マジセミ株式会社は「【設備保全の50%自動化を目指す】巡回・手作業のムダはゼロにできるのか?」というテーマのウェビナーを開催します。

■ 深刻な保全現場の人手不足
少子高齢化と熟練技術者の大量退職により、製造業・インフラ業界の設備保全現場では、慢性的な人手不足がすでに顕在化しています。さらに2030年には、技術系人材が約20%不足すると予測されており、従来の人手中心の保全体制を前提とした運用そのものが、限界を迎えつつあります。
こうした背景から、点検・巡回のムダを削減し、自動化や遠隔支援を前提とした保全プロセスへの転換は、「効率化」ではなく、事業継続のために不可欠な取り組みとなっています。
■ 巡回・手作業は、なぜ自動化が進まないのか
では、現在の設備保全業務はどこまで自動化できるのでしょうか。
IoTやロボット、AIといった要素技術はすでに揃いつつありますが、点検結果を「見る・判断する・連絡する」業務が人に残る限り、巡回や再確認、判断待ちといったムダは構造的に発生します。
例えば、影響がない場合でも巡回や記録が残り、センサーで把握できている状況でも現地確認を前提とした運用から抜け出せていない現場は少なくありません。
そのため、“巡回 → 点検 → 判断 → 通報 → 保全”を一連の流れとして捉え、業務プロセス全体を人の判断が必要な領域と自動化すべき領域に分けて再設計することが不可欠です。
■ 保全業務を再設計する考え方を解説
本セミナーでは、人手不足に悩む製造業・インフラ・ビル設備分野を対象に、設備保全領域の先端技術トレンドを俯瞰し、保全業務を自動化前提のプロセスへ再設計する考え方について解説します。
NSWは、長年にわたる幅広い業種での豊富な実績と経験を生かし、お客様自身もまだ気づいていない潜在的な課題に対して、多彩なデジタル技術を組み合わせながら柔軟に解決してきました。
設備保全の領域においても、デジタルツインやロボティクス、スマートグラス、AI-OCR などの最先端技術を活用し、現場の業務プロセスや運用実態を踏まえた実行可能性の高いスマートメンテナンスを推進しています。
こうした取り組みの一例として、デジタルツイン設備管理サービス「ZeugMa(ジーグマ)」は、以下を受賞しており、現場価値を生むサービスとして高く評価されています。
公益社団法人企業情報化協会主催 2025年度(第43回)IT賞「顧客価値・サービス革新」部門
公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会 2025年度(第20回)日本ファシリティマネジメント大賞(JFMA賞)「奨励賞」
■ こんな方におすすめ
* 設備保全の人手不足に課題を感じ、将来を見据えた体制見直しを検討している方
* 巡回・点検・記録など手作業が多く、省人化が進まないと感じている方
* IoTやデジタル化を導入したものの、部分最適に留まっている方
* 100%自動化ではなく、人の判断を活かした現実的な自動化を進めたい方
* 製造業・インフラ・ビル設備分野で、設備保全・保守の改革を検討している方
■主催・共催
NSW株式会社
■協力
株式会社オープンソース活用研究所
マジセミ株式会社
マジセミは、今後も「参加者の役に立つ」ウェビナーを開催していきます。
過去セミナーの公開資料、他の募集中セミナーは▶こちらでご覧いただけます。
マジセミ株式会社
〒105-0022 東京都港区海岸1丁目2-20 汐留ビルディング3階
お問合せ: https://majisemi.com/service/contact/