新型コロナウイルスの感染拡大により緊急事態宣言が発令された2020年4月。これまでに経験したことのない状況のもと、働く人々はどんな日々を過ごしていたのだろう?
タクシー運転手からホストクラブ経営者まで、コロナ禍で働く総勢77人の日々の記録をまとめたアンソロジー「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」が、左右社より6月中旬に刊行される。
全60職種・77人の日記
「仕事本 わたしたちの緊急事態日記」2000円(税別)には、タクシー運転手やスーパーの店員、ごみ清掃員、映画館副支配人、教師、介護士、葬儀社スタッフ、ホストクラブ経営者など、様々な立場で働いている人々の日記を収録。
他にも、水族館職員・美容師・馬の調教師・客室乗務員・イラストレーター・夫婦問題カウンセラー・精神科医・文化人類学者・振付家・落語家・内科医・専業主婦・旅行会社社員・台湾の蕎麦屋経営者・美術館館長・農業指導者・経営学者といった職業の人たちのエピソードが紹介されている。
人気作家や文化人も寄稿
さらに、クリープハイプ尾崎世界観さんや、漫画家のヤマシタトモコさん、映画監督の山下敦弘さん、占星術家の鏡リュウジさん、小説家の温又柔さんなど、話題の人気作家・文化人も書き下ろし原稿を寄稿。大橋裕之さん作の描き下ろし漫画も収録され、全60職種、77人のコロナ禍での生活を覗き見ることができる。
巻末には、2020年4月1日〜30日までの出来事を追ったコロナ年表付き。他人事ではない、今の状況を生き抜く人々の記録を、身近なものとして読んでみては?
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