見積書やPDF・画像形式の工程表から、編集・共有できる工程表を自動生成

建設DXプラットフォーム事業を展開するBRANU株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:名富 達也、証券コード:460A、以下ブラニュー)は、建設業向け統合型ツール「CAREECON Plus」の施工管理機能において、見積書やPDF・画像の工程表をもとに、AIが工程表を自動生成する「AI工程表」機能を追加しました。
■開発の背景
建設業界では、受注後に表計算ソフトなどを使って工程表を一から作成する運用が根強く残っており、現場担当者にとって大きな事務負担となっています。工事内容や見積書、施工条件を確認しながら必要な作業を洗い出し、日程を割り付け、関係者へ共有するまで、工程表への入力・転記といった間接業務に多くの時間が費やされてきました。
「CAREECON Plus」にはゼロから工程表を効率的に作成できる機能がありますが、既存の工程表がPDFや画像形式で作成されている場合、そのままでは編集可能な工程表データとして扱えないため、作業内容や日程を手入力で転記する必要があります。こうした手作業は、入力漏れや転記ミスにつながるおそれがあります。
そこでブラニューは、見積書やPDF・画像の工程表から工程情報を読み取り、工程表作成を自動化する「AI工程表」を開発しました。アップロードされた書類の内容をAIが解析し、工程の分類から期間情報の整理までを自動で行うことで、工程表作成に伴う入力・転記業務を効率化し、現場担当者が進行確認や関係者調整、工程変更への対応といった、より判断を必要とする業務に集中できる環境を提供します。
■「AI工程表」について

「AI工程表」は、見積書やPDF・画像形式の工程表をアップロードするだけで、AIが内容を読み取り、「CAREECON Plus」上で工程表を自動生成する機能です。
見積書をアップロードすると、AIが記載されている工事項目や作業内容を読み取り、工程表のたたき台を生成します。工事全体の流れを示す大工程と、その内訳となる小工程に整理することで、工程表作成の土台を作ります。
また、PDFや画像形式の工程表をアップロードした場合は、記載されている工程名や日程を読み取り、「CAREECON Plus」上で編集・共有できる工程表データとして再構成します。
生成された工程表は、プレビュー画面で確認でき、担当者は工程名や期間を確認・編集したうえで、問題がなければ実際の工程表として登録できます。AIの生成結果を人が確認してから反映する設計により、現場ごとの状況に合わせた運用が可能です。
本機能により、工程表作成に伴う入力・転記業務を効率化し、現場担当者がより本質的な業務に集中できる環境を提供します。
■AIを軸とした建設業界の業務構造変革へ
ブラニューは「CAREECON Platform」を通じて、建設業界における業務プロセスをAIを軸とした新たな構造へ変革することを目指しています。紙、PDF、画像、日報などに含まれる現場情報をAIが読み取り、業務で活用できるカタチへ再構築することで、現場で発生する情報を工程表作成や施工管理だけで完結させるのではなく、案件管理、原価管理、人員配置などにも活用できる情報として蓄積し、現場と経営をつなぐ業務基盤へと発展させてまいります。
■CPO 町田 剛のコメント
建設業界では、CDE環境(Common Data Environment:共通データ環境)の整備や情報管理コストの制約から、現在もPDFや紙を前提とした情報共有が数多く残っており、特に中小建設業では、元請けから共有された工程表を自社運用向けに打ち直すなど、“入力のための業務”が日常的に発生しています。
私たちが目指しているのは、「撮るだけ。あとは確認するだけ」という現場体験です。
一方で、工程管理は単なる入力作業ではなく、現場状況を踏まえた調整や段取り、人とのコミュニケーションを含む、人の動きと密接につながった業務でもあります。今回の「AI工程表」では、AIが工程表の解析や整理、写真・ファイル管理を自然に支援することで、人の業務フローの中にAIが溶け込み、人とAIが協働しながら現場運営を進められる設計を目指しました。
ブラニューは今後も、建設現場における新しい“人とAIの協働体験”を構築してまいります。
■CAREECON Platformについて
「CAREECON Platform」は、建設事業者向けマッチングサイト「CAREECON」とマーケティングから採用管理、施工管理、経営管理まで行える建設業向け統合型ビジネスツール「CAREECON Plus」からなる建設DXプラットフォームです。SMBに特化した機能開発と、導入から運用まで伴走し続けるDXコンサルティングサービスで、契約社数は 6,500 社(2026 年4月末時点)を超えています。
URL :https://careecon.jp(CAREECON)
URL :https://careecon-plus.com/(CAREECON Plus)
URL :https://job.careecon.jp(キャリコンジョブ)
■BRANU株式会社について
BRANU株式会社(ブラニュー)は、「建設業界をテクノロジーでアップデートする。」というビジョンのもと、建設DXプラットフォーム「CAREECON Platform(キャリコン)」を通じて建設業界の変革に取り組んでいます。
社名:BRANU株式会社
証券コード:460A
本社所在地:東京都港区六本木6-1-24ラピロス六本木4F
設立:2009年8月18日
代表者:代表取締役 名富 達也
事業内容:建設業向けデジタルトランスフォーメーション事業
URL:https://branu.jp(コーポレートサイト)