旅先でWi-Fiがつながってくれると、たとえ国内でも助かるな~とウレシクなるもの。それが海外から日本に来ている旅行者だったら、なおさらだろう。
金沢市では、今年3月14日の北陸新幹線開業を間近に控え、観光客やビジネス客の利便性を格段に向上する、金沢市公衆無線LAN「KANAZAWA FREE Wi-Fi(カナザワ・フリー・ワイファイ)」(http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11010/wifi/)の運用を、1月9日(金)より正式にスタートする。合言葉は“つながる!広がる!金沢!”
本サービスは、エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社が提供するインターネット接続機能を利用したもので、Wi-Fiに接続できる通信端末で簡単な登録をすれば、誰でも無料でWi-Fiが使用できるというもの。
具体的には、利用可能エリアで通信端末からWi-Fiに接続し、自動的に接続される専用サイトに名前とメールアドレスを登録すれば、その場ですぐに使用開始となる。1回につき20分連続使用でき(1日何度でも利用可能)、登録情報は30日間有効となるのだそう。
利用可能エリアは、金沢駅東広場(もてなしドーム地上部・地下部)・金沢21世紀美術館・金沢市役所前広場/1月9日~、近江町市場入口(武蔵ヶ辻バス停)・香林坊バス停(アトリオ前)・香林坊アトリオ周辺・片町一丁目交差点周辺/1月下旬~となっている。
また専用アプリ「Japan Connected-free Wi-Fi」(http://www.ntt-bp.net/jcfw/ja.html)をスマートフォン等にインストールしておけば、本サービスの他、全国の主要な駅や空港、観光施設などでも簡単にWi-Fiを利用できるうえ、サービス毎に何度も登録をする必要がないので、こちらもおススメだ。
Wi-Fi接続時に表示されるポータルサイトは、日本語のほか、英語・フランス語・中国語(簡体・繁体)・韓国語に対応した観光サイト情報等が閲覧でき、外国人を含む誰もが便利に利用できるグローバルな仕様。
兼六園といった名庭園をはじめ、長い歴史を誇る城下町の風情ある雰囲気が魅力の金沢市。日本国内の旅行者にはもちろん、海外からのトラベラーにもより一層親しんでもらうために、この無料Wi-Fiサービスが一役も二役もかってくれそうだ。