アトピー性皮膚炎の子どもは多く、ストレスや喘息、食物アレルギー発症の引き金にもなるため早めのケアが肝心!しかしアトピー性皮膚炎やアレルギーの仕組みは難しく、そのケアや治療法にはデマもあったりと、何を信じていいかわかりにくいのが現状だ。
そんな中、小児科専門医でアレルギー専門医・堀向健太氏と、医療をわかりやすく描くことで定評のある子育て中のマンガ家・青鹿ユウ氏がタッグを組んだ「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア」が、内外出版社より発売中だ。
正確で分かりやすいアトピーの本
「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア」1500円(税別)は、「アトピー性皮膚炎の基本」「スキンケア」「薬物療法」「悪化要因対策」の4章仕立てで構成。全章を通して、マンガページと文章ページを交互に掲載している。
同書は、初めての子育てにとまどいながらも仲良く暮らす山田家の赤ちゃん・柚希の肌が赤くなったことをきっかけにアトピー性皮膚炎を心配するプロローグに始まる。
マンガページには、小児科専門医でアレルギー専門医のさとう先生と、同じく専門医のほむほむ先生も登場。身体の洗い方などを分かりやすく示し、楽しく読み進めることができる。さらに病院や診療所などでは聞き忘れがちな保湿剤や薬の塗り方などのポイントが収録されるのもうれしい。
さらに文章ページでは、気になるプロアクティブ療法の効果についての研究結果も紹介されているので、アトピー性皮膚炎について深く知りたい、しっかり知識を得たいという人にもオススメだ。
「マンガでわかる! 子どものアトピー性皮膚炎のケア」は、アトピー性皮膚炎の肌ケアに悩んでいる人はもちろん医療関係者にもピッタリの一冊。ぜひこの機会にチェックしてみて。