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河出書房新社

世界は「回転」でできている! 宇宙、気象、産業革命、スポーツまで、あらゆる現象を「回転」から解明するポピュラーサイエンスの決定版『回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体』8月12日発売

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株式会社河出書房新社(東京都新宿区/代表取締役 小野寺優)は、物理学者ローランド・エノス氏の新著『回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体』(東郷えりか訳、税込定価2,970円)を、2026年8月12日に発売いたします。

回転という現象は、宇宙の原理と文明の原動力です。
新刊『回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体』は、太陽系や銀河の形成、気候の制御、人類の道具や機械、生体力学やスポーツ科学まで網羅。その謎と科学をたっぷり紹介するポピュラーサイエンスブックです。

◎太陽系が同一平面上で同じ方向に公転し、惑星や衛星がほぼみな同じ方向に自転する理由とは?
◎大気の対流、地上の適温、穏やかな風速、降水の調節は、地球の自転のおかげ?
◎人類が初めて回転する装置を利用したのは、糸を紡ぐための紡錘?
◎人類最大の発明と言われる車輪。ピラミッドの建設で丸太の「ころ」は使われなかった?
◎産業革命でワットの蒸気機関が登場した過程と、その仕組みとは?
◎航空機は自転車の開発技術から発展してもので、ライト兄弟は自転車屋だった?
◎人間が二足歩行・走行や、打ったり投げたりする動作は、どう説明できる?

高速回転する車輪やファン、歯車、ローターなどの回転機械は、産業革命以降この200年あまり、人類の技術革新を支え、電力を生み、ポンプやモーターを動かし、乗り物を走らせることで世界を大きく変えてきました。

しかし、私たちが日常生活で実際に使い、自らの体を動かすために利用しているのは、車輪ではなく「梃子(てこ)」と「ジョイント(関節)」の仕組みです。

本書では、人間や動物の多関節の身体が生み出す多彩で自在な動きに着目し、その可能性が車輪と歯車を基盤とする従来の機械技術の枠をはるかに超えることを、豊富な事例を交えて解き明かします。

著者のローランド・エノス氏は、物理学の研究者でありながら、歴史学、動物学、生体力学、スポーツ科学、農業など多ジャンルを横断し、長年にわたって私たちの世界への理解を深めてきました。

物理学ファン以外の方にも、物理の愉しみを語り尽くす、注目のポピュラーサイエンスブック『回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体』の発売に、ぜひご注目ください。

著者 ローランド・エノスより刊行に寄せて

Roland Ennos | Author, scientist and historian

本書は回転に関するあらゆることへの生涯にわたるこだわりの産物だ。独楽や弾むボールから、車輪、航空機、機械からスポーツにいたるもので、もちろん猫も忘れてはいけない。

私は母校であるハンプトン・グラマースクールに、物理学の確固たる基礎を与えてもらったことを感謝している。そこでは優れたナフィールド物理のコースと応用数学の機械的側面を教わった。そのおかげで、学校を出たときには物理学者になろうと考えるようになった。もっとも、物理をやたら数学化して、動物学へ専攻を変えることを余儀なくしてくれたことを感謝しなければならない。それはつまり、私が自分の好きな動物や植物の仕組みを研究し、われわれが住む美しい環境の物理学を調査する幸せなキャリアを送れたことを意味する。要するに、私は自然と古典的物理学の魔法の世界に留まることができたということだ。

われわれはまだその世界について学ぶべきことがいくらでもあるのだ。

●『回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体』目次

プロローグ きりもみ状態になったキャメル  
第1部 回転と世界の仕組み  
第1章 回転はいかに世界を創造したか  
第2章 回転が生物の棲める地球に変えた  
第3章 回転によって地球は安定している  
第4章 回転は地球を保護する  
第5章 回転は気候と気象を制御する  
第2部 人間の技術に使われてきた回転  
第6章 回転と穿孔
第7章 期待はずれの車輪  
第8章 改良  
第9章 機械をつくる  
第10章 産業革命  
第11章 タービン、ポンプ、発電機
第12章 ひとっ走りする
第13章 空を飛ぶ 
第3部 回転と人体  
第14章 立つ、動きだす  
第15章 歩く、走る  
第16章 打つ  
第17章 投げる  
第18章 回転の達人たち  
第4部 回転を総体的に見る  
第19章 回転の波瀾の歴史  
第20章 新たな糸を紡ぐ  

謝辞    
訳者あとがき    
図版出典    
原註    
参考文献    
索引    

●『回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体』本文を一部紹介!

地球の磁場と回転の仕組み

古代ギリシャ・ローマ時代の水車と石臼の回転の仕組み

サッカーやラグビー、バスケットボールの回転の仕組み

●著者紹介

ローランド・エノス  Roland Ennos
1962年生まれ。マンチェスター大学で教えたのちイングランドのハル大学生命科学の客員教授。動物学および生体力学を専門とするが、物理学者の父と体育教師の母のもとで育ち、本来は物理学者を目指していた。取り組んできた研究範囲は生体力学、スポーツ科学から木・木材、家庭菜園的な農業にいたるまでじつに幅広い。『「木」から辿る人類史--ヒトの進化と繁栄の秘密に迫る』(NHK出版)のほか、『The Powerful Primate』(『強力な霊長類――エネルギーコントロールで、いかに文明を築いたか』)などの著作があり、多分野を横断した論文が多数ある。

著者公式サイト:https://rolandennos.com/

訳者 東郷えりか
上智大学外国語学部フランス語学科卒業。訳書に、グレタ・トゥーンベリ編著『気候変動と環境危機』、L・ダートネル『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』、『世界の起源』、『この身体がつくってきた文明の本質』、B・フェイガン『古代文明と気候大変動』、D・W・アンソニー『馬・車輪・言語』、J・クロフォード『国境と人類』など多数。

●新刊情報

書名:回転の科学 宇宙・気象・エンジン・人体
著者:ローランド・エノス
訳者:東郷えりか
仕様:46判/並製/292ページ
発売日:2026年8月12日
税込定価:2,970円(本体 2,700円)
ISBN:978-4-309-31009-1
装丁:岩瀬聡
URL:https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309310091/

※電子書籍の発売予定はありません。

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