福井県小浜市にある松永地域で、農村だからこそできる、五感を整え、自分を見つめる宿泊・体験プログラム「松永六感(まつながろっかん)」がスタートしている。
松永地区とはどんな場所?
福井県小浜市の中山間地域にある松永地区は、征夷大将軍として知られるいにしえの武将・坂上田村麻呂が平和を願って「明通寺」を建立するなど、過去の偉人たちが惹かれ、祈りを捧げてきた場所。また、季節ごとに自然の恵みや先祖に感謝する伝統行事が現在でも連綿と続いている地域でもある。
このあたりには福井県内唯一の国宝建造物である「明通寺」や落差30メートル超の「三番の滝」など、様々な魅力ある観光資源が揃っている。
「五感の先をひらく」がコンセプト
この地で2月1日(土)から新たに始まったのが、「松永六感」プロジェクト。“五感の先をひらく”をコンセプトに、忙しなく日常を生きる都会人が松永に来て五感を整え、自分を見つめる時間を過ごすプログラムが用意されている。
このプログラムでは、地元の野菜をふんだんに使った創作精進料理コースのディナーが食べられるほか、創業300年のお酢の醸造所「とば屋酢」の見学や農作物の収穫、
文豪・水上勉の小説の舞台にもなった全5部屋の山あいの宿「藤屋旅館」での宿泊や、
国宝・明通寺本堂での早朝の瞑想のほか、自転車で集落を散策したりトレッキングをしたりとさまざまな体験ができる。
忙しさに取りまぎれてなかなか自分を見つめ直す機会が少ない都会人が、静寂の中で自分と向き合う貴重な経験ができそうだ。料金は、「1泊2食瞑想付きプラン」1名/2万200円(税込)~。詳細は公式ホームページで確認を。
『松永六感 公式ホームページ』( https://matsunagarokkan.com )
公式フェイスブックページ
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