秋田を代表する来訪神行事「ナマハゲ」。「なまげもの(怠け者)はいねがー」という掛け声とともに、木製の出刃包丁を振りかざして家々を回る姿が印象深い。
子供を怯えさせる、やや怖いイメージのある「ナマハゲ」だが、“「ナマハゲ」が身につけているケデ(わら)を拾うと無病息災に一年を過ごすことができる”といった言い伝えがあるように、実は縁起の良い存在でもある。
そんな「ナマハゲ」が、この冬「横浜・八景島シーパラダイス」にやってくる!
「なまはげ太鼓」&「なまはげダイバー」
1月11日(土)~13日(月・祝)の3日間、「横浜・八景島シーパラダイス」アクアミュージアム前広場にて、秋田県観光イベント「こでられね~秋田大集合2020」が開催される。「こでられね~」とは、秋田の方言で“これ以上ない”という意味だ。
今回で16回目の開催となる本イベントでは、2018年にユネスコ無形文化遺産に登録された「男鹿のナマハゲ」が登場し、迫力満点の「なまはげ太鼓」を披露する。勇壮な太鼓の音が八景島の空に響き渡る、圧巻のパフォーマンスをご覧あれ。
また、「男鹿水族館GAO」とのコラボ企画として、水族館「アクアミュージアム」にある高さ8m、水量1500トンの大水槽「大海原に生きる群れと輝きの魚たち」に登場する「なまはげダイバー」もお見逃しなく!
約30トンの雪で作る「かまくら」
東北を代表する雪まつり「横手かまくら」で有名な秋田県横手市。本イベントでは、横手市から運び込んだ約30トンの雪を使い、本場の「かまくら職人」たちが、直径4メートル・高さ3.5メートルのかまくらを作りあげる。
かまくらの前では、綿入り半纏を着て雪国体験をしながらの記念撮影も可能。「雪ん子」に変身して、秋田気分を味わってみては?
秋田の魅力満載の3日間
「こでられね~秋田大集合2020」の開催時間は、1月11日(土)・12日(日)は10:00~17:00、最終日の13日(月・祝)は10:00~16:00となっている。
期間中は「なまはげ太鼓」や「かまくら」以外にも、
秋田県ならではのご当地グルメが楽しめる「秋田県観光物産展」、
忠犬ハチ公でおなじみの「秋田犬(あきたいぬ)」とのふれあいタイム、
「ハタハタ」や「カスベ」といった秋田を代表する魚の水槽展示、
秋田県横手市の雪を使った「そり遊び」など、さまざまなイベントが開催される。
今年の冬は「横浜・八景島シーパラダイス」で、秋田の魅力を体験しよう!