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キャシー・リードさんが小学生とスケート交流

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小学校の体育館にスケートリンクがやってきた!vol.3

 フィギュアスケーターが全国の小学校を訪れる出張体験型授業「スケートキャラバン」(朝日新聞社主催、木下グループ特別協賛)の第3回が18日、さいたま市浦和区針ケ谷4丁目の市立常盤北小学校であり、元アイスダンス日本代表で、現在はコーチのキャシー・リードさん(29)が講師を初めて務めました。

 キャシーさんは4~6年生の160人を前に、弟のクリスさんと2回の五輪出場を果たすまでの経験を身ぶり手ぶりを交えながら話しました。クリスさんとアイスダンスを始めたころ、キャシーさんの方が背が高く、クリスさんの背が伸びるまで何年も待たなければいけなかった苦労などを紹介し、「何かを成し遂げたいと決めた時、心と体と精神すべてを合わせて100%にすれば、私は絶対にできると信じています。100%の力を出して人生を生きましょう」と呼びかけました。

 6年生の須崎いぶきさん(12)は「大変な思いをしながらスケートを頑張った話を聞いてとても励みになりました」と話しました。須崎さんは幼い頃からフィギュアスケートに憧れていたものの近くにスケートリンクがなくあきらめていたところ、親の了解が得られて2年前から都内に練習に通っているそうです。

 体育館に仮設された樹脂製のリンクでは6年生64人とスケート体験をしました。元気に滑って転ぶ児童もいましたが、あちこちから笑みがこぼれました。キャシーさんは「まずは立ってバランスをチェックして、少し前に滑ります」とアドバイスをしていました。

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