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安田倉庫株式会社

安田倉庫とイデアロジー、「2026年度ロジスティクス大賞 現場革新奨励賞」を受賞

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~デジタルツイン×最適化シミュレーションで、省投資のメディカル物流生産性革新を実現~

 安田倉庫株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:小川一成、以下「安田倉庫」)と株式会社イデアロジー(本社:東京都新宿区、代表取締役:坂本哲朗、以下「イデアロジー」)は、物流分野の優れた取り組みを表彰する公益社団法人日本ロジスティクスシステム協会(JILS)主催「2026年度ロジスティクス大賞」(第43回)において、共同の取り組み「デジタルツイン×最適化シミュレーションによるメディカル物流変革」が「現場革新奨励賞」を受賞したことをお知らせいたします。

 JILSロジスティクス大賞ノミネート委員会および選考委員会は、本事例について、現場データに基づく可視化・分析を通じて最適な業務プロセスを導き、人時生産性向上やドライバー待機時間削減などの具体的成果を実現した点、さらに大規模設備投資に依存せず物流品質向上と現場負荷軽減を両立した点を評価しました。

1.受賞概要
[表1: https://prtimes.jp/data/corp/130230/table/45_1_ef2e6495f949fa9f4c77a046f12102d9.jpg?v=202608260545 ]

2.本取り組みの背景
 物流現場における労働力不足への対応として、荷待ち・荷役時間の短縮は物流事業者の最優先課題です。安田倉庫の本取り組み対象のメディカル物流拠点では、誤出荷防止のためのシングルピック方式(1注文1パレット)を採用しておりました。注文増加に伴いパレット枚数も増加し、垂直搬送機(ELV)の搬送能力が逼迫し、ドライバー待機の一因となっていました。
 両社は2023年から、イデアロジーのデジタルツイン&最適化シミュレーションソフト「IdeaSim」による現状再現とシナリオ分析を重ね、2024年にWMSの出荷データと連携し、配送方面・保管ロケーションを踏まえ複数注文を1パレットに集約する独自の「マルチピック方式」を開発し、2025年に本格実装しました。

3.IdeaSimの技術的独自性~「可視化・予測」から「実行系に直結する最適化」へ~
 デジタルツインとは、現実の建物・設備や、そこで行われる業務の情報データと連携することで、仮想空間(デジタル)上に現実と対応するモデルを再現する技術です。一般的なデジタルツインが現場の可視化や将来予測を中心とするのに対し、IdeaSimはWMSの出庫データと連携し、最短ルートのピッキングリストを日々自動生成し、そのまま現場の作業指示に反映する「動的デジタルツイン」です。運用条件は専門知識を持たない現場担当者でも柔軟に変更でき、日々の業務へ即座に反映されます。
 本取り組みでは、AGVやロボットなどの大規模な設備投資を行わず、既存資産とソフトウェアの活用によって人時生産性を26%向上しました。両社は、こうした「ソフトウェア主導型DX」が、多くの物流現場にとって現実的で持続可能な選択肢になると考えています。

4.主な成果
(導入前と導入後の比較)
[表2: https://prtimes.jp/data/corp/130230/table/45_2_3cc98e1f9387bb7124741830a587e5f5.jpg?v=202608260545 ]
 創出した人的余力は医療機器メンテナンス等の高付加価値業務へ再配分し、物流品質向上と現場負荷軽減を両立しております。大規模な自動化機器を導入しない本取り組みは、ハードウェア主導の自動化投資と比較して投資回収期間が大幅に短く、極めて資本効率の高いDXモデルであることが実証されました。

5.今後の展望
5-1.安田倉庫について
 本モデルの他拠点展開を検討しつつ、WMSと「IdeaSim」の連携を高度化し、庫内効率化とドライバー待機時間の短縮を追求してまいります。既存資産の稼働率を高める本アプローチは、資本効率と現場生産性を両立するDXモデルであり、今後も持続可能な物流拠点づくりを推進してまいります。

5-2.イデアロジーについて
 2026年9月、ピッキング作業の効率化を支援する「IdeaSim G Model」の提供を開始します。個別開発型モデルでは3カ月以上かかる導入期間を最短1週間に短縮し、大規模な設備投資をせずに、歩行距離を20~55%削減できます。
 今後は、入庫場所や倉庫内レイアウトの最適化にも対象を広げます。さらに、メーカーの異なるAGV・AMRなどの搬送機器とも連携し、倉庫全体を効率的に動かす物流基盤の実現を目指します。

5-3.両社が目指す共通ビジョン
 両社は今回の成果を一拠点の改善にとどめず、共通ビジョンの実証例と位置づけています。イデアロジーは物流ビッグデータと認識系AIで全国の倉庫をデジタルツイン化し、常時最適化し続ける次世代物流基盤の構築を目指し、安田倉庫はこの考えに賛同し「IdeaSim」の自社拠点への段階的展開を検討しています。両社はフィジカルな倉庫網のデジタル化を通じ、日本の物流の最適解を追求してまいります。

6.会社概要
安田倉庫株式会社
・所在地   :東京都港区芝浦三丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN 29階
・代表者   :代表取締役社長 小川一成
・設立    :1919年12月20日
・資本金   :36億210万円
・事業内容  :倉庫、輸配送、通関、港湾運送、物流情報システム、不動産および関連事業
・Webサイト: https://www.yasuda-soko.co.jp/

株式会社イデアロジー
・所在地   :東京都新宿区西新宿八丁目1番2-615号 PMO西新宿
・代表者   :代表取締役 坂本哲朗
・設立    :2020年4月1日
・資本金   :1,000万円
・事業内容  :物流DX・自動化支援、物流施設に関するアドバイザリーおよびソリューションの提供
・Webサイト:https://idea-log.com

7.本リリースに関するお問い合わせ先
安田倉庫株式会社 [営業企画部 DX事業推進室] TEL:03-3452-7272 
株式会社イデアロジー [事業支援部] TEL:03-4400-3241

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