各地で甚大な被害をもたらした台風19号。中でも東日本は記録的な大雨に見舞われ、千曲川や阿武隈川など7河川12か所が決壊し、汚水をかぶった多くの農作物は、食卓に運ばれることなく廃棄されてしまったという。
“ボランティアに行きたくても仕事があってなかなか難しい……”そんな想いを抱えている人におすすめの支援があるので紹介しよう。
“行列のできるロールアイス専門店”として話題の「ROLL ICE CREAM FACTORY(ロールアイスクリームファクトリー)」が、地域特化型業務用オンラインマルシェ「JiNOMONO(ジノモノ)」とコラボして、“台風19号災害支援りんご”を使った期間限定メニュー「長野の焼きリンゴロールアイス」787円(税別)を発売している。
今回、業務用オンラインマルシェ「JiNOMONO(ジノモノ)」では、台風19号で被災した生産者の支援のために、長野市と須坂市の千曲川沿いのりんご農家と提携して「災害支援りんご」マークを発行。地元や全国の飲食店に向けて販売を開始しており、売上の一部は義援金として寄付される仕組みをとっている。
そして、台風19号の影響で店舗のほとんどが一時閉店を余儀なくされた「ROLL ICE CREAM FACTORY」も、このアクションに賛同。“大地の恵みのありがたさ、それを作り出す生産者の想いを、食べる人と共有できれば”と、「災害支援りんご」を使用した新メニュー「長野の焼きリンゴロールアイス」を考案。
メニューに使用されるのは、災害を免れた、今が旬のシナノスイート。もちろん泥をかぶったりしたものではなく、風などで外側に傷はついたものの中身は無事なB品。通常と変わらない美味しい味を持つこれらのりんごを加工し、アイスに混ぜたり、トッピングとしても使用している。
販売は11月30日(土)までの期間限定で、売上の一部は災害支援募金に寄付されるほか、販売期間中は全店舗に募金箱の設置を行うという。
「長野の焼きリンゴロールアイス」を食べられるのは、「ROLL ICE CREAM FACTORY」の原宿・表参道本店、大阪・道頓堀店、イオンモール堺北花田店、名古屋・ラシック店、横浜・山下公園ドン・キホーテ店、京都・新京極店の全6店舗。
美味しいスイーツを食べることで、被災した長野の農家を少しでも応援したい。