は1.6%へ大幅に改善。建築・土木系職種を含め、若手社員の定着率向上につながっている。特に事務系職種では、3年以内離職者が0名となった。
※『HR OnBoard』は主に入社1~3年目社員を対象に運用。
株式会社エターナルホスピタリティグループ様:
経験や主観に頼らない、データに基づく「根拠あるフォロー」の仕組みを構築。
新卒社員の入社半年以内の離職率が、導入前の15.3%から7.1%へと大幅に改善。
株式会社UACJ様:
前年度に発生した早期離職を背景に導入し、適切な予兆検知とフォロー体制を構築。
導入初年度から「新卒1年目の離職者ゼロ」を実現し、現在も継続的な定着に成功。
『HR OnBoard』企画責任者 神田 堅太 コメント

この度、『HR OnBoard』の利用社数が1万社を突破いたしました。これまで本サービスを支えてくださったすべてのユーザー様に、心より御礼申し上げます。
2017年のサービス開始以来、私たちは「“気づいた時には手遅れだった”という離職をゼロに。」というコンセプトを掲げ、改善を積み重ねてまいりました。昨今の労働市場は、深刻な売り手市場やキャリアの不確実性の高まりにより、入社前後のギャップが生じやすい環境にあります。また、働き方やコミュニケーションの多様化により関係構築の難易度が増しており、早期離職の防止は多くの企業にとって最重要課題の一つとなっています。
今回のアップデートでは、これまで別々だった1年目と2年目以降の支援領域を統合いたしました。これにより、若手社員の成長フェーズによって異なる離職要因をシームレスに把握し、最適なサポートをお届けすることが可能になります。
組織の土台となる若手人材が、安心してその力を発揮できるよう、私たちはこれからもテクノロジーと独自の設計思想を通じて、より良い職場環境づくりに貢献してまいります。
入社後の離職リスクを可視化する離職予防ツール『HR OnBoard』 https://on-board.io/

入社1年以内の社員が離職する兆候を可視化し、具体的な対策をアドバイスする離職予防ツール。新卒・中途採用で入社した社員へ、入社後1年間、毎月3問ずつの質問を送信。社員はオリジナルの「スタンプ」で簡単に回答します。人事担当者は「晴れ・くもり・雨」の3段階で、視覚的に社員のコンディションを把握できます。また、自由回答の内容もAIによる自然言語処理システムで自動解析。フォローを必要とする社員の「SOSサイン」を、高精度かつ迅速にキャッチ可能にします。
サービスの資料請求・お問い合わせはこちらから https://lp.on-board.io/hronboard_contact.html
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