ダイエット中に敬遠されがちなのが炭水化物。特に日本人の主食である米は、そのお腹に溜まりやすそうなイメージから、避けられる傾向にあるようだ。しかし、米は食べ方次第でダイエットに役立つものとなるらしい。
ダイエット情報発信サイト【microdiet.net】より公開された調査レポート「炭水化物抜きダイエットをオススメしない理由」の内容を、ここで少しご紹介したい。
米の主成分である炭水化物は、体にとって重要な成分だ。不足すると疲れやすくなったり、集中力が低下したりしてしまう。また、炭水化物抜きのダイエットを長期に渡り行うと、心筋梗塞や脳卒中、動脈硬化などの心血管疾患が増加する傾向があるようだ。これは、糖質以外の栄養素が過多になることが原因のひとつだと指摘されている。
米を食べないと物足りなく感じて他のおかずを食べ過ぎてしまい、結果的に脂質やタンパク質を摂り過ぎて、カロリーオーバーに!なんてことはよくある話だ。
炭水化物だけではなく、米にはタンパク質も多分に含まれている。
タンパク質は、体内でアミノ酸に分解されるが、そのうちの9種類は体内で合成できない「必須アミノ酸」と呼ばれるものだ。昔から日本で食べられてきた米とみそ汁の組み合わせは、アミノ酸バランスの観点で非常に優れていて、お互いに不足している種類の「必須アミノ酸」を補い合うことができる。肉食が禁止されていた時代、日本人が体を維持できていたのは、米と大豆のおかげと言ってもいいほどなのだ。
この調査レポートでは、米を食べることには食事全体のバランスを整える効果があるとする。痩せるなら、健康的なダイエットを心がけたい。詳細はこちら(http://microdiet.net/diet/000432.html)から。