新型コロナウイルスの影響で、食材はまとめて購入、冷蔵庫には買った食材がぎっしり!という状態の人も多いのでは。
せっかく買った食材はできるだけ長持ちさせて、最後までおいしくムダなく食べきりたいもの。しかし、数日たってから食べようとすると、なんだかおいしくないということも…。
そんなときにチェックしておきたいのが、主婦の友社から3月に発売された書籍『食品保存大全』。ムダを出さない保存テクニックが満載の同書を紹介しよう。
常備食材166種類の保存方法がわかる
『食品保存大全』は、まとめ買いした肉や野菜を長持ちさせ、食べきるための方法について書かれた本だ。買い置き食材を、いかにおいしく、ムダを出さず、長持ちさせるかの食品保存テクニックは必見!
多くの家庭にある常備食材166種に適した保存方法を、1種類ずつ細かく紹介しているため、これから暑くなる夏に向けて、さまざまな食材の保存に役立つだろう。
食品が傷んでしまう要因
買い物した直後は新鮮でも、数日たってから食べようとすると、風味が落ちていることがある。そんな場合は、保存方法が正しくないかもしれない。
同書が指摘する“食材が傷んでしまう7つの要因”は「水分、酸化、日焼け、保存する温度、腐敗、熟成、害虫」だという。また、肉・魚をおいしく保存するカギとなる「ドリップ」などについてもくわしく解説している。
たとえば、肉をトレーのまま冷凍してしまうと解凍時にドリップが出やすくなるため、冷凍する際には必ずトレーから出し、ラップで包んでファスナーつき保存袋に入れて冷凍するのがよいという。そのほか、野菜の冷凍保存方法などについてもていねいに紹介している。
『食品保存大全』の価格は1600円(税抜)。冷蔵庫にぎっしり入っている食材や、常温保存してある食材に、さっそくこれらのテクニックを使ってみたい。