大阪府和泉市の自社工場でつくる「AiR JOKER」、明日9月16日よりCAMPFIREでクラウドファンディングを開始します
株式会社ハタノ製作所(本社:大阪府和泉市、代表取締役:波多野 昇)は、浴室用デバイス「AiR JOKER(エア ジョーカー)」のクラウドファンディングを、明日2026年9月16日(水)よりCAMPFIREにて開始します。
当社は1966年、木の浴槽を組むための合い釘とゴム栓の販売から始まった会社です。以来60年、浴槽と給湯器をつなぐ金具をつくり続けてきました。部品メーカーである当社が、なぜ「お風呂掃除」という生活の場面に踏み込んだのか。その経緯をご紹介します。

木風呂の合い釘と、ゴム栓から始まった
創業は1966年(昭和41年)、大阪。まだ多くの家庭が木の浴槽を使っていた時代に、風呂桶を組むための「合い釘」と、湯を止める「ゴム栓」の販売から事業を始めました。1974年には株式会社として法人化しています。
その後、日本の住宅にユニットバスが広がるにつれ、当社の仕事も変わっていきました。追い焚き配管をつなぐ循環アダプター、配管部材、ユニットバス貫通金具--浴槽と給湯器をつなぐ部品が主力になり、現在も全国の浴室で使われ続けています。
一貫してつくってきたのは、お風呂の「つなぎ目」でした。お湯の通り道をふさがず、水を漏らさず、何年も使い続けられること。派手さのない部品ですが、そこが機能しなければお風呂は成り立ちません。
部品メーカーが、浴室そのものに向き合うまで
浴槽まわりの部品をつくっていると、家庭の浴室で何が起きているかが見えてきます。配管の内側に汚れが溜まること、パッキンの隙間からカビが出ること。部品の設計で解決できることには限りがあり、最後は使う人の掃除に委ねられていました。
「部品の側から何かできないか」という発想の延長で、当社は浴室洗浄機「JOKER」を開発しました。塩と水を電気分解して生成する電解次亜水で、浴槽の残り湯と浴室を除菌する装置です。金具メーカーが電気製品をつくることへの戸惑いはありましたが、お風呂という場所を60年見てきた蓄積が、そのまま設計の判断材料になりました。
前作で見えた、「設置」と「価格」の壁
JOKERは、浴槽に浮かべて残り湯を循環させる方式でした。効果への評価をいただく一方で、二つの課題が残りました。
ひとつは設置です。浴槽に浮かべる以上、お湯を張っていなければ使えません。シャワーだけで済ませる日が多い家庭では、運転のタイミングを選ぶ必要がありました。
もうひとつは価格です。量販店での実売価格は少し高額で、浴室のカビ対策のためだけに出す金額としては、決して軽いものではありませんでした。
「効果があるのに、続けてもらえる形になっていない」。この認識が、次の製品の出発点になりました。
捨てたものと、残したもの
AiR JOKERの開発では、残り湯を循環させる機能を捨てました。代わりに選んだのが、浴室に置いて電解次亜水をミスト状に噴霧する方式です。
浴槽にお湯が張ってあるかどうかに関係なく運転できるようになり、本体も約1.4kg・高さ約290mmまで小型化できました。一般販売価格は29,700円(税込)です。残したのは、水と塩だけで電解次亜水をつくるという方式そのもの。専用の薬剤やカートリッジを買い足す必要がなく、ランニングコストは年間約100円※に収まります。
※月2回運転時の想定値です。電気代・水道代は含みません。
判断の裏づけになったのが、当社が2026年8月に実施した1,000人調査です。防カビ製品を購入した経験がある人のうち58.3%が、面倒・忘れる・効果を感じないといった理由で使うのをやめていました。効果の有無より前に、続けられるかどうかで脱落が起きている。月2回・約25分の運転で済む設計にしたのは、この結果があったからです。
つくるのは、和泉市の自社工場で
AiR JOKERは、大阪府和泉市の自社工場で製造しています。従業員72名の会社が、回路や機構設計、ソフトウェア設計から完成品の製造、検査まで全て手掛けるMade in Japanです。
浴槽金具で培った成形技術と、水まわりの製品に求められる耐久性の知見は、そのままこの製品に生きています。60年間、お風呂の部品をつくってきた会社だからつくれるものがある--AiR JOKERは、そう考えて形にした製品です。
明日9月16日、クラウドファンディングを開始します
AiR JOKERは、明日2026年9月16日(水)よりクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてプロジェクトを公開します。一般販売価格29,700円(税込)に対し、支援者限定の早割価格をご用意しています。
早割はご用意数に限りがあります。開始のお知らせを確実に受け取りたい方は、下記の限定公開URLからプロジェクトページを開き、「お気に入り」にご登録ください。公開時にCAMPFIREから通知が届きます。
▼限定公開URL(お気に入り登録はこちら):https://camp-fire.jp/projects/941796/preview?token=387a01xt&utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_show
代表コメント
「お風呂の部品をつくる会社が家電をつくると言うと、驚かれることがあります。ですが私たちからすると、やっていることは60年前から変わっていません。お湯が気持ちよく使える状態を、裏側から支える。合い釘もゴム栓も循環アダプターも、そのための道具でした。カビの掃除に多くの時間が奪われているのなら、そこも同じように支えたい。AiR JOKERは、その延長線上にある製品です。」
株式会社ハタノ製作所 代表取締役 波多野 昇
開発責任者コメント
「前作のJOKERは、効果そのものには手応えがありました。それでも、お湯を張っていないと使えない、値段が高い、という声が返ってきた。いいものをつくったつもりでも、使う人の生活に収まらなければ意味がないと痛感しました。AiR JOKERで残り湯の循環をやめたのは、機能を減らす判断です。社内でも議論がありました。それでも、月に2回スイッチを押すだけで続けられることのほうが大事だと考えました。」
株式会社ハタノ製作所 開発責任者 藤澤 秀樹
製品概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/186254/table/4_1_65acd604d4e12fe63a9806e77c5bf5d9.jpg?v=202609151145 ]
※本製品はカビの発生を抑制するものであり、すでに発生しているカビを除去する機能はありません。目に見えるカビがある場合は、カビ取り剤で除去してからご使用ください。
※噴霧運転中は換気をしないでください(窓も開けないでください)。運転終了後は30分は入室せず、換気扇のみ回して換気してください。
クラウドファンディング概要

[表2: https://prtimes.jp/data/corp/186254/table/4_2_b2651bc834df0aa3c7de229bc9faf5ea.jpg?v=202609151145 ]
会社概要
会社名:株式会社ハタノ製作所
所在地:大阪府和泉市
事業内容:浴槽アダプター・給湯器用ホースなど浴槽まわり金具の製造販売、ファインバブル製品、浴室洗浄機「JOKER」等の企画・製造・販売
創業:1966年
コーポレートサイト:https://hatano-s.com/