木や自然の素材は、そのぬくもりが魅力だ。木造建物の中にいると、どこかホッとした気持ちになるのも、自然素材ならではの魅力のひとつ。
町の面積の約92%を森林が占める福井県池田町では、6月19日(金)、北陸最大級の屋内木育広場「あそびハウス こどもと森」がオープンする。
森林資源を活用する福井県池田町の取り組み
同町では、森林資源を生かし、自然と人、人と人がつながり、モノも人も経済もつながり循環させようという目的のもと「木望のまちプロジェクト」を立ち上げ、木育・木活施設「おもちゃハウスこどもと木」「ツリーピクニックアドベンチャーいけだ」などの運営のほか、木質バイオマスなど資源循環エネルギーの活用にも取り組んでいる。
北陸最大級の屋内木育広場がオープン
そんな池田町にこのたびオープンする屋内木育広場「あそびハウス こどもと森」では、木をたっぷり使用した約400平方メートルの空間。
施設内には、子どもたちの創造性を育てられるような遊びとプログラムを用意している。
『子どもたちが森や木とつながる場所をつくりたい』『豊かな森の魅力をまちづくりに活かしたい』などのコンセプトのもと、子どもたちが木に触れ、森を感じて遊ぶことができるアクティビティが充実!
施設内のスポットを紹介
施設内のスポットをいくつか紹介しよう。
<こどもの森アスレチック>は、小学生以上が利用できるジャングルジムホールで、山から掘り出してきた樹木や、木組みでできたジャングルジムで、登ったりくぐったりしながら、探検を楽しむ冒険遊びを楽しめる空間。
<組立おもちゃホール>は、子どもたち自身で考えて、おもちゃを使って遊びのアイデアをカタチにしていく、遊びの創造空間。世界の上質な木製おもちゃのほか、ここにしかないオリジナルの木のおもちゃを用意しているのも魅力!
また<クラフトルーム>では、木や自然の素材を使ったクラフト体験、簡単な木工体験ができ、週末にはワークショップの開催も予定している。
新型コロナウイルス感染症対策
同施設では当面のあいだ、新型コロナウイルス感染症対策として換気や消毒を徹底するほか、定員を半分に減らし、2時間ごとの交代制とする。
営業時間は、午前9時30分~午後4時で、6月19日のみ一般客受け入れは正午からとなる。なお休館日は毎週火曜日と年末年始で、火曜日が祝日の場合は祝日あけの平日が休館日となる。
利用料金は、大人(高校生以上)500円・小中学生800円・未就学児500円・0歳児は無料。
緊急事態宣言が全国的に解除され、自宅待機で外出を控えていた子どもたちを思いっきり遊ばせてあげたいものだ。
■「あそびハウス こどもと森」
住所:福井県今立郡池田町薮田4-1-1