エッセイだったストーリーがホラーな展開になっていく、そんな新感覚のエッセイ「怪談与太話 怖い話の最後に大声を出してびっくりさせる人はちがうと思った件」がイカロス出版から8月17日に発売される。
本作品は人気番組『怪談のシーハナ聞かせてよ。』に出演している怪奇蒐集団体・怪談社が集めたもので、珠玉の実話怪談の数々をユーモアあふれるエッセイで綴るストーリー。著者は、怪談社の書記を務める伊計翼(いけい・たすく)、怪異体験談を記録し、執筆活動を行っている。
2008年京都で結成された怪談社は、怪異体験の取材を行う怪奇蒐集団体。一年を通じて怪談師2名が収集した怪異談をイベントやライブなどで披露してきた。同団体の活躍が認められ、テレビをはじめとするメディアにも登場することが多くなり、現在では、現在CSチャンネルエンタメ~テレ「怪談のシーハナ聞かせてよ。」にレギュラーで出演しており、URLは、http://www.kwaidansya.com/。
伊計翼の著書には、本作品以外にも怪談社シリーズ、魔刻 百物語があり、共著には、怪談実話コロシアム 群雄割拠の上方篇、恐怖通信 鳥肌ゾーンといったシリーズなどがあり、本作品にハマったら、読んでみるのもよいかもしれない。
ホラー作品は数多くあるが、怖すぎて読めなくなることもある。本作品は、エッセイによって、少し怖さがゆるくなる感じがするだろう。夏の夜に、面白いホラー作品をじっくり読みたい。
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