福島市にある「高湯温泉」の天然入浴剤『湯の花』が500名に当たるキャンペーンが、5月13日(水)〜23日(土)の期間で開催されている。
9年間の温かい⽀援に対する感謝
同地域は、2011年の東日本大震災や原子力災害、2019年台風19号の被害などによって顧客激減を何度も経験してきた。そして、福島出身・古関裕而氏がモデルの朝ドラ『エール』による観光経済効果も、全国的移動自粛でほぼゼロ。期待がとても大きかっただけに、「高湯温泉」は落胆の思いだったという。
それでも同温泉ではこの9年間の温かい支援に感謝し、移動自粛で同温泉に来られない人にリラックスしてほしいとの想いから、今回のキャンペーンに至った。
じゃらん⼈気温泉地ランキングでNo.1に
開湯から約400年、7軒の温泉宿と1軒の公共浴場がある「高湯温泉」は、温泉浴槽すべてが源泉かけ流し。「じゃらん⼈気温泉地ランキング2017」では総合満⾜度の部でNo.1を獲得するなど、首都圏を中心に多くの来訪者がある硫黄泉の有名秘湯だ。
昔ながらの天然入浴剤『湯の花』
同温泉の『湯の花』は、昔から汗疹など皮膚の改善薬としても使われていたという。採取専用樋を使い、季節を選びながら時間をかけて「湯花」を乾燥させ、湯守り人が一つ一つ丁寧に作る。これほどまでに手間をかけるのは、遠方からの湯治客が、帰ってからもその薬効にあずかりたいという強い願いに応えるためなのだそう。
今回プレゼントされる『湯の花』は一袋約120g入りで、一般家庭の浴槽であれば6~7回ほど使用できる容量だ。
申込は福島市観光コンベンション協会HP(こらんしょふくしま)の専用ページから。高湯温泉の人々の心意気も感じられる昔ながらの天然入浴剤『湯の花』をゲットして、おうちで温泉気分を堪能してみては。
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